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憲法研究 創刊第1号  新刊

憲法研究 創刊第1号

憲法70年の憲法理論と運用を総括、憲法変動に対峙する理論の再構築。憲法学研究総合誌。特集「憲法70年と国民主権・象徴天皇制」

著者 辻村 みよ子 責任編集・著
大石 眞
高見 勝利
芹沢 斉
片桐 直人
若尾 典子
渡辺 康行
栗田 佳泰
水林 彪
山元 一
只野 雅人
愛敬 浩二
毛利 透
井口 秀作
ジャンル 法律 > 憲法
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2017/11/20
ISBN 9784797265217
判型・ページ数 菊判・192ページ
定価 本体2,900円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『憲法研究 創刊第1号』

  辻村みよ子(明治大学法科大学院教授) 責任編集


【目  次】 

創刊にあたって(辻村みよ子)


◆特集 憲法70年と国民主権・象徴天皇制◆


◆企画趣旨◆国民主権下の象徴天皇制〔辻村みよ子〕

 Ⅰ 本特集の位置づけと生前退位問題
 Ⅱ 象徴天皇制をめぐる憲法学上の論点
 Ⅲ 「国体論争」と国民主権原理(論点①②)
 Ⅳ 象徴天皇の憲法上の地位(論点③)
 Ⅴ 象徴天皇の公務の性格(論点④)
 Ⅵ 皇室典範(皇位継承の男系主義等)の合憲性と人権問題(論点⑤)


◆1 天皇の「公務」と退位をめぐる諸問題―天皇退位のための皇室典範特例法を機に〔大石 眞〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 天皇の地位と公務
 Ⅲ 天皇の公務負担軽減問題について
 Ⅳ 終身在位制と退位の問題
 Ⅴ おわりに


◆2 天皇退位特例法の憲法問題〔高見勝利〕

 Ⅰ はじめに「お言葉」ありき
 Ⅱ 「国政権能」がハードルとの言説
 Ⅲ にわかに固有の国法形式と化した「皇室典範」の障壁

 Ⅳ 立法府であることを忘れた国会による奇っ怪な「立法」
 Ⅴ 両院正副議長らによる「国民の総意」演出の虚構
 Ⅵ むすび


◆3 象徴天皇制をめぐる課題〔芹沢 斉〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 象徴天皇制の特質―神権天皇制との比較において
 Ⅲ 新しい課題
 Ⅳ 天皇制論議における理性的思惟の不在


◆4 憲法と「皇室経済」―佐藤功の所説を手がかりとして〔片桐直人〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 「皇室財産」
 Ⅲ 88条と8条の連関
 Ⅳ むすびにかえて


◆5 皇室典範1条と女性差別撤廃条約〔若尾典子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 水田・奥平論争
 Ⅲ 水田・奥平論争にみる憲法学上の争点
 Ⅳ 憲法学の課題
 Ⅴ おわりに


◆6 「君が代」訴訟の現段階―東京高裁平成27年5月28日判決を素材として〔渡辺康行〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 起立斉唱職務命令の憲法および教育基本法適合性
 Ⅲ 懲戒処分の適法性
 Ⅳ 国家賠償請求
 Ⅴ 結びに代えて


◆7 文化問題としての天皇制〔栗田佳泰〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 「日本固有の歴史,伝統」と「国民感情」,「合理」性,国民の「総意」
 Ⅲ リベラル・ナショナリズム論
 Ⅳ カナダにおける君主制
 Ⅴ おわりに

【インタビュー】
◆8 憲法史からみた象徴天皇制〔水林 彪(聞き手)山元 一〕


■ 特集資料

(1) 天皇の退位等に関する皇室典範特例法
(2) 天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議 最終報告概要
(3) 皇室典範
(4) 世界の王位継承制度


■座談会■ 憲法変動と憲法研究―『憲法研究』創刊に寄せて

〔辻村みよ子,山元一,只野雅人,愛敬浩二,毛利透〕

 Ⅰ 70年の「日本憲法史」について
 Ⅱ 憲法学の役割,憲法学説史の変化
 Ⅲ 憲法理論の到達点と課題
 Ⅳ アクチュアルな憲法状況にどう対峙するか?
 Ⅴ 今後の『憲法研究』について

■書評■ 駒村圭吾・待鳥聡史編『「憲法改正」の比較政治学』(弘文堂)〔井口秀作〕

■ 憲法年表(2016年8月8日~2017年10月22日)

■ 日本の憲法状況―憲法審査会の動向

■ 国際学会の案内(国際憲法学会(IACL)第10回世界大会等)


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Kenpo-kenkyu
[Review of Constitutional Law -Revue de droit constitutionnel -Zeitschrift für Verfassungsrecht]

Edited by Miyoko TSUJIMURA

No.1
November 2017

◇Special Edition: Symbolic Emperor System and Popular Sovereignty for 70 years of the Japanese Constitution

The Aims of “Special Edition on the Symbolic Emperor System under the Popular Sovereignty”

Miyoko TSUJIMURA

1 Some Observations Concerning the Emperor's Official Duties and Abdication Problem

Makoto OISHI

2 Constitutional Problems with the Abdication Act of the Emperor AKIHITO

Katsutoshi TAKAMI

3 The Issues in the Regime of Emperor as a Symbol

Hitoshi SERIZAWA

4 “Imperial House Economy” under the Constitution of Japan

Naoto KATAGIRI

5 The Imperial House Law and The Convention on the Elimination of All Forms of Discrimination Against Women

Noriko WAKAO

6 Die heutige Situation des Nationalflagge-Prozesses

Yasuyuki WATANABE

7 An Essay on Tennoism from the Viewpoint of Cultural Policy

Yoshiyasu KURITA

[Interview]
8 The Symbolic Emperor System Seen from the Point of View of Constitutional History

Takeshi MIZUBAYASHI/Hajime YAMAMOTO

[Roundtable Discussion]
Constitutional Evolution and Constitutional Research: Commemorating the Establishment of the Review of Constitutional Law

TSUJIMURA/YAMAMOTO/TADANO/AIKYO/MORI

[Book Review]
Keigo KOMAMURA and Satoshi MACHIDORI(eds), Comparative Politics on “Constitutional Change”

Shusaku IGUCHI

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内容説明

憲法70年の憲法理論と運用を総括し、変容する世界の憲法動向をふまえて、基礎原理論に切り込む憲法学研究の総合誌。創刊号では、特集「憲法70年と国民主権・象徴天皇制」として、大石、高見、芹沢、片桐、若尾、渡辺、栗田の7論考と、水林のインタビュー論考(聞き手:山元)等、論客が揃う。他に編集委員による座談会「憲法変動と憲法研究」、井口による書評、特集資料や憲法年表等も掲載。

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