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法律の条文解釈入門[新版]―六法を引こう!―  新刊

六法を引こう!

法律の条文解釈入門[新版]―六法を引こう!―

初めて法を学ぶ法学部一年生や社会人を念頭においた法律条文の読み方入門書。法学初心者に六法の使い方を指南。

著者 小室 百合
ジャンル 法律
法律 > 六法/条約集
法律 > 入門
出版年月日 2018/02/28
ISBN 9784797227703
判型・ページ数 4-6変・268ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり
 

目次

  『法律の条文解釈入門(新版) 六法を引こう!』

  小室百合(神奈川大学法学部准教授) 著

【目  次】

◇第一部 基本編 六法を引こう!◇

 はじめに――初めて法を学ぶ人へ みなさんは雑すぎる

 ★第一編 卒業までの目標と、一年生の目標は、それぞれ何でしょうか?

 ★第二編 六法の使い方
  第一章 六法とは何でしょうか?
  第二章 一年生は、どの六法を買えばよいでしょうか?
  第三章 法律の探し方
   第一節 インデックスから探す(難易度☆)
   第二節 法令名索引から探す(難易度☆☆)
   第三節 目次から探す(難易度☆☆☆)
   第四節 法律の探し方のまとめ
  第四章 法律について六法から得られる情報
   第一節 情報の掲載箇所
   第二節 公布・施行・改正の期日
       1 公 布
       2 施 行
       3 改 正
       4 法令番号と施行根拠――裁判では過去の法律が蘇る
   第三節 「公布→施行」というプロセス(過程)
   第四節 立法は玉突き現象を起こす
   第五節 法治国家という矜持
  第五章 法律の目次
       1 目次の意義
       2 総論(総則)
       3 各論(各則)
       4 時系列
  第六章 条文の見出し
  第七章 参照条文
  第八章 条文の探し方
       1 必要な条文を法律の中から探す
       2 問題 女性が結婚できる年齢
       3 問題 司法官憲
  第九章 資料集
  第一〇章 総合事項索引と『法学用語辞典』

 ★第三編 条文の読み方
  第一章 条文を読む前に
   第一節 法律に矛盾はあるのでしょうか? それともないのでしょうか?
   第二節 条文の特徴
      一 条文の特徴を理解する
      二 条文は、基本的な単語の意味を説明しない
       1 社会常識の範疇とされる単語
       2 基本的な専門用語
      三 条文は、表やチャートを使わない
      四 法律は、あらゆる場合を想定している
  第二章 条文の引用の仕方
       1 引用の意義
       2 条
       3 項
       4 号
       5 柱 書
       6 但 書
  第三章 条文を声に出して読む
  第四章 「の」
  第五章 条文を読むときは、三つのことに気をつける
   第一節 主語に気をつける
   第二節 末尾に気をつける
       1 末尾の種類
       2 「できる」
       3 「する」
       4 「しなければならない」
   第三節 単語に気をつける
      一 日本語だと思わない。外国語だと思う!
      二 字面で意味を判断しない。――醤油は油ではない
      三 単語が違えば、意味が違う。絶対に違う。――法律の世界に同義語はない
      四 同じ単語でも、同じ意味とは限らない。意味が違うことがある。――多義語をマスターする
       1 多義語を理解する――「裁判」を例に
       2 日常会話の世界と法の世界では使われる言葉の意味が違う
       3 法学用語は、広義の意味と、狭義の意味の二通りの意味がある――上位概念と下位概念
       4 同じ法学用語でも、使われる領域(法律)が異なると、意味が違うことがある

 ★第四編 答案の書き方
       1 根拠法条を必ず書く
       2 問いに対する適切な条文を引用する
       3 原則から答える
       4 「憲法→法律」の序列を厳守する
       5 根拠法条は細部まで詰めて書く
       6 根拠法条がない場合は、ないと言い切る

 まとめ

   コラム① アガサ・クリスティーは偉大だ!
   コラム② M先生の教え「六法を引いて、引いて、引きまくれ!」
   コラム③ 逃がした魚は、アメリカ大統領の地位だった?!
   コラム④ 編者とは何する人ぞ
   コラム⑤ 弁護士の仕事ぶり
   コラム⑥ 専門用語と日常用語はどうやって見分ければよいのですか?

