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子どもと離婚 ─ 合意解決と履行の支援

子どもと離婚 ─ 合意解決と履行の支援

<子どもの視点、国際的視座の獲得へ―学習、研究から実務まで>「子どもと離婚」に関する問題の法的分析

著者 二宮 周平
渡辺 惺之
ジャンル 法律  > 実務
法律  > 外国法/比較法
法律  > 民法
法律  > 国際法/国際関係/国際私法
法律  > ジェンダー法
出版年月日 2016/04/25
ISBN 9784797293050
判型・ページ数 A5変468ページ
定価 本体6,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

【目  次】

はしがき

◆第1章◆ 初期対応と当事者への情報提供

◇解 説◇ 子ども視点の獲得へ

◇Ⅰ 相談対応とケースのふりわけ(インテーク,アクセス)
1 別居後のペアレンティング(parenting)―オーストラリアにおける紛争解決プロセス
  パトリック・パーキンソン(長田 真里 訳)
2 オーストラリア法~その後の動向 古賀 絢子
【資料】オーストラリア・家族関係センター(FRC)の初期面談におけるアセスメントシート

◇Ⅱ 父母への情報提供(インフォメーション)と親教育(ガイダンス)
1 韓国における協議離婚制度の改革と当事者の合意形成支援 宋 賢鍾・二宮 周平
2 韓国法~その後の動向 宋 賢鍾・二宮 周平
3 米国・アリゾナ州ツーソンの親教育 二宮 周平
【資料1】協議離婚制度の案内
【資料2】裁判離婚での養育案内の概要
【資料3-1】子の養育と親権者決定に関する協議書
【資料3-2】子の養育と親権者決定に関する協議書の作成要領
【資料4】裁判官からの手紙(ツーソン・ファミリーセンター)

◇Ⅲ 日本における取組み
1 養育支援のための制度設計 福市 航介
【資料1】養育支援制度研究会
【資料2】明石市こども養育支援ネットワーク全体図
【資料3-1】こどもの養育に関する合意書
【資料3-2】親の離婚とこどもの気持ち


◆第2章◆ 子どものための協議の促進

◇解 説◇ 親権争いから養育計画へ

◇Ⅰ 裁判所における合意形成促進モデル~コッヘムモデル
1 ドイツにおける家事紛争の合意解決支援システム 佐々木 健
【資料1】ハイデルベルク協働モデル(HEIKO)
【資料2】ハイデルベルク協働モデルの案内
【資料3】ミュンヘンモデル
【資料4】ベーブリンゲン・モデル(パンフレット)
2  司法政策の方向性~シュトゥットガルト,ウィーンの担当者ヒアリングより 松久 和彦

◇Ⅱ 家事事件手続法による支え
1 コッヘム・モデルとは何か エーベルハルト・シュテーサー(佐々木 健 訳)
2 ドイツ新家事手続法の実務―裁判手続,裁判への協力,実務での運用
  フォルカー・ビスマイヤー(松久 和彦 訳)
3 オーストリアにおける配慮権及び訪問権手続 ペーター・ベーム(佐々木 健 訳)

◇Ⅲ 機関連携と相談体制
1 韓国における専門機関の連携と相談体制 二宮 周平
【資料1】ソウル夫婦・青少年家族相談所の誓約書
【資料2】韓国家庭法律相談所 中区支部 附設 家庭暴力関連相談所(パンフレット)
【資料3】参与同意書(家庭暴力関連相談所)
2 ドイツ・シュトゥットガルトにおける機関連携 松久 和彦・村本 邦子
解 説 少年局とレオンベルク心理相談所少年局 松久 和彦
レオンベルク心理相談所 村本 邦子
【資料】レオンベルク心理相談所の利用に関する合意書

◇Ⅳ 日本における家事調停の工夫
1 同席聴き取りの試み(当事者主体の調停を目指して) 小田 耕治


◆第3章◆ 子どもの声を聴く

◇解 説◇ 権利主体としての子ども

◇Ⅰ 臨床心理からのアプローチ
1 複雑な家族問題のために子どもを中心にした解決を創造する ブリギット・カップ(村本 邦子 訳)
2 ドイツの家事手続におけるメディエーションと子の意見の聴取~子の最善の利益をサポートするためのシステムの設計 ブリギット・カップ(狭間 巨勝 訳)

