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刑法ガイドマップ(総論)

刑法ガイドマップ(総論)

法曹に必要な刑法運用能力を効率的・効果的に養う実践的テキスト。クリエイティブな問題解決能力が身につく新感覚の実務刑法学入門。

著者 辰井 聡子
和田 俊憲
ジャンル 法律  > 刑事法  > 刑法
出版年月日 2019/05/29
ISBN 9784797255966
判型・ページ数 A5変・212ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『刑法ガイドマップ(総論)』

   辰井聡子・和田俊憲 著


【目 次】

・はしがき
・本書の目標と効果的な使い方

◆序 章 「犯罪論」をイメージしよう

   1 法律の世界における「犯罪」
   2 犯罪論の用語と約束事

◆第1章 犯罪の客観面――実行行為,因果関係,実行の着手

 基本の知識と考え方 
  ■ はじめに
  ■ 実行行為は結果発生の危険性
  ■ 事実的因果関係(条件関係)は「あれなければこれなし」
  ■ 法的因果関係は「危険の実現」
  ■ 未遂に終わる場合――実行の着手
 事案の解決 
   1 法的因果関係――「危険の実現」はどのようなときに認められるか
   2 間接正犯
   3 未遂――実行の着手
 コラム① 犯罪の成立と犯罪の終了

◆第2章 犯罪の主観面――故意

 基本の知識と考え方 
  ■ はじめに
  ■ 故意は「犯罪事実の認識・認容」
  ■ 故意の構成要件関連性
  ■ 犯罪事実とは――構成要件該当事実+違法性阻却事由の不存在
  ■ 構成要件該当事実の認識とは――意味の認識
  ■ 故意の限界――未必の故意と認識ある過失の区別
  ■ 違法性の意識は故意の要素ではない
  ■ 事実の錯誤と違法性の錯誤――違法性の錯誤は故意に影響しない
  ■ 違法性の錯誤
 事案の解決 
   1 未必の故意
   2 構成要件該当事実の認識――故意の構成要件関連性
   3 事実の錯誤と違法性の錯誤の区別
   4 違法性の意識の可能性
 コラム② 責任能力
 コラム③ 原因において自由な行為


●初学者のための答案の書き方


◆第3章 共犯の基礎

 基本の知識と考え方 
  ■ 「他人の行為の分まで刑事責任を負わせる」のが共犯
  ■ 処罰根拠は単独正犯と同じ――因果共犯論
  ■ 共犯の因果性――正犯行為の促進・容易化
  ■ 共犯の構成要件該当性,故意,罪名
 事案の解決 
   1 共謀の射程
   2 承継的共犯
 エクスカーション① 同時傷害の特例(207条)

◆第4章 共犯の三類型――共同正犯,教唆犯,幇助犯

 基本の知識と考え方 
  ■ 共犯の三類型
  ■ 共同正犯
  ■ 教 唆 犯
  ■ 幇 助 犯
  ■ 片面的共犯
 事案の解決 
   1 正犯と共犯の区別
 エクスカーション② 共謀共同正犯

◆第5章 違法性阻却事由

 基本の知識と考え方 
  ■ はじめに――構成要件該当性と違法性阻却
  ■ 正当行為――法定の違法性阻却事由①
  ■ 違法性阻却の実質的原理
  ■ 正当防衛と緊急避難――法定の違法性阻却事由②③
  ■ 緊急避難(37条)――優越的利益保護の原理
  ■ 被害者の同意――法益性の欠如の原理
 事案の解決 
   1 正当防衛と緊急避難の区別
   2 自招危難
   3 過剰避難
   4 同意の有効性――錯誤に基づく被害者の同意
   5 危険の引受け
  コラム④ 終末期医療と刑法
  重要判例を読み解く① 早すぎた構成要件の実現――クロロホルム事件

