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憲法研究 第2号

憲法研究 第2号

憲法70年の憲法理論と運用を総括、憲法変動に対峙する理論の再構築。憲法学研究総合誌。特集「世界の憲法変動と民主主義」

著者 辻村 みよ子 責任編集・著
樋口 陽一 インタビュー
愛敬 浩二 聞き手
江島 晶子
吉田 徹
只野 雅人
植松 健一
大林 啓吾
國分 典子
川畑 博昭
大山 礼子
植村 勝慶
岡田 信弘
新井 誠
ジャンル 法律 > 憲法
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2018/04/30
ISBN 9784797265224
判型・ページ数 菊判変・208ページ
定価 本体2,900円+税
在庫 在庫あり
 

目次

  『憲法研究第2号』

  辻村みよ子(明治大学法科大学院教授) 責任編集

【目  次】


創刊にあたって(辻村みよ子)


◆特集:世界の憲法変動と民主主義◆

企画趣旨:憲法変動に対峙する憲法理論のために〔辻村みよ子〕
 Ⅰ 本誌1・2号のテーマと民主主義
 Ⅱ 特集1と世界の憲法変動
 Ⅲ 特集2と日本の課題
 Ⅳ 憲法変動に対峙する憲法理論のために

1 日本の「デモクラシー」と比較憲法学の課題〔樋口陽一:(聞き手)愛敬浩二〕


〈特集1〉 世界の憲法状況と民主主義

2 イギリスにおける2016年国民投票および2017年総選挙―「EU離脱」をめぐる民意と代表〔江島晶子〕
 Ⅰ はじめに―「2016年国民投票」とは何だったのか
 Ⅱ イギリスにおける国民投票
 Ⅲ 2016年国民投票
 Ⅳ 試される憲法原理
 Ⅴ おわりに

3 フランス大統領選とナショナル・ポピュリズム〔吉田 徹〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 政治空間の「三分割化」の進展とFNの伸長
 Ⅲ 大統領選の推移
 Ⅳ まとめと展望

4 2017年フランス国民議会選挙と憲法・選挙制度〔只野雅人〕
 Ⅰ はじめに―破壊と追認?
 Ⅱ 2017年国民議会選挙と選挙秩序
 Ⅲ 憲法改正論と選挙制度
 Ⅳ むすび

5 ドイツの民主政の現状と課題―2017年連邦議会選挙を挟んで〔植松健一〕
 はじめに
 Ⅰ „Politische Klasse”“ und „Lex AfD“
 Ⅱ 統治構造改革の課題
 Ⅲ 多党化にゆれる議会運営
 まとめにかえて

6 ソロンのディカステリア―アメリカの大統領制とポピュリズム〔大林啓吾〕
 序
 Ⅰ ポピュリズムとは何か
 Ⅱ ポピュリズムが憲法に突きつけるもの
 Ⅲ 人民立憲主義と人民主権論
 Ⅳ 憲法秩序内の人民立憲主義
 後  序

7 朴槿恵大統領弾劾と韓国の民主主義〔國分典子〕
 はじめに
 Ⅰ 弾劾事件の論点と判断
 Ⅱ 弾劾決定にみられる立憲主義と民主主義の関係
 Ⅲ 大統領罷免決定後の議論
 おわりに

8 ペルー社会の「憲法化」と憲法裁判の可能性―21世紀ラテンアメリカの憲法状況を見定めるための一つの傾向〔川畑博昭〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 21世紀ペルー政治の変動と憲法裁判―ペルーなりの突破口
 Ⅲ 憲法裁判が見せたペルーの過去,現在,未来―先住民問題と開発
 Ⅳ おわりに―国家間権力格差構造の現実の前で


〈特集2〉 日本の憲法状況と民主主義

9 審議回避の手段となった衆議院解散権―2017年解散総選挙と議会制民主主義―〔大山礼子〕
 Ⅰ 異例ずくめの「国難突破」解散
 Ⅱ 大義なき解散の常態化
 Ⅲ 国会審議を回避する内閣
 Ⅳ リーダーシップ強化の果て

10 解散権制約の試み―イギリス庶民院の解散制度の変更―〔植村勝慶〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 議会任期固定法の内容・背景・運用
 Ⅲ イギリス解散制度の位置づけ―他国との比較
 Ⅳ おわりに―日本への示唆

11 選挙制度改革の課題―参議院の議員定数不均衡問題を中心に―〔岡田信弘〕
 はじめに
 Ⅰ 本判決の内容
 Ⅱ 本判決の位置づけとメッセージ
 Ⅲ 本判決に対する「応答」としての合区解消論
 おわりに

〈書 評〉
糠塚康江編『代表制民主主義を再考する―選挙をめぐる三つの問い』(ナカニシヤ出版)〔新井 誠〕

■ 憲法年表(2017年10月1日~2018年3月31日)
■ 日本の憲法状況―憲法審査会の動向(2017年10月1日~2018年3月31日)
■ 国際学会等のご案内

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Kenpo-kenkyu
[Review of Constitutional Law -Revue de droit constitutionnel
-Zeitschrift für Verfassungsrecht]

No.2
May 2018

Special Edition: Constitutional Change and Democracy in Comparative Perspective

Interview:The Value of the Comparative Constitutional Law Studies to “Democracy” in Japan.
Yoichi HIGUCHI/Koji AIKYO

The Referendum of 23 June 2016 and the General Election of 8 June 2017 in the United Kingdom-The Will of the People and the Representatives in “Brexit”
Akiko EJIMA

The 2017 French Presidential Election and the National and Populism
Tôru YOSHIDA

The 2017 Legislative Elections, Constitution and Electoral Systems in France
Masahito TADANO

Bundestagwahl 2017 und Herausforderung der Demokratie in BRD
Kenich UEMATSU

Dikasteria of Solon
Keigo OBAYASHI

The Impeachment of Former President Park Geun-hye and Korean Democracy
Noriko KOKUBUN

La “constitucionalización” de la sociedad peruana y las posibilidades de la justicia constitucional: una tendencia para determinar la actualidad constitucional de América Latina en el siglo XXI
Hiroaki KAWABATA

Parliamentary Democracy at Stake : Dissolution in 2017
Reiko OYAMA

Constitutional Lessons of the Fixed-Term Parliaments Act 2011
Katsuyoshi UEMURA

Problems with the Reform of Electoral Systems-Mainly on the malapportionment of the House of Councilors
Nobuhiro OKADA

Book Review: Yasue NUKATSUKA (ed.), Representative Democracy Makoto ARAI

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内容説明

第2号は、特集「世界の憲法変動と民主主義」。辻村による企画趣旨の後、樋口陽一へのインタビュー(聞き手:愛敬)が目を引く。樋口憲法学の真髄に迫る、貴重な応答論考。世界各国の憲法状況を、イギリス(江島)、フランス(吉田、只野)、ドイツ(植松)、アメリカ(大林)、韓国(國分)、ペルー(川畑)、日本の憲法状況を、大山、植村、岡田ら11名の論客が揃う。新井による書評も掲載。
 

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