女性の参画が政治を変える ー 候補者均等法の活かし方

女性の参画が政治を変える ー 候補者均等法の活かし方

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シンポジウム「男女がともにつくる民主政治を展望する」の記録を基に、学術の視点からの総括と、その実現のための現状と課題を探る。

著者 辻村 みよ子 編著
三浦 まり 編著
糠塚 康江 編著
ジャンル 法律  > ジェンダー法
政治・経済  > 政治学
法律  > 憲法
シリーズ 一般  > 信山社ブックレット
出版年月日 2020/02/29
ISBN 9784797286465
判型・ページ数 四六変・228ページ
定価 1,760円(税込)
在庫 在庫あり

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「男女がともにつくる民主政治」をめざして ― 学術の視野からの総括と、その実現のための現状と課題
 
日本学術会議シンポジウム「男女がともにつくる民主政治を展望する―政治分野における男女共同参画推進法の意義」の記録を基に、学術の視点からの総括と、その実現のための現状と課題を探る。各政党の代表者によるパネルディスカッションも掲載。
 
『女性の参画が政治を変える―候補者均等法の活かし方(信山社ブックレット)』

 辻村みよ子・三浦まり・糠塚康江 編著

【目 次】

・はしがき

◆Ⅰ 企画趣旨─日本学術会議の取り組みから〔三成美保〕

 1 日本政治における「ジェンダー不平等」
 2 政治への女性参画の重要性
 3 日本学術会議の取り組みから
 4 国際社会の動向と今後の日本の課題

◆Ⅱ 日本の現状とポジティブ・アクションの必要性〔辻村みよ子〕

 1 国際水準からみた日本の状況─GGI世界121位の現実
 2 政治分野の男女共同参画の課題
 3 ポジティブ・アクションの課題

◆Ⅲ 候補者均等法が切り拓く未来〔三浦まり〕

 はじめに
 1 立法の意義
 2 なぜ成立できたか
 3 候補者均等法の実効性
 4 さらなる活用に向けて
 おわりに

◆Ⅳ 候補者均等法の「一歩」が意味すること─私たちは「他の生き方ができる」〔糠塚康江〕

 はじめに
 1 候補者均等法の概要
 2 制定の背景─表象装置としての議会
 3 女性の政治参画促進の技法
 4 政党の「努力」─「理念」法,されど理念「法」
 おわりに─政治文化の変革を目指して

◆Ⅴ 選挙制度改革で地方議会を変える〔大山礼子〕

 1 地方議会の危機
 2 議員の偏りが政策の偏りをもたらす
 3 推進法の効果と限界
 4 現行選挙制度の問題点
 5 どのように選挙制度を改革すべきか
 6 新しい人材を地方議会に送るために
 7 意識の壁を乗り越える

◆Ⅵ 政党戦略とジェンダー─1990年代以降のイギリスにおける女性議員の増加〔武田宏子〕

 1 超党派の女性議員による「イギリス統合」のための内閣構想
 2 政権奪還の鍵としての女性有権者─1997年総選挙に向けての労働党による党改革
 3 2010年総選挙に向けての保守党改革
 4 政党戦略とジェンダー平等の間で

◆Ⅶ 女性候補者のなり手を増やすための試み─パリテ・アカデミーの実践が示唆すること〔申 琪榮〕

 はじめに
 1 パリテ・アカデミーのミッション─新しい政治の担い手
 2 「若手女性」に重点を置く意味
 3 パリテ・アカデミーの方法論
 4 パリテ・アカデミーを実践してみて
 5 パリテ・アカデミーの成果
 おわりに

◆Ⅷ 議員立法「政治分野の男女共同参画推進法」制定と市民団体・Qの会の関わり〔川橋幸子〕

 1 2018年5月我が国初の法制化実現
 2 法施行1年目─統一地方選,参院選
 おわりに

◆Ⅸ 男女がともにつくる民主主義─候補者均等法を育てる(パネル・ディスカッション)

◆Ⅹ パネルと政党・会場アンケートのまとめ

 1 政治分野における男女共同参画の推進に関する法律を育てる〔紙谷雅子〕
 2 「政党アンケート」結果を読む〔糠塚康江〕
 3 日本学術会議シンポジウム(2019年4月6日)会場アンケート〔廣瀬真理子〕

・おわりに〔吉田克己〕

〔参考資料篇〕
資料1 政治分野における男女共同参画の推進に関する法律 関連
資料2 政党アンケート
資料3 数字で見る政党と女性議員〔紙谷雅子作成〕

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