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検証可能な朝鮮半島非核化は実現できるか

検証可能な朝鮮半島非核化は実現できるか

合意遵守の検証という側面に注目し、朝鮮半島非核化実現の見通しを、最新の論点を踏まえて検討する。

著者 一政 祐行
ジャンル 法律  > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 一般  > 信山社ブックレット
出版年月日 2020/08/31
ISBN 9784797281521
判型・ページ数 4-6変・112ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『検証可能な朝鮮半島非核化は実現できるか(信山社ブックレット)』
 一政祐行(防衛研究所 政策研究部防衛政策研究室 主任研究官) 著

【目  次】

はしがき

1 北朝鮮は「責任ある核兵器保有国」なのか
(1) 核兵器は拡散させない
 核兵器不拡散条約(NPT)
 NPTの脱退
(2) 繰り返される安保理決議違反
 国際の平和と安全に対する明白な脅威 “shall”
 CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)
 日本の正当な外交姿勢
(3) 国際的に法的拘束力のないミサイル開発
 MTCR(ミサイル技術管理レジーム)
 HCOC(弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範)
(4) 揺らぐNPT体制
 核軍縮を巡る最終文書採択の失敗と対立
 「グランドバーゲン」
 核兵器禁止条約(TPNW)の採択

2 なぜ朝鮮半島「核危機」が起きたのか
(1) レーガン政権期の北朝鮮のNPT加盟
 米朝関係の構図
 IAEA加盟からNPT加盟へ
(2) ブッシュ(父)政権期の第一次核危機
 寧辺核施設の衛星写真
 朝鮮半島の非核化に関する共同宣言と南北基本合意
 第一次核危機
(3) クリントン政権期の米朝枠組み合意
 カーター特使の訪朝による危機の回避
 朝鮮半島枠組み合意
 凍結と監視
 軽水炉
 揺れ動いたミサイル交渉
 日本を飛び越えたテポドン1
 経済制裁の解除へ
 初の南北首脳会談
(4) ブッシュ政権期の第二次核危機と六者会合
 悪の枢軸
 NPT脱退宣言と第二次核危機
 六者会合(第1回~第3回)
 北朝鮮の核兵器保有宣言
 第4回六者会合共同声明
 朝鮮半島非核化と核計画放棄
 第5回六者会合
 共同声明の実施のための初期段階の措置
 第1回目の核実験
 第6回六者会合
 北朝鮮による核施設関連情報の申告
 非核化の検証メカニズム
 検証に関する米朝暫定合意
 六者会合の頓挫
(5) オバマ政権期の戦略的忍耐政策
 第2回目の核実験と秘密のウラン濃縮施設
 金正恩委員長への権力継承
 米朝間の取引の崩壊
 深まる孤立と相次ぐ核実験
 水爆実験声明
(6) トランプ政権と第三次核危機
 第三次核危機
 第6回目の核実験と電磁パルス(EMP)攻撃能力獲得宣言
 微笑み外交
 非核化の「リビアモデル」
 米朝首脳会談の実現とCVIDの行方への懸念
 最終的に完全に検証された非核化(FFVD)
 第2回米朝首脳会談とその頓挫
 交渉失敗要因に対する有識者の見解
 電撃的な第3回米朝首脳会談
 米朝間の思惑の乖離
 新型戦略兵器
 変化のなかの米朝関係

3 核実験とミサイル発射試験で北朝鮮が何を得たのか
(1) 核実験と繰り返されたミサイル発射試験
 核実験の目的
 北朝鮮の核実験とミサイル発射試験
 核兵器の生存性と第二撃能力
 ミサイル技術向上の可能性
(2) 核戦力構築までのリードタイム
 北朝鮮の核兵器庫
 核戦力構築までのリードタイム
 フランスの戦略核兵器開発事例
 フランスの戦術核兵器開発事例
 核兵器の小型化(弾頭化)プロセス
(3) 水爆と高高度核電磁パルス(HEMP)攻撃能力の獲得宣言
 核実験史とHEMP
 HEMPの発生原理
 核兵器の運用戦略とHEMP
 懸念される北朝鮮のHEMP攻撃能力

4 北朝鮮の核兵器計画をどう監視するか
(1) 国際的な核実験監視体制
 CTBTの検証制度
 自国の検証技術手段(NTM)
(2) 高まる衛星画像解析の価値
 衛星画像分析と“38North”
(3) 一度手にした核兵器を解体・廃棄できるのか
 南アフリカの核廃棄
 リビアの核兵器開発計画廃棄
 イラクでの大量破壊兵器査察
 非核化検証を北朝鮮に求める難しさ
 検証・査察と侵入度
 非核化と検証のタイムテーブル
 段階的な非核化の是非
 非核化のアプローチと合理性
 核計画の逆戻りには手遅れか
 求められる広い目配りと粘り強い外交努力

5 検証可能な非核化の現在と未来
(1) 検証可能な非核化とは何を意味するのか
 完全な申告
 核計画の申告から検証へ:有識者の議論
(2) CVIDとFFVD
 揺らぐ非核化のスローガン
 「完全な非核化」の含意
(3) 非核化を巡る新たな言説
 「3つのノー」
 「新たな3つのノー」
 条件付きの相互主義に基づく漸進的な非核化(CRID)
(4) 検証可能な非核化の実現に向けて
 核兵器の不可逆的な解体
 解体された核兵器の廃棄と検証
 英国=ノルウェーイニシアチブ(UKNI)
 核軍縮検証のための国際パートナーシップ(IPNDV)
 非核化への政治的・技術的課題

おわりに
参考文献

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内容説明

朝鮮半島非核化実現の見通しを、分かりやすく、最新の論点を踏まえて検討
 
北朝鮮の核兵器開発がもたらす第三次核危機の脅威。核ミサイルの非核化は遅々として進まず、世界中を翻弄する。本書は特に、合意遵守の検証という側面に注目し、朝鮮半島非核化実現の見通しを、最新の論点を踏まえて検討する。
 

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