小児医療と医事法 【医事法講座7】
第一線で活躍する法律家等が結集し、日本のみならずワールドワイドな視点から、今後の日本社会の進むべき道を提示する好評シリーズ。本第7巻は日本と世界各国の小児医療に関する法制度の実情と課題、またその将来展望を検討。法学者のみならず医療職者も一堂に集結し、より一層充実した、実務から研究まで有用の書。
『小児医療と医事法(医事法講座第7巻)』
甲斐克則 編
【執筆者一覧】
甲斐克則:早稲田大学大学院法務研究科教授
横藤田誠:広島大学大学院社会科学研究科教授
澤野和博:立正大学法学部教授
河原直人:九州大学病院 臨床研究推進部門 倫理担当 特任講師
永水裕子:桃山学院大学法学部教授
保条成宏:福岡教育大学福祉社会教育講座教授
本田まり:芝浦工業大学工学部准教授
多田羅竜平:大阪市立総合医療センター緩和医療科部長兼緩和ケアセンター長,大阪市立大学医学部臨床准教授
絵野沢伸:東京医科大学消化器外科・小児外科学講座客員教授(元国立成育医療研究センター先端医療開発室長)
久藤(沖本)克子:岡山県立大学保健福祉学部教授
藤原久子:鶴見大学短期大学部歯科衛生科准教授
- - -
【目 次】
◆◆◆『医事法講座』発刊にあたって ◆◆◆
〈巻頭言〉『医事法講座 第7巻 小児医療と医事法』の企画趣旨
1 小児医療と医事法の関わり〔甲斐克則〕
Ⅰ 序
Ⅱ 子どもの「最善の利益」の法的基盤
Ⅲ 小児医療と家族の役割
Ⅳ 小児・新生児の終末期医療と医事法
Ⅴ 結 語――小児医療と医事法の関わり
2 小児医療と子どもの権利〔横藤田 誠〕
Ⅰ 「小児医療と子どもの権利」の問題状況
Ⅱ 子どもの権利の普遍性と特殊性
Ⅲ 小児医療と子どもの権利――いくつかの場面
3 フランスにおける未成年者の医療〔澤野和博〕
Ⅰ 成年の患者に対する医療行為についての同意・拒絶
Ⅱ 保護の対象としての未成年者
Ⅲ 権利の主体としての未成年者
Ⅳ 第三者の関与
Ⅴ 未成年者に対する医療行為の決定
Ⅵ まとめにかえて
4 小児医療と生命倫理〔河原直人〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ こどもの医療をめぐる倫理的視座
Ⅲ こどもに係る法的枠組みと倫理的対応について
Ⅳ こどもを対象とする医学系研究に関する諸問題
Ⅴ まとめ
5 アメリカにおける小児の終末期医療〔永水裕子〕
Ⅰ はじめに――重症新生児の治療中止をめぐる問題
Ⅱ 未成年者の生命維持治療の中止・差し控えに関する裁判例
Ⅲ 制定法
Ⅳ おわりに
6 ドイツにおける小児の医療ネグレクトをめぐる医事法上の状況と課題〔保条成宏〕
Ⅰ 緒 論
Ⅱ 「医療ネグレクト」事案としての「フライブルク事件」とその概要
Ⅲ 刑法学説における「治療放棄適法説」の展開とこれをめぐる課題
Ⅳ 刑法判例における「治療行為論」の展開とこれをめぐる課題
Ⅴ 結語に代えて
7 フランス・ベルギーにおける小児の終末期医療〔本田まり〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ フランスにおける状況
Ⅲ ベルギーにおける状況
Ⅳ おわりに
8 日本における小児医療の現状と課題――重い病気を抱えながら生きる子どもの権利を考える〔多田羅竜平〕
Ⅰ 子どもの自己決定権
Ⅱ 成長・発達する権利
Ⅲ 家庭で暮らす権利
Ⅳ 苦痛から解放される権利
Ⅴ 安らかな死を迎える権利
9 小児の臓器移植〔絵野沢 伸〕
Ⅰ 臓器移植の発展のなかの小児患者
Ⅱ 医療における小児
Ⅲ 若年者の臓器移植
Ⅳ 小児の臓器提供
Ⅴ 小児特有の問題と今後
10 小児看護と医事法的問題――看護の専門性の視点から〔久藤(沖本)克子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 診療の補助
Ⅲ 療養上の世話
Ⅳ 小児看護領域における療養上の世話に関する判例の検討
Ⅴ おわりに
11 小児歯科をめぐる諸問題〔藤原久子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 治療に協力的な小児の割合
