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法と哲学 第4号  新刊

法と哲学 第4号

法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉を創発。本号は、井上による<巻頭言>「虚偽が真実に勝つのか?」を掲載。

著者 井上 達夫 編集代表・著
長尾 龍一
森村 進
木山 幸輔
山内 志朗
宇野 重規
若松 良樹
ジャンル 法律 > 法哲学
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2018/07/15
ISBN 9784797298642
判型・ページ数 菊判変・146ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『法と哲学第4号』

  井上達夫(東京大学大学院法学政治学研究科教授) 責任編集


【目 次】


<巻頭言> 虚偽が真理に勝つのか?〔井上達夫〕


◆◇論 説◇◆ 

◆1 政治神学としての宣長国学〔長尾龍一〕

 Ⅰ 神学について
 Ⅱ 「政治神学」について
 Ⅲ 極東の中の日本
 Ⅳ 宣長の啓示神学
 Ⅴ 宣長の自然神学
 Ⅵ 宣長の歴史神学

◆2 法は幸福を部分的にしか現実化しない,そしてそれには理由がある〔森村 進〕

 Ⅰ 序
 Ⅱ 法は個々人の幸福を保護・尊重しているか,またすべきか―いずれについてもある程度までは然り
 Ⅲ 法は個々人の幸福を増進・実現しているか,またすべきか―いずれについても多くの場合は否
 Ⅳ 法は社会全体の幸福を増進・実現しているか,またすべきか?
 Ⅴ 個々人の幸福は社会にとってどれほど重要なのか

◆3 人権の哲学の対立において自然本性的構想を擁護する:チャールズ・ベイツによる批判への応答〔木山幸輔〕

 Ⅰ 序論―人権の哲学における対立,ベイツの政治的(実践的)構想,本稿の射程
 Ⅱ 自然本性的構想:ベイツによる定式化と拒絶
 Ⅲ 実践独立性へのベイツの批判と応答:実践の地位,人権宣言の地位,そして尊厳
 Ⅳ 前制度性へのベイツの批判と応答:実践における権利との乖離,抽象的権利と具体的権利
 Ⅴ 全時空性へのベイツの批判と応答:人権の制度・脅威との関係
 Ⅵ 人間性依拠性へのベイツの批判と応答:受益者利益性,貢献の自然的理由性
 Ⅶ 結  論

◆◇書 評◇◆ 

◆1 小林公『ウィリアム・オッカム研究』(勁草書房,2015年)〔山内志朗〕

 1 第一部 法・政治思想
 2 第二部 哲学・神学思想

◆2 政治的責務論から国家を論じる壮大な試み〔宇野重規〕
[瀧川裕英『国家の哲学』(東京大学出版会,2017年)]

 Ⅰ はじめに―現代的な問題設定
 Ⅱ 関係的責務論―検討の対象外?
 Ⅲ 同意論―維持可能か?
 Ⅳ 利益論―合理性と道徳性
 Ⅴ 哲学的アナキズム―意外と説得的?
 Ⅵ 正義の自然義務論
 Ⅶ 終わりに―政治的責務は「派生」的なのか

◆3 生態的合理性の地平から―橋本努氏への応答〔若松良樹〕
[若松良樹『自由放任主義の乗り越え方』(勁草書房,2016年)への応答的書評]

 はじめに
 1 タイトル,そして拙著の狙いについて
 2 一匹目のキマイラについて
 3 二匹目のキマイラについて
 4 生態的合理性の基準について

------------------------------------------------------------

Ho to Tetsugaku

Edited by Tatsuo INOUE

[Law and Philosophy / Droit et philosophie / Recht und Philosophie]

No.4 June 2018

【Prologue】
Does Falsity Defeat the Truth? / Tatsuo INOUE

【Articles】
1. The Political Theology of Motoori Norinaga / Ryuichi NAGAO
2. Happiness Is Only Partly Realized by Law, And That Is for Good Reason / Susumu MORIMURA
3. Defending the Naturalistic Conception at the Confrontation of the Philosophy of Human Rights: A Response to Criticisms from Charles Beitz / Kosuke KIYAMA

【Book Reviews】
1. Review:Isao Kobayashi, A Study of William of Ockham / Shiro YAMAUCHI
2. A Great Attempt at the Philosophy of the State from the Viewpoint of Political Obligation: A Book Review of Hirohide Takikawa's Philosophy of the State. / Shigeki UNO
3. A Reply to Professor T. Hashimoto: A View from the Ecological Rationality / Yoshiki WAKAMATSU

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内容説明

学術世界の未来を拓く、研究雑誌。本号も、第一線の執筆陣が一堂に集い、〈面白き学知〉を創発

◎本号より、井上達夫による<巻頭言>を掲載◎
法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指して、法の現場から哲学に挑戦し、法学の前線から法を問い直す。第4号は井上による<巻頭言>「虚偽が真実に勝つのか?」を掲載。論説では、長尾(政治神学としての宣長国学)、森村(法が幸福を部分的にしか現実化しない理由)、木山(チャールズ・ベイツによる批判への応答)の3編に加え、山内、宇野、若松による書評3編を収録。益々充実の第4号が、待望の刊行!

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