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表現・集団・国家―カール・シュミットの映画検閲論をめぐる一考察

学術選書196

表現・集団・国家―カール・シュミットの映画検閲論をめぐる一考察

個人を集団に引き込む表現に、どう向き合うか。ヴァイマール共和国期の公法学説が示した答えを検討する。

著者 阿部 和文
ジャンル 法律  > 憲法
シリーズ 法律・政治  > 学術選書
出版年月日 2019/12/31
ISBN 9784797267969
判型・ページ数 A5変・296ページ
定価 本体6,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『表現・集団・国家 ― カール・シュミットの映画検閲論をめぐる一考察』

 阿部和文(大阪市立大学大学院法学研究科准教授) 著


【目 次】

・はしがき

◆序 章

 第一節 本書の問題関心:表現の自由の解釈論をめぐって
 第二節 題材選択の理由
 第三節 既往の研究
 第四節 本書の構成

◆第一章 設問の確定

 章 序
 第一節 法令上の与件:WRV第118条及び1920年映画法
  第一款 WRV第118条
  第二款 1920年5月12日の映画法
 第二節 テクスト及び設問の確定
  第一款 テクストA:『憲法論』
  第二款 テクストB:「ドイツに於ける全体国家の発展」「現代国家の権力状況」
  第三款 設問及び検討の指針

◆第二章 検討の前提:映画検閲をめぐる議論の概況

 章 序
 第一節 法実務に於ける議論:立法府の討論を素材として
  第一款 第二帝政期ライヒ議会
  第二款 憲法制定国民会議
  第三款 ライヒ議会での映画法をめぐる審議
  第四款 小 括
 第二節 学 説
  第一款 第二帝政期
  第二款 WRV期
  第三款 小 括

◆第三章 分析1:映画検閲と「討論」の観念

 第一節 「意見」の概念
  第一款 第二帝政期
  第二款 WRV期
 第二節 基本権論に於ける意見表明の自由の位置
  第一款 WRV第二編に関する基本的態度
  第二款 「真正の基本権」とその分類・限界
  第三款 「一般的法律」の解釈と「真正の基本権」
 第三節 市民的法治国に於ける意見表明の自由・「討論」の原理
  第一款 基本権と市民的法治国・自由主義
  第二款 自由主義の基本原理:「討論」の観念
  第三款 「討論」の衰退
  第四款 補論・シュミットの自由主義論に関する評価
 第四節 「政治的なもの」の概念
 第五節 小 括

◆第四章 分析2:映画検閲と国家の存立

 章 序
 第一節 テクストBの位置づけ
  第一款 「ドイツにおける全体国家の発展」
  第二款 「現代国家の権力状況」
  第三款 小 括
 第二節 「全体国家」論の由来:「量的全体国家」論の検討
  第一款 全体国家論の端緒:「全体国家への転換」
  第二款 「量的全体国家」論の誕生と展開
 第三節 理想像としての「全体国家」:「質的全体国家」論の検討
  第一款 「政党連合国家」とその対重:「国家の内政上の中立性という問題」
  第二款 国家の任務・「正常な状況」:「国家倫理と多元的国家」
  第三款 友・敵区別と内戦の抑止:1932年版『政治的なものの概念』
  第四款 「技術」の独占という責務:「構成的憲法問題」「強い国家と健全な経済」
  第五款 小 括
  第六款 補論:「市民的教養」への期待?:「フーゴー・プロイス」
 第四節 「技術」の独占と「意見形成」の変性
  第一款 予備的検討
  第二款 「意見表明の自由」の変性:「プレスと公論」
  第三款 「プレス」の「自由」:「自由権と制度体保障」
  第四款 国家にとっての「技術」の問題性
 第五節 小 括

◆第五章 設問への回答

 章 序
 第一節 検討の結果
 第二節 同時代への位置付け

◆終 章


・文献一覧(巻末)
・索 引(巻末)

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内容説明

自由な表現と国家の緊張関係
 
個人を集団に引き込む表現に、どう向き合うか。ヴァイマール共和国期の公法学説が示した答えを検討する。
〈目次〉序章/第一章 設問の確定/第二章 検討の前提:映画検閲をめぐる議論の概況/第三章 分析1:映画検閲と「討論」の観念/第四章 分析2:映画検閲と国家の存立/第五章 設問への回答/終章

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