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イギリス憲法 - 議会主権と法の支配

田島裕著作集2

イギリス憲法 - 議会主権と法の支配

■ 伝統のイギリス憲法が、今、どのような意味を持つか。総合的な視野から簡明に説明 ■ EU離脱による変革と議会主権政治

著者 田島 裕
ジャンル 法律  > 外国法/比較法
法律  > 憲法
法律  > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 法律・政治  > 著作集・全集
出版年月日 2016/08/30
ISBN 9784797217728
判型・ページ数 A5変・496ページ
定価 本体13,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

【目  次】

はしがき
凡  例

第1章 イギリス憲法総説
 1 イギリス憲法とは何か(§§11.1-11.5)
 2 基本書の紹介(§§12.1-12.9)
 3 イギリス憲法史(§§13.1-13.9)
 4 21世紀の展望(§§14.1-14.7)

第2章 議会の機能と議会主権の原則
 第1節 議会の機能 (§§211.1-214.4)
  (1) 政治の監視機能
  (2) 政策決定機能
  (3) 議会の立法機能
  (4) 課税承認権―貴族院に対する庶民院の優位性
 第2節 今日の議会の制度改革 (§§221.1-223.4)
  (1) ウェストミンスター
  (2) 貴族院の改革
  (3) 庶民院の改革
 第3節 議会主権の原則 (§§231.1-235.6)
  (1) 名誉革命の意義
  (2) 「議会主権の原則」の確立
  (3) オースティンの議会主権論
  (4) ブラックストーン=ダイシーの議会主権論
  (5) ハートの議会主権論
 第4節 議会民主制と議会立法の正当性 (§§241.1-242.3)
  (1) 議会主権の原則の動揺
  (2) 代議制民主主義と「法の支配」

第3章 法の支配の原理
 第1節 法の支配の意味するもの (§§31.1-31.4)
 第2節 ダイシー伝統― 3つの意味 (§§321.1-323.2)
  (1) 正式の法の優位
  (2) 法の前の平等(とくに行政法の不存在)
  (3) 通常法の結果としての憲法
 第3節 「福祉行政」と「法の支配」 ( §§331.1-332.2)
  (1) 裁量行政における恣意性の排除
  (2) 司法アクセス
 第4節 最高法院法(1981年)の制定と「法の支配」(§§341.1-344.6)
  (1) 司法審査の訴え
  (2) 自然的正義の原則
  (3) 特別裁判所と特別裁判所評議会
  (4) 大権令状との関係
 第5節 国際レベルの「法の支配」 ( §§351.1-354.2)
  (1) 国際連合総会決議
  (2) 司法権の独立
  (3) 国際社会における「法の支配」
  (4) 「国家主権」の観念の相対化

第4章 権力分立と議会立法の正当性
 第1節 権力分立の原理―抑制と均衡 (§§411.1-415.5)
  (1) 「三権分立」の原理
  (2) イギリス憲法の「権力抑止機構」
  (3) 各機関の権能に付随する特権(privileges)
  (4) 戦争損害法の実例―ビルマ石油事件
  (5) ロード・チャンセラーの役割
 第2節 立法の態様と立法過程 (§§421.1-423.10)
  (1) 法律と規則の区別
  (2) 立法の態様
  (3) 立法の過程
 第3節 立法の正当性と立法の実質的制約 (§§431.1-433.4)
  (1) 自然法による制約
  (2) 制定法による制約
  (3) 国際法による制約
 第4節 裁判所による法律の解釈 (§§441.1-442.8)
  (1) 法律解釈の方法
  (2) 先例拘束性の原理

第5章 コモンウェルス諸国との関係―女王の役割
 第1節 「コモンウェルス」とは何か(§§51.1-51.9)
 第2節 カ ナ ダ(§§521.1-524.3)
  (1) カナダの統治機構
  (2) ウェストミンスター法第4 条の解釈
  (3) カナダ憲法とイギリス法
  (4) ケベック州問題
 第3節 オーストラリア(§§531.1-536.4)
  (1) 歴史的背景
  (2) 連邦憲法の立法権と司法権
  (3) トレソーワン判決の憲法上の意義
  (4) 高等法院の裁判例
  (5) 1986年のオーストラリア法の制定
  (6) 国家元首
 第4節 ニュージーランド(§§54.1-54.4)
 第5節 イ ン ド(§§55.1-55.7)
 第6節 ナイジェリア(§§56.1-56.4)
 第7節 南アフリカ(§§57.1-57.9)
 第8節 その他のコモンウェルス(§§581.1-582.3)
  (1) コモンウェルスを構成する諸国(共和国と王国)
  (2) 保護領

