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ブラジルの同性婚法 ― 判例による法生成と家族概念の転換  新刊

学術選書175

ブラジルの同性婚法 ― 判例による法生成と家族概念の転換

ブラジル同性婚の法的承認からの考究。「情愛」にもとづく家族法の普遍性から、ブラジル法と日本法に共通する現代家族法の展開を探る

著者 マシャド・ダニエル
大村 敦志
ジャンル 法律 > ジェンダー法
法律 > 外国法/比較法
法律 > 民法 > 家族法
法律 > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 法律・政治 > 学術選書
出版年月日 2018/05/30
ISBN 9784797267754
判型・ページ数 A5変・312ページ
定価 本体6,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『ブラジルの同性婚法 ― 判例による法生成と家族概念の転換』

  マシャド・ダニエル(東京大学大学院法学政治学研究科博士過程) 著

【目  次】

【序 文】(大村敦志)

・はじめに

◆第1章 ブラジル法の概略

 第1節 ブラジル法体系の特徴
  第1項 大陸法としてのブラジル法:日本との比較を射程に入れて
  第2項 ブラジルの連邦制
  第3項 ブラジルの法源(1) 制定法
  第4項 ブラジル法の法源(2) 判例と司法権
  第5項 ブラジル法曹界―学説と実務の接近
 第2節 ブラジル家族法概略
  第1項 ブラジル家族法の全体像
  第2項 非婚カップル制度の概略

◆第2章  顕在化した現象レベルでの同性カップルの法的承認の過程

 第1節 2011年連邦最高裁判決
  第1項 手続面―ADPF第132号とADI第4277 号
  第2項 判旨の内容―「家族団体」としての承認
 第2節 2011年連邦最高裁判決の反響
  第1項 立法府の機能不全
  第2項 2011年連邦最高裁判決の対世的効力とその限界
  第3項 同性間の婚姻の是非をめぐる議論
 第3節 2011年連邦高裁判決の意義と限界
  第1項 2011年連邦高裁判決の内容
  第2項 2011年連邦高裁判決の評価と限界
 第4節 国家司法審議会決議第175号
  第1項 国家司法審議会設置の背景
  第2項 2013年司法審決議第175号の内容
 小 括 ブラジルにおける同性カップル承認過程の再検討

◆第3章  背景にある観念レベルでの同性カップルの法的承認の過程―「婚姻の法」から「家族の法」への道程

 第1節 同性カップル「不存在」説の時代―あるいは,「婚姻の法」の時代
  第1項 同性カップルの「不存在」―「ソドミー」から「不存在」へ
  第2項 「婚姻の法」としての家族法
 第2節 同性カップルの「組合」の法的承認
  第1項 同性カップルの「組合」の承認
  第2項 1988年憲法制定による当初の変化
 第3節 「家族」としての同性カップル
  第1項 学説における同性カップルの「家族」化
  第2項 判例法における同性カップルの「家族」化
  第3項 「家族の法」の起源と定着
 小 括 ブラジル家族法の変容と2011年連邦最高裁判決の再検討

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内容説明

ブラジルにおける同性カップルの法的承認から見た最新テーマの分析と考究。「情愛」と家族関係の非打算性と新しい家族像とは。日本法における内縁保護法理に潜在する「愛」の価値と情愛論。「情愛」にもとづく家族法の普遍性から、ブラジル家族法と日本法に共通する、現代家族法の展開を探る。「序文」は大村敦志東京大学教授。

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