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地球社会法学への誘い  新刊

学術選書181

地球社会法学への誘い

余りにも細分化され過ぎた現代の法律学諸分野を誰もが理解できるように横断的に捉え直す、将来への貴重な提案。

著者 山内 惟介
ジャンル 法律
シリーズ 法律・政治 > 学術選書
出版年月日 2018/10/25
ISBN 9784797267815
判型・ページ数 A5変・316ページ
定価 本体8,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『地球社会法学への誘い』

  山内惟介(中央大学名誉教授) 著


【目  次】

・はしがき

◆ 第Ⅰ部 伝統的法律学への疑問 ◆

◇第1章 伝統的法律学に未来はあるか?――シェヴロン対エクアドル事件の教訓

 Ⅰ 問題の所在
 Ⅱ シェヴロン対エクアドル事件
  1 事案の概要
  2 法 廷 闘 争
 Ⅲ 伝統的法律学からみた評価
  1 国家法の視点
  2 国際法の視点
 Ⅳ 法律学における教訓
  1 現状と課題
  2 解決の視点
 Ⅴ 結びに代えて

◇第2章 法律学における2008年食糧危機の教訓――「国際化」から「地球社会化」への転換

 Ⅰ は じ め に
 Ⅱ 素材の紹介
  1 「コメ貿易の背徳」
  2 「収穫は誰のもの」
 Ⅲ 法律学における教訓
  1 基本的視座
  2 パラダイムの転換
  3 食糧危機への適用
 Ⅳ 結びに代えて

◇第3章 法律学における“人口増加”問題の教訓――「国家法学」から「地球社会法学」への転換

 Ⅰ 問題の所在
 Ⅱ 素材の紹介
  1 人口削減支持説
  2 生活方法改善説
 Ⅲ 法律学における教訓
  1 争点整理とシナリオ
  2 伝統的法律学とパラダイムの転換
 Ⅳ 結びに代えて

◇第4章 法律学における“大規模感染症”の教訓――「文明論的視点」から「文化論的視点」への転換

 Ⅰ 問題の所在
 Ⅱ 素材の紹介
  1 「史上最悪の感染拡大――エボラ 闘いの記録」
  2 「迫りくる蚊の脅威――感染症からどう身を守る」
  3 「ウイルス“大感染時代”――忍び寄るパンデミック」
  4 「見えざる病原体」
 Ⅲ 法律学における教訓
 Ⅳ 結びに代えて


◆ 第Ⅱ部 講 演 ◆

◇第1章 21世紀法律学の課題と法律家の責任――国際企業関係法学科4半世紀の経験を踏まえて

 Ⅰ は じ め に
 Ⅱ これまでの法律学に対する評価
  1 問題の所在――ドネガル・インターナショナル・リミティッド対ザンビア共和国事件
  2 法律学の前提に対する疑問
  3 現代の法律学に対する疑問
  4 ま と め
 Ⅲ 21世紀法律学の課題
  1 地球社会法学の構想
  2 予防法学の確立
  3 「比較法文化論」が果たすべき役割
 Ⅳ 21世紀法律家の責任
 Ⅴ 国際企業関係法学科の過去,現在,未来
  1 創設の経緯
  2 現状と課題
 Ⅵ む す び

◇第2章 比較法研究の課題――明治大学法学部付属比較法研究所への期待を込めて

 Ⅰ は じ め に
 Ⅱ 前提の確認――伝統的な理解における法律学と比較法学
 Ⅲ 実質的観点――比較法学における課題
  1 比較法学の体系性
  2 「比較」という行為の意味内容
  3 21世紀の比較法学における比較の対象
 Ⅳ 形式的観点――比較法研究所の類型と役割
  1 マックス・プランク学術振興協会設置の研究所
  2 スイス国立比較法研究所
  3 ドイツ諸大学法学部付置研究所ほか
 Ⅴ 視点の転換――21世紀のあるべき法律学と比較法学・比較法研究所
  1 主題の選択――国益追求に代えて,「地球的課題」への挑戦
  2 活動成果の共有化――成果の内外への継続的発信
  3 国際的共同研究の組織化
 Ⅵ む す び

◆第Ⅲ部 ドイツ法との対話 ◆

◇第1章 Die Rechtswissenschaft im 21.Jahrhundert――Umorientierung vom nationalen Recht zum globalen Recht

 Ⅰ Abreise―Erfahrung in Münster
 Ⅱ Traditionelle Rechtswissenschaft
 Ⅲ Diskrepanz zwischen Rechtswissenschaft und sozialer Wirklichkeit
 Ⅳ Globale Rechtswissenschaft
 Ⅴ Rechtsvergleichung
 Ⅵ Zum Schluss

◇第2章 Aufgabe der Weltjuristen im 21. Jahrhundert

 Ⅰ Danksagung
 Ⅱ Aufgabe des Rechts in der heutigen Zeit
 Ⅲ Aufgabe der Juristen in der heutigen Zeit


事項・人名索引(巻末)

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内容説明

世界の法律学は、はたしてわれわれが住む地球社会の役に立っているのだろうか……かねてからの著者の違和感から、伝統的法律学への懐疑論を提示し、民事法・公法・刑事法・基礎法といった古典的分類に代わる、新しい分類体系を考究し、余りにも細分化され過ぎた現代の法律学諸分野を誰もが理解できるように横断的に捉え直す、将来への貴重な提案。21世紀の法律学を真に魅力あるものとするために必読の書。
 

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