◆第6章 正当防衛

 基本の知識と考え方 
  ■ 正当防衛は正vs不正
  ■ 正当防衛状況
  ■ 防衛行為
  ■ 過剰防衛
  ■ 質的過剰と量的過剰
 事案の解決 
   1 侵害の急迫性
   2 侵害の予期と急迫性
   3 自ら招いた正当防衛状況(自招防衛)
   4 防衛の意思
   5 相当性の判断方法
   6 過剰防衛の限界――量的過剰

◆第7章 事実の錯誤

 基本の知識と考え方 
  ■ はじめに
  ■ 事実の錯誤の処理は,「構成要件的重なり合いが認められるかどうか」
  ■ 事実の錯誤の三類型
  ■ 抽象的事実の錯誤
  ■ 誤想防衛――違法性阻却事由の錯誤
 事案の解決 
   1 方法の錯誤
   2 抽象的事実の錯誤
   3 誤想防衛
   4 早すぎた構成要件の実現
 エクスカーション③ 方法の錯誤に関する学説の対立――具体的(法定的)符合説

◆第8章 不作為犯

 基本の知識と考え方 
  ■ 不作為犯とは
  ■ 不作為犯の実行行為
  ■ 不作為の因果関係
 事案の解決 
   1 作為義務
   2 不作為の因果関係と実行行為
 重要判例を読み解く② 不作為による殺人――シャクティパット事件

◆第9章 過 失 犯

 基本の知識と考え方 
  ■ はじめに
  ■ 過失犯の実行行為は「義務違反」
  ■ 事実的因果関係は「結果回避可能性」
  ■ 法的因果関係も必要ではあるが…
  ■ 過失責任を基礎づけるのは予見可能性
 事案の解決 
   1 過失犯の成立要件
   2 監督過失
 エクスカーション④ 旧過失論vs新過失論

◆第10章 中 止 犯

 基本の知識と考え方 
  ■ 中止犯とは
  ■ 「引き返すための金の橋」
  ■ 成立要件は犯罪の逆ベクトル
  ■ 中止行為――着手中止と実行中止
  ■ 中止行為と結果不発生の因果関係
  ■ 任 意 性
  ■ 中止犯の判例――古すぎるが,どうか…
 事案の解決 
   1 中止行為
   2 任 意 性

◆第11章 共犯の諸問題

 事案の解決 
   1 共犯と身分
   2 共犯と錯誤
   3 共犯と違法性阻却事由
   4 不作為による共犯
   5 過失の共犯
 重要判例を読み解く③ チーム医療における各医師の刑事責任――最決平成17年11月15日刑集59巻9号1558頁を素材として

◆第12章 罪  数

 基本の知識と考え方 
  ■ 罪数論とはなにか
  ■ 罪数の4形態
   1 法条競合
   2 包括一罪
   3 科刑上一罪
   4 併 合 罪
  ■ 罪数処理は川の流れのように
 事案の解決 
   1 法条競合
   2 包括一罪
   3 観念的競合
   4 牽連犯と併合罪の区別
   5 かすがい現象
 コラム⑤ 刑法の適用範囲

◆第13章 刑法の基礎理論

 基本の知識と考え方 
  ■ はじめに
  ■ 罪刑法定主義
  ■ 法益保護主義――刑法の役割
  ■ 責任主義――刑罰の目的・機能
  ■ 刑法の補充性・謙抑性
 エクスカーション⑤ 外務省機密漏洩事件
 エクスカーション⑥ 本書の章立て――標準的な教科書(体系書)との異同

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●平成22年・23年 司法試験〔第1問〕解答例

  平成22年 司法試験〔第1問〕 解答例
  平成23年 司法試験〔第1問〕 解答例

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事項索引
判例索引

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内容説明

歩きながら考える」ー新感覚の司法試験への実践的テキスト
 
法曹に必要な刑法運用能力を効率的・効果的に養う、司法試験を目指す方々必読の実践的テキスト。「歩きながら考える」をコンセプトに、クリエイティブな問題解決能力が身につく、新感覚の〈実務刑法学入門〉。
 

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