【福田徳三著作集 第3巻】 国民経済講話(1)

【福田徳三著作集 第3巻】 国民経済講話(1)

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日本経済学史を学ぶための古典を読みやすく活字化(翻刻)。第3巻は、一般向けに書かれた経済書。

著者 福田徳三研究会
江夏 由樹 編集
大月 康弘 編集
ジャンル 政治・経済  > 経済
法律  > 労働法/社会保障法
出版年月日 2017/01/31
ISBN 9784797280838
判型・ページ数 A5変・474ページ
定価 8,250円(税込)
在庫 在庫あり

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日本の経済学の黎明期、「社会厚生のために一身を捧げた一大学者にして一大運動家」であった福田徳三の先駆的業績を新編集により蘇らせた現代版。全巻に通底する「厚生の理論・歴史・政策」は、経済学のまさに学問的源流となった。各巻編集者による【解題】付。

第3巻は20世紀初頭、政治・経済・社会の現実的視点から時代を論じ国民の日常生活に関わる経済学を説いた入門書を読みやすく活字化。今と重なる時代状況と考察が、現代への貴重な財産として蘇る著作集、第3巻(第5回配本)。(解説/江夏由樹)

 

<全21巻刊行予定>(概要はこちら →【福田徳三著作集】パンフレット
・第1回配本/第10巻 『社会政策と階級闘争』(西沢保・森宜人)  既刊
・第2回配本/第17巻 『復興経済の原理及若干問題』(清野幾久子)  既刊
・第3回配本/第15巻 『黎明録』(武藤秀太郎) 既刊
・第4回配本/第16巻 『暗雲録』(武藤秀太郎) 既刊
【第2期刊行】
・第5回配本/第3巻 『国民経済講話(1)』(江夏由樹・大月康弘)  既刊
・第6回配本/第4巻 『国民経済講話(2)』(江夏由樹・大月康弘)
・第7回配本/第1巻 『経済学講義』(西沢保)
・第8回配本/第19巻 『厚生経済研究』(井上琢智)
【第3期刊行】
・第9回配本 /第13巻 『生存権の社会政策』(清野幾久子)
・第10回配本/第14巻 『労働権・労働全収権及労働協約』(清野幾久子)
・第11回配本/第6巻 『経済史研究』(杉岳志・森宜人・夏目琢史)
・第12回配本/第7巻 『経済学史研究』(井上琢智)
・第13回配本/第9巻 『経済学論攷』(山内進)
・第14回配本/第11巻 『社会運動と労銀制度』(玉井金五・杉田菜穂)
【以下続刊】
・第2巻 『国民経済原論』(池田幸弘)
・第5巻 『流通経済講話』(大友敏明)
・第8巻 『経済学研究』(原伸子)
・第12巻 『ボルシェヴィズム研究』(土肥恒之・大月康弘)
・第18巻 『経済危機と経済恢復』 (森宜人)
・第20巻 『現代の商業及商人』(田中秀臣)
・第21巻 『唯物史観経済史出立点の再吟味』(田中秀臣)

『国民経済講話(1)(福田徳三著作集第3巻)』

  福田徳三研究会 編
  江夏由樹(帝京大学経済学部教授)・大月康弘(一橋大学経済学研究科教授) 編集

【目  次】

刊行にあたって(西沢 保)
凡  例

『国民経済講話』 分冊 第一刷序
    
【国民経済講話(1)】

◇第一巻 総 論◇

第一編 序  論
 第一章 今日の文明生活における経済の意義
 第二章 経済の本質
 第三章 自足経済と流通経済
 第四章 経済と云う語と思想の成立
 第五章 流通経済の本質
 第六章 貨幣経済及び営利経済
 第七章 経済学の意義、分科、研究法及び発達
第二編 国民経済の組織
 第八章 国民経済を組織なりと云うことの真意
 第九章 国民経済の成立
 第十章 経済の種類
 第十一章 国家と国民経済
第三編 経済行為の根本観念
 第十二章 目的行動と風俗習慣
 第十三章 価値・価格及び貨幣価値

◇第二巻 生産論◇

第四編 企業・土地及び人口
 第十四章 経済本論の内容
 第十五章 生産の意義及び形態
 第十六章 営利、営業及び職業
 第十七章 企業の意義及び任務
 第十八章 土地の不変性と可変性
 第十九章 耕作法及び土地改良
 第二十章 土地収穫の増加 殊に収穫逓減(ていげん)の法則
 第二十一章 人口の増加 殊にマルサス氏人口の法則

『国民経済講話』 合冊改訂増補 第一版題言

解  題〔江夏由樹〕
年  譜
人名・団体名索引(巻末)
書誌索引(巻末)

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