第6章 ヨーロッパ憲法とイギリス憲法
 第1節 ヨーロッパ共同体法(§§611.1-616.8)
  (1) ヨーロッパ共同体法制定の歴史的背景
  (2) ヨーロッパ共同体の統治機構
  (3) 1972年のヨーロッパ共同体法
  (4) ヨーロッパ共同体法のイギリス国内での効力
  (5) ヨーロッパ裁判所の指導的判例
  (6) イギリス裁判所によるヨーロッパ共同体法の解釈
 第2節 ヨーロッパ人権規約(§§621.1-623.3)
  (1) ヨーロッパ会議の組織
  (2) ゴルダー判決と裁判を受ける権利
  (3) 1998年の人権法の制定
 第3節 ヨーロッパ憲法の制定(§§631.1-632.16)
  (1) ヨーロッパ憲法の制定の歴史的背景
  (2) ヨーロッパ憲法

第7章 行政法の展開と市民社会の形成
 第1節 行政法の展開(§§711.1-714.2)
  (1) 歴史的背景
  (2) ドノモア委員会およびフランクス委員会による自然的正義の検討
  (3) 公務員
  (4) 1947年の国王訴追手続法
 第2節 地方分権(§§721.1-724.6)
  (1) 序  説
  (2) スコットランド
  (3) ウェールズ
  (4) 北アイルランド
 第3節 行政政策(§§731.1-734.2)
  (1) 貧困者対策
  (2) 国民健康保険・労働者災害補償
  (3) 教  育
  (4) 防衛・公安
 第4節 都市計画と土地利用規制(§§741.1-743.2)
  (1) 都市計画法
  (2) 土地利用規制
  (3) ヨーロッパ法の影響
 第5節 特別裁判所(§§751.1-751.8)
 第6節 オンブズマン(§§76.1-76.4)
 第7節 情報公開法(§§77.1-77.6)
 第8節 行政行為の司法審査(§§781.1-784.2)
  (1) 大権令状による救済
  (2) 司法審査の訴え
  (3) 委任立法の司法審査
  (4) 行政裁量行為の恣意性の排除

第8章 人権と市民的自由
 第1節 基本概念の説明(§§81.1-81.9)
 第2節 個人の権利と自由(§§821.1-823.4)
  (1) 裁判を受ける権利と人権
  (2) 表現の自由
  (3) 宗教の自由
 第3節 警察権能(§§831.1-834.4)
  (1) 生命の保護を受ける権利
  (2) 捜査手続に関する人権
  (3) 裁判を受ける権利
  (4) 医療に関係する「生命保護」の諸問題
 第4節 経済的権利・団体の利益と平等(§§841.1-845.9)
  (1) 財産権
  (2) 教育権
  (3) 労働者の権利
  (4) 社会権
  (5) 法の下の平等
 第5節 人権侵害に対する救済方法(§§85.1-85.6)
 第6節 国際人権とイギリス憲法(§§86.1-86.14)

結  論(§§1-8)

〔付録1〕イギリス憲法典―1998年の人権法
〔付録2〕訳者解題 ダイシー著『憲法序説』
〔付録3〕ルイ・L. ジャッフィ著「法創造者としての英米の裁判官」(1969年)について

索  引
事項・専門用語索引
人名索引
法令索引
判例索引

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内容説明

★今、話題のイギリスについて、『憲法』の仕組みを、総合的に解説した、待望の最新概説書★

EU離脱による変革と議会主権政治のとの関 係、そして今、生じている今日的意味とは何か。コモン・ローと憲法的慣習、そして通常裁判所の果たしてきた重要な役割とは。直面する困難な憲法問題の根幹 を総合的に広い視野から再考し、これから起こるイギリス憲法改正への基本的資料としても有用の書。『イギリス憲法』をこれから本格的に学ぼうとする学生に も、付録や索引も充実して使いやすい。

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