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現代国際法の理論と実践

法学翻訳叢書 12

現代国際法の理論と実践

国際法の総体を具体的に捉え、一般的な理念・原則を明確化した名著の全訳。訳者による「オスカー・シャクターの国際法思考」も掲載。

著者 オスカー・シャクター
長谷川 正国
ジャンル 法律  > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 法律・政治  > 法学翻訳叢書
出版年月日 2020/11/30
ISBN 9784797261622
判型・ページ数 A5変・592ページ
定価 本体16,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『現代国際法の理論と実践(法学翻訳叢書12)』

 オスカー・シャクター 著/長谷川正国 訳


【目 次】


・訳者はしがき

序 文

◆第1章 国際法の性質と現実
  法の利用と権力の役割
  国際法の国家意思への依存

◆第2章 分裂した世界における政策、目的および規則
  法実務家の政策指向性
  国際法適用における政策および目的の適切な使用と不適切な使用
  国々の共有される諸目的
  多元社会における必要性の規則

◆第3章 客観性の探究:淵源、学者および裁判官
  淵源論と帰納的法学
  国際法学者の学問的著作
  実証主義を緩和する司法的決定
  裁判官の政策と信条

◆第4章 一般原則および衡平
  法の一般原則の広範な広がり
  衡平の多様な表明
  資源および境界に適用される衡平原則

◆第5章 国際成文法(lex scripta)
  法典化:科学的および政治的
  立法条約と国際レジーム
  変化しつつある国際社会における条約の増殖とその重要性

◆第6章 決議と政治的テクスト
  法の証拠としての国連総会決議
  不賛成国に対する多数決決議の効力
  政治的テクスト:非法的な性格の合意および宣言
  純粋に政治的な「非法的」文書の法的意味

◆第7章 武力の禁止
  国際連合の文脈
  第2条4項の意味
  武力干渉に対する同意
  領土主張
  人権のための武力行使
  自決および民族解放
  抑圧政権の打倒
  人命の保護
  法的権利を保護するための武力行使
  第2条4項はその法的効力を失ったのか

◆第8章 自衛のための武力行使
  自衛は法に服しうるか
  国際的監視
  自衛の特別法(lex specialis)
  法と説明責任
  先制的自衛と武力攻撃
  必要性と均衡性の要件
  集団的自衛
  国内紛争への武力干渉
  別の国のテロリストに対する武力行使
  反テロリスト活動に関する必要性と均衡性の要件
  免責事由としての緊急避難
  武力の法に関する結論的コメント

◆第9章 平和的救済手段:自力救済と対抗措置
  対抗措置としての復仇と返報
  通告および誠実の要件
  平和的解決に訴えることは復仇の条件か
  復仇としての条約義務の不履行
  均衡性の要件
  個人に向けられる対抗措置に対する制限
  共通の関心事の違反:対抗措置をとる第三国の権利
  返報の法的限界

◆第10章 国際的救済手段
  客観責任と救済の義務
  法的利益と侵害の要件
  多辺条約とerga omnesの義務の違反
  事前の交渉要件と国内的救済手段の完了
  非裁判的解決手段
  裁判の限定的利用
  司法判断適合的な問題と政治的問題

◆第11章 執 行
  執行に対するアンビバレンス
  国際司法裁判所による執行
  国連による国際司法裁判所判決の執行
  勝訴国による判決を執行するための行動
  国際組織による非司法的決定の執行
  私的訴訟を通じての執行

◆第12章 国家の管轄権
  ロチュース号事件に関する理論的な議論
  現代の議論
  規律管轄権の基礎
  裁判管轄権と執行管轄権
  合理性の要件
  「効果理論」
  開示命令と外国政府強制
  拡大しつつある普遍的管轄権の分野

◆第13章 新海洋法
  海洋における自由の浸食
  条約および慣習における新海洋法の複雑な構造
  沿岸国と海洋国との間の諸権利のバランス
  国家管轄権を越える共同の財産

◆第14章 国家主権と国際ビジネス
  天然資源に対する恒久主権
  国家と外国国民との間の「国際化された」契約
  契約の違反に関する国家責任
  安定化条項
  外国ビジネス企業に対する差別
  収用に対する補償
  自由化と民営化

◆第15章 国際人権
  いくつかの基本的な二律背反とジレンマ
  慣習国際法としての人権
  ユス・コーゲンスおよびerga omnesの義務としての人権
  政治と人権
  人権と経済発展
  経済的および社会的権利と国家の説明責任

◆第16章 環境保護
  概念および原則
  環境損害およびリスクの定義
  衝突する利益の観点より見た限定された防止義務
  通報義務、評価義務および協議義務
  ライアビリティーと補償
  執行および救済手段

◆第17章 集団的安全保障再論
  第7章の下での武力行使
  第43条に基づく特別協定
  国家憲法上の要件に関する含意
  権限および指揮
  目的と手段に対する法的制限
  国際連合軍に対する武力紛争法の適用
  自衛および国際連合の権限
  国連平和維持における武力行使
  平和維持に対する制限
  平和維持における武力行使
  地域的機構により授権された軍隊
  結論的コメント

〈付 録〉
◆1 非拘束的国際合意の黎明的存在
◆2 オスカー・シャクターの国際法思考――「国際義務の理論に向けて」論文の理解に向けて
  はじめに
 第1部 オスカー・シャクターの国際法思考
  Ⅰ マクドゥーガル理論の咀嚼
  Ⅱ 実証主義への傾斜
  Ⅲ マクドゥーガル理論批判の要点とマクドゥーガルの反論
  Ⅳ シャクター理論における目的(政策)概念の実証主義的構成
  Ⅴ 「国際義務の理論に向けて」論文の一つの解釈
 第2部 「国際義務の理論に向けて」論文(翻訳)
  Ⅰ 理論の実際的重要性
  Ⅱ 国際義務の理論に対するアプローチ


・訳者あとがき

・索 引

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内容説明

国際法の総体を具体的に捉え、一般的な理念・原則を明確化 ― ハーグ国際法アカデミーでの名講義
   
国際法の総体を具体的に捉え、一般的な理念・原則を明確化した名著。定評ある1982年のハーグ国際法アカデミーの一般講義を改訂・最新化した、“International Law in Theory and Practice”(1991)の全訳。訳者による、「オスカー・シャクターの国際法思考」等、〈付録〉も掲載した充実の書。
 

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