Ⅲ 小児歯科領域における医事紛争
Ⅳ 小児歯科における死亡事故
Ⅴ 医療訴訟全体における新受件数の推移(医療関係訴訟)
Ⅵ 小児歯科医療での事故を減らすために
甲斐克則 編
【執筆者一覧】
甲斐克則:早稲田大学大学院法務研究科教授
横藤田誠:広島大学大学院社会科学研究科教授
澤野和博:立正大学法学部教授
河原直人:九州大学病院 臨床研究推進部門 倫理担当 特任講師
永水裕子:桃山学院大学法学部教授
保条成宏:福岡教育大学福祉社会教育講座教授
本田まり:芝浦工業大学工学部准教授
多田羅竜平:大阪市立総合医療センター緩和医療科部長兼緩和ケアセンター長,大阪市立大学医学部臨床准教授
絵野沢伸:東京医科大学消化器外科・小児外科学講座客員教授(元国立成育医療研究センター先端医療開発室長)
久藤(沖本)克子:岡山県立大学保健福祉学部教授
藤原久子:鶴見大学短期大学部歯科衛生科准教授
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【目 次】
◆◆◆『医事法講座』発刊にあたって ◆◆◆
〈巻頭言〉『医事法講座 第7巻 小児医療と医事法』の企画趣旨
1 小児医療と医事法の関わり〔甲斐克則〕
Ⅰ 序
Ⅱ 子どもの「最善の利益」の法的基盤
Ⅲ 小児医療と家族の役割
Ⅳ 小児・新生児の終末期医療と医事法
Ⅴ 結 語――小児医療と医事法の関わり
2 小児医療と子どもの権利〔横藤田 誠〕
Ⅰ 「小児医療と子どもの権利」の問題状況
Ⅱ 子どもの権利の普遍性と特殊性
Ⅲ 小児医療と子どもの権利――いくつかの場面
3 フランスにおける未成年者の医療〔澤野和博〕
Ⅰ 成年の患者に対する医療行為についての同意・拒絶
Ⅱ 保護の対象としての未成年者
Ⅲ 権利の主体としての未成年者
Ⅳ 第三者の関与
Ⅴ 未成年者に対する医療行為の決定
Ⅵ まとめにかえて
4 小児医療と生命倫理〔河原直人〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ こどもの医療をめぐる倫理的視座
Ⅲ こどもに係る法的枠組みと倫理的対応について
Ⅳ こどもを対象とする医学系研究に関する諸問題
Ⅴ まとめ
5 アメリカにおける小児の終末期医療〔永水裕子〕
Ⅰ はじめに――重症新生児の治療中止をめぐる問題
Ⅱ 未成年者の生命維持治療の中止・差し控えに関する裁判例
Ⅲ 制定法
Ⅳ おわりに
6 ドイツにおける小児の医療ネグレクトをめぐる医事法上の状況と課題〔保条成宏〕
Ⅰ 緒 論
Ⅱ 「医療ネグレクト」事案としての「フライブルク事件」とその概要
Ⅲ 刑法学説における「治療放棄適法説」の展開とこれをめぐる課題
Ⅳ 刑法判例における「治療行為論」の展開とこれをめぐる課題
Ⅴ 結語に代えて
7 フランス・ベルギーにおける小児の終末期医療〔本田まり〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ フランスにおける状況
Ⅲ ベルギーにおける状況
Ⅳ おわりに
8 日本における小児医療の現状と課題――重い病気を抱えながら生きる子どもの権利を考える〔多田羅竜平〕
Ⅰ 子どもの自己決定権
Ⅱ 成長・発達する権利
Ⅲ 家庭で暮らす権利
Ⅳ 苦痛から解放される権利
Ⅴ 安らかな死を迎える権利
9 小児の臓器移植〔絵野沢 伸〕
Ⅰ 臓器移植の発展のなかの小児患者
Ⅱ 医療における小児
Ⅲ 若年者の臓器移植
Ⅳ 小児の臓器提供
Ⅴ 小児特有の問題と今後
10 小児看護と医事法的問題――看護の専門性の視点から〔久藤(沖本)克子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 診療の補助
Ⅲ 療養上の世話
Ⅳ 小児看護領域における療養上の世話に関する判例の検討
Ⅴ おわりに
11 小児歯科をめぐる諸問題〔藤原久子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 治療に協力的な小児の割合
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