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ジェンダー法研究 第4号  新刊

ジェンダー法研究 第4号

実務と研究を架橋し新たな共生社会への展開をはかる、ジェンダー法学の研究雑誌。第4号、特集「安全保障関連法制とジェンダー」

著者 浅倉 むつ子 責任編集・著
若尾 典子
岡野 八代
近江 美保
川眞田 嘉壽子
松本 克美
清末 愛砂
海妻 径子
大脇 雅子
中野 麻美
皆川 満寿美
後藤 弘子
廣瀬 真理子
山下 泰子
ジャンル 法律 > ジェンダー法
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2017/12/02
ISBN 9784797268447
判型・ページ数 菊判変・224ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『ジェンダー法研究 第4号』

  浅倉むつ子(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集

【目  次】

特集:安全保障関連法制とジェンダー

◆1◆ 安保関連法とジェンダー〔若尾典子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 「安保関連法」と安保条約
 Ⅲ イラク戦争と自衛隊
 Ⅳ おわりに

◆2◆ フェミニズム理論と安全保障―24条「改正」論議を中心に―〔岡野八代〕

 Ⅰ はじめに なぜ,9条と24条なのか
 Ⅱ 安倍政権はなにを攻撃しているのか
 Ⅲ フェミニズム理論による,安全保障概念批判
 Ⅳ 結びにかえて 戦争国家との決別

◆3◆ 国際法から見た安全保障とジェンダー〔近江美保〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 国際法における安全保障
 Ⅲ 安全保障とジェンダーとの出会い
 Ⅳ おわりに

◆4◆ 女性・平和・安全保障に関する行動計画―その意義と課題―〔川眞田嘉壽子〕

 Ⅰ はじめに―本稿の視座
 Ⅱ WPS関連決議と国別行動計画(NAP)
 Ⅲ 日本のNAPの策定プロセス
 Ⅳ 日本のNAPの概要と特徴
 Ⅴ 市民連絡会提案との相違から見た日本のNAPの課題
 Ⅵ 日本のNAPの第1回年次報告書の意義
 Ⅶ おわりに―日本のNAP見直しに向けて

◆5◆ 安保法制と損害論―ジェンダーの視点もふまえて―〔松本克美〕

 Ⅰ 安保法制と損害論
 Ⅱ 安保法制の基本的性格
 Ⅲ 安保法制によって脅かされるもの
 Ⅳ おわりに

◆6◆ ジェンダーに基づく暴力の視点から考える安全保障法制―自衛隊の性質の変遷に着目しながら―〔清末愛砂〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 自衛隊の性質の変遷
 Ⅲ 安保法制が社会に与える負の影響―ジェンダー視点から
 Ⅳ 安保法制とジェンダーに基づく暴力
 Ⅴ おわりに

◆7◆ 日本における女性保守政治家の軍事強硬主義とジェンダーの変容〔海妻径子〕

 Ⅰ はじめに―55年体制成立期の女性保守系議員たち
 Ⅱ 90年代以降の女性保守政治家,その軍事強硬主義の3類型
 Ⅲ 軍事強硬主義を主張する女性保守政治家はどのように台頭したか
 Ⅳ おわりに

◆8◆ 体験的安全保障法制論―平和的生存権保障基本法骨子案の提起―〔大脇雅子〕

 Ⅰ 戦争体験から思う
 Ⅱ 60年安保闘争に参加
 Ⅲ 参議院時代(1) 1997年「日米新ガイドライン」から有事法制定へ
 Ⅳ 参議院時代(2) もうひとつの安全保障の道を求めて
 Ⅴ 平和的生存権保障基本構想素案から骨子案へ

◆9◆ 女性たちの安全保障法制違憲訴訟が問うもの―ジェンダーの視点から―〔中野麻美〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 戦争放棄条項をジェンダーの視点から問い直す
 Ⅲ 戦争は終わっていない
 Ⅳ 安保法制の何が問題か
 Ⅴ 権利利益の侵害とは何か
 Ⅵ おわりに

