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イギリス憲法(第2版)

イギリス憲法(第2版)

混迷を深めるイギリス社会の現状、その亀裂の真相を分析・考究した渾身の第2版

著者 戒能 通厚
ジャンル 法律  > 司法/裁判制度/弁護士論
法律  > 外国法/比較法
法律  > 憲法
シリーズ 法律・政治  > 法律学の森
出版年月日 2018/07/30
ISBN 9784797223996
判型・ページ数 A5変580ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

  『イギリス憲法〔第2版〕(法律学の森)』

  戒能通厚(早稲田大学名誉教授) 著

【目  次】

第2版はしがき
はしがき(初版)

◆第Ⅰ編 現代イギリス憲法◆

補論 現代イギリス社会
Ⅰ 現代の社会状況
Ⅱ 初版第Ⅰ編への補論
Ⅲ 多元的社会論と共同体
Ⅳ 資本主義論と現代法論
 1 はじめに
 2 イギリス,イギリス憲法,ウェストミンスター・モデル
  2.1 概説(26)  2.2 マグナ・カルタの「再生」
 3 コモン・ローの救済システム
  3.1 はじめに 3.2 ダイシー理論と執行権の概念 3.3 フランクス・レポート以降 
  3.4 憲法的習律と憲法理論の対抗
 4 ブレアの時代
  4.1 ブレアの「憲法観」 4.2 ブレアの憲法改革
 5 憲法と多元的社会との連鎖そして「シティズンシップ」
 6 スカーマン卿の予言
  6.1 コモン・ローの限界とその克服の模索 6.2 福祉国家の解体とそれへの対抗
 7 「市民権」
  7.1 市民権と福祉国家 7.2 国家の撤退と行政組織 7.3 司法の独立とブレア
  7.4 司法の「積極化」と司法の独立(84)
 8 EUとの「協調」
  8.1 EU法と究極の主権論 8.2 社会権とEU法 8.3 「社会的ヨーロッパ」とEU基本権憲章
  8.4 EUとイギリスの地方政府・自治のモデル 8.5 3つの円とイギリス 8.6 EU脱退の可否を問うレファレンダム
  8.7 最高裁判決の結論と法案提出 8.8 白書の発表と「大廃止法案」
 裁判所構成図
 判例の引用法 neutral citation

◆第Ⅱ編 イギリス憲法史◆

補論 イギリス憲法史の概観
Ⅰ 概  観
Ⅱ イギリス憲法論議によせて
第1章 憲法思想の諸潮流と理論
 1 「変化する憲法論」の史的文脈
 2 「機能主義法学」の史的文脈
 3 「法と世論」の関係論
 4 「政治的憲法」論の展開
 5 「イギリス」憲法論と「帝国」
  5.1 帝国と憲法 5.2 「支配の代償」と帝国のイデオロギー
 6 帝国の崩壊と自由論
  6.1 新自由主義の台頭 6.2 労働党と社会主義 6.3 イギリス没落の要因論
 7 ヒューマニズム歴史観と「機能主義様式の公法学」

第2章 「原型」としてのイギリス憲法と「階級論」
 1 憲法と「法の支配」論
  1.1 裁判官と行政権 1.2 トムソンと階級論
 2 トーマス・ペインという存在
  3 階級文化と共和主義・立憲主義
 4 トムソンの「法の支配」論とブラックストーン
 5 ブラックストーン理論の位相
 6 ブラックストーンの「絶対権」論

第3章 憲法史における連続と断絶
 1 「コモン・ロー連続説」の歴史的基盤
 2 古来の国制論から統治する議会へ
 3 いわゆる「修正・批判」学派の歴史観の生成
 4 「修正・批判」学派への応答
 5 市民革命前夜

第4章 市民革命論の再定位
 1 比較経済史学派の問題意識の重要性
 2 「ブルジョワ革命論」とその「再生」
 3 革命の終焉からもうひとつの「革命」へ

第5章 名誉革命と名誉革命体制の再定位
 1 名誉革命前夜の状態
 2 名誉革命の「プロセス的構造」
 3 ハイポリティクスの「制度化」
 4 「法の沈黙」
 5 封建制の「特殊構造」と民兵問題
 6 名誉革命への「軍事的」文脈
 7 名誉革命への「帝国」的文脈
 8 名誉革命の「宗教的」文脈

第6章 名誉革命の法構造
 1 Revolution Settlement
 2 「権利章典」の歴史的性格
 3 「王位継承法」と裁判官

第7章 近代憲法史と土地所有権法の連鎖
 1 「政治的信託」論
 2 統治の解体論と「フォーク・ロー」
 3 共同体と「行政」の関係の問題性格
 4 都市の「自治」とコモンズ
 5 入会地と緑地─公衆への開放
 6 「歴史概念」としてのコモンズ
 7 コモナー理論
 8 共同の象徴としての共同権・入会権
 9 フォレストの「開放」
 10 フォレスト法による「逆転」の展開
 11 労働者住宅問題との接合
 12 湖水地方をめぐる攻防
 13 ナショナル・トラストの誕生

第8章 イギリス近代と多元的社会の法構造
 1 イギリスの奴隷制
  1.1 「奴隷船」 1.2 ジャマイカ事件 1.3 サマセット事件
 2 雇用契約法の歴史的分析と「労働契約論争」
 3 救貧法とヴォランタリズム
  3.1 小経営の「終焉」と救貧法 3.2 「定住法」と「自由なる」賃労働者=「産業予備軍」の形成
  3.3 友愛協会
 4 アソシエーション
  4.1 マンチェスターとロンドン 4.2 租税と統治の構造 4.3 アソシエーションをめぐる論争的状況
  4.4 南海泡沫事件 4.5 株式会社生成史
 5 信託と統治構造論の問題性格
 6 信託の社会的機能
  6.1 イングランド信託法の特色
 7 信託と国家

終章 車輪は一回転して

補論 市民革命論は「消滅」したのか─憲法史研究の方法によせて─
 1 はじめに
 2 法の歴史理論と市民法論の交錯
 3 市民革命論の再定位
 4 おわりに
 
和文・事項索引
欧文・事項索引
判例索引

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内容説明

好評の学術体系書が、早くも改訂!!
 
EU交渉で民主主義の再生は可能か。希望をこめ、更なる挑戦を試みた力作。混迷を深めるイギリス社会の現状、その亀裂の真相を分析・考究した渾身の第2版。1972年EU法“大廃止法"の成立に至るまでの激動を克明に描き、現代法学の方法論批判に及ぶ補論を加えて、初版を一新。

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