◇第二部 応用編 明らかな間違いをしないようになろう!◇

 はじめに――法律解釈の正解は一つではないけれども、明らかな誤りはある。

 ★第一編 明らかな誤りとは何でしょうか
  第一章 条文の文言を見誤ると、0点の答案になってしまう――憲法一五条三項を例に――
       1 公務員志望の学生を黙らせる一言「へぇ~、選挙に出るつもりなんだ」
       2 「公務員の選挙」という文言は、「公務員を選挙で選べ」とは言っていない
  第二章 首尾一貫していない答案も、0点の答案になってしまう。
       1 「国家は法人か否か」――単語の理解とは、定義の暗唱ではない――
       2 「中絶を告白した有名人は、なぜ堕胎罪で処罰されないの」――思考の停止の条文解釈――
       3 「法廷では嘘をついてもいいの」――体系的理解(現行法全体から考える)の欠如――
       4 「自販機で缶珈琲を買った場合、売買契約が成立するのはいつ?」――自己の解答の矛盾――

 ★第二編 明らかな誤りをしないために
  第一章 議論こそが一番の力になる――カラオケ風会話ではなく議論をしよう――
  第二章 私が文理解釈だけを教える理由――多様な解釈は情熱から生まれるけれども、文理解釈だけは学習が必要である――
  第三章 文理解釈を身につけるための具体的な自習方法――比べて読もう!
   第一節 法分野が変わっても、同じ単語は同じ意味である――刑法、民法はテンでバラバラに作られているわけではない
   第二節 誰でも知っている単語という落とし穴
       1 試験には出ないのに、働き始めた公務員がぶち当たる壁「接続詞」
       2 うっかり間違え三〇〇〇万円の大損害。「行列」弁護士だって痛い目にあった「数値の副詞」
   第三節 長い条文は、怖くない。「じゃない方」がある。――条文を短くして読んでみよう――
   第四節 違う法律の条文を比べて読んでみる――全体は、部分に表れる
       1 名詞を比べて読んでみる――「物」「動産」「財物」
       2 動詞を比べて読んでみる――「~とする」「~とみなす」「~と推定する」
       3 同じ「自由心証主義」の条文を比べて読んでみる――民事訴訟法二四七条と刑事訴訟法三一八条
   第五節 条文解釈をマスターするための、お薦めの科目(法分野)
       1 国際私法を学ぶ――体系的理解を会得する一つの手段
       2 民事訴訟法と刑事訴訟法を比べて読む――比べやすい条文がたくさんある
       単位が取れない学生へ――
       1 電子辞書を止める
       2 訳が分からない単語・表現は、上位概念だと予想する
       3 答案では結論を書かないことにする!

   コラム① 法律のプロ中のプロ、一番の専門家は誰?
   コラム② 誰も信じてはならぬ。依頼人よ、あなたでさえも。
   コラム③ 検察官とは何者ぞ。
   コラム④ 眠ることが許されない機関。
   コラム⑤ 準法律家って何?
   コラム⑥ 究極の質問「法律って何ですか」――ブラジル憲法は世界一?

 参考資料1 「並びに」「及び」「又は」「若しくは」について
 参考資料2 旧刑法二二九条の適用対象について

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内容説明

【やさしい六法の引き方・使い方入門】この本は、法律を初めて学ぶ人(法学部一年生を始めとして社会人etc)を念頭において、六法の引き方、使い方、法律の条文読み方を、分かりやすく解説。法律の専門家になるわけではないけれど、法律の力を身につけるにはどうすればいいのか。法を学ぶにはまず条文が読めるようになろう!

本改訂版は、どうすれば〈六法を引いて(正しく)読む〉ことができるようになるのかを説く、「第2部応用編 明らかな間違いをしないようになろう!」を追加。初めて法を学ぶ法学部一年生や社会人を念頭においた法律条文の読み方入門書が益々充実!!

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