【特別企画】ジェンダー平等の今を問う

◆1◆ 第2次安倍政権と女性関連政策〔皆川満寿美〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 2012年総選挙キャンペーンから第4次男女共同参画基本計画策定まで
 Ⅲ 政策目標としての「2つの社会」とその関係について
 Ⅳ 「女性活躍加速のための重点方針」について―「女性活躍」と「男女共同参画」のせめぎあい?
 Ⅴ むすびにかえて

◆2◆ 「働き方改革」とジェンダー平等〔浅倉むつ子〕

 Ⅰ 「働き方改革」の経過
 Ⅱ 「働き方改革」に欠落しているもの
 Ⅲ 「働き方改革関連法案要綱」の評価

◆3◆ 性刑法改正とジェンダー平等〔後藤弘子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 性犯罪規定の見直しの動き
 Ⅲ 改正された性犯罪規定
 Ⅳ 残された問題点

◆4◆ 高齢者介護政策とジェンダー平等〔廣瀬真理子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 家族介護の実態
 Ⅲ 最近の高齢者介護制度改革の動向
 Ⅳ オランダの事例
 Ⅴ おわりに

【立法・司法の動向】

〔判例研究〕職場における旧姓使用禁止は許されるか―学校法人日本大学第三学園事件〔浅倉むつ子〕
 CEDAW総括所見の実効性確保のために〔山下泰子〕

----------------------------------------------------------------------------
Gender and Law
[Review of gender and law -Revue de gendre et droit -Zeitschrift für Geschlecht und Recht]

Edited by Mutsuko ASAKURA

No.4 December 2017

【National Security Legislation from the Gender Perspective】

1 The National Security Laws from the Gender-Sensitive Perspective
Noriko WAKAO

2 A Feminist Critique of National Security: Through the Issue of the Constitutional Amendment of Article 24 in Japan
Yayo OKANO

3 Peace, Security, Gender and International Law
Miho OMI

4 National Action Plan on Women, Peace and Security: On its Significance and Challenges
Kazuko KAWAMATA

5 Security Legislation and Theory of Damage―from View of Gender
Katsumi MATSUMOTO

6 Japan’s New Security Laws and Gender-based Violence―Focusing on the Transition of the Nature in the Self-Defense Forces
Aisa KIYOSUE

7 Paradoxical Challenge to the Gender Order: The Militant and Hardline Stance of Japanese Female Conservative Politicians
Keiko KAIZUMA

8 Empirical Legal Theory of Security―Producing the Basic Security Bill of Peaceful Right to Live
Masako OWAKI

9 Issues Raised by Women’s Lawsuit against the Japanese National Security Judicial System’s Unconstitutionality―from the Gender Perspective
Mami NAKANO

【Current Gender Equality Policy】

1 Japanese Policies toward Women under the 2nd Abe Government
Masumi MINAGAWA

2 Work Style Reform and Gender Equality
Mutsuko ASAKURA

3 Penal Code Reform on Sex Crimes and Gender EqualityHiroko GOTO 4 Elderly Care Policy and Gender Equality
Mariko HIROSE


【New Trends in Legislation and Justice】

Case Study: Is it Allowed to Prohibit from Using of the Maiden Name in the Workplace?
Mutsuko ASAKURA

The Significance of CEDAW Concluding Observations
Yasuko YAMASHITA

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内容説明

第4号は特集「安全保障関連法制とジェンダー」と題し、9論文(若尾、岡野、近江、川眞田、松本、清末、海妻、大脇、中野)が、新たな視点からのテーマ設定を試みる。さらに【特別企画】「ジェンダー平等政策の今を問う」には4論文(皆川、浅倉、後藤、廣瀬)、旧姓の使用をめぐる「判例研究」(浅倉)、CEDAW総括所見を日本国内で実効性あるものにするための山下論文を収録。

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