◇Ⅱ 子どもの声の代弁者252
1 ドイツ手続補佐人制度の運用と日本法への示唆 佐々木 健
2 カナダのチルドレンズ・ローヤーズ・オフィス 二宮 周平
3 日本の家裁調査官と子どもの手続代理人 二宮 周平
【資料】手続代理人(日弁連家事法制委員会作成パンフレット)

◇Ⅲ 子どもへの情報提供
1 子どもへの情報提供の必要性と可能性 二宮 周平
【資料】子どものための別居と離婚案内「次に何が起こるの?」
    (What happens next? Information for Kids about Separation and Divorce)


◆第4章◆ 別居・離婚後の親子の交流を支える

◇解 説◇ 交流を継続する考え方

◇Ⅰ 専門機関・団体による面会交流支援
1 ドイツ・シュトゥットガルト子ども保護連盟 桑田 道子
2 ウィーンの訪問カフェ(Besuchscafé) 松久 和彦
3 カナダ・オンタリオ州の監督付面会交流プログラム 二宮 周平
【資料1】APCO(両親と子どもアクセスセンター,Access for Parents and Children)のパンフレット
【資料2】法務部・監督付面会プログラム20 周年記念カレンダー

◇Ⅱ 日本の取組み
1 あなたは子どもの心が見えますか 山口 恵美子
2 民間支援団体によるサポート~ Vi-Project の活動より 桑田 道子
3 面会交流広場―集団援助型の支援(あったかハウス) 二宮 周平
【資料1】面会交流支援団体
【資料2】民間支援団体パンフレット
【資料3】面会交流広場申込書
【資料4】韓国ソウル家庭法院「面接交渉センター」パンフレットと利用申請書

◇Ⅲ 別居・離婚後の親子の交流ノート
【資料1】子どもとの健康な出会いのための養育手帳(ソウル家庭法院)
【資料2】こどもと親の交流ノート(明石市)


◆第5章◆ 国際的な子の奪取の民事的側面に関するハーグ条約

◇はじめに 渡辺 惺之
◇Ⅰ 国境を越える配慮権(Sorgerecht)あるいは面会交流権(Umgangsrecht)をめぐる紛争状況
    ダグマー・ケスター=ヴァルチェン(長田 真里 訳)
◇Ⅱ ドイツにおける子の返還事件に関するメディエーションの実務並びに裁判との連携
    マルチナ・エルプ・クリューネマン(渡辺 惺之 訳)
◇Ⅲ ドイツにおける『ハーグ子の連れ去り条約』による子の返還裁判の実務
    マルチナ・エルプ・クリューネマン(渡辺 惺之 訳)
◇Ⅳ 子の奪取の民事面に関する1980 年10 月25 日ハーグ条約とオーストリー
    ベア・フェアシュレーゲン(渡辺 惺之 訳)

あとがき

 ・初出一覧
 ・執筆者(翻訳者)一覧


~~~執筆者(翻訳者)一覧~~~

【編著者】
二宮周平:立命館大学法学部教授
渡辺惺之:弁護士、大阪大学名誉教授

【執筆者/訳者】 (執筆順)
パトリック・パーキンソン:シドニー大学ロースクール教授
長田真里:大阪大学大学院法学研究科教授
古賀絢子:東京経済大学現代法学部専任講師
宋健鍾:仁川家庭法院専門調査官
福市航介:弁護士
佐々木健:専修大学法学部准教授
松久和彦:近畿大学法学部准教授
エーベルハルト・シュテーサー:シュトゥットガルト高等裁判所総括判事
フォルカー・ビスマイヤー:ベージクハイム区裁判所長
ペーター・ベーム:ウィーン大学名誉教授(故人)
金成恩:立命館大学グローバル・イノベーション研究機構専門研究員
村本邦子:臨床心理士、立命館大学大学院応用人間科学研究科教授
小田耕治:元大阪高等裁判所判事、家事調停委員
ブリギット・カップ:心理療法士、元シュトゥットガルト高等裁判所心理鑑定人
狭間巨勝:大阪地方裁判所判事補
桑田道子:NPOnpo法人FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワークVi-Project代表
山口恵美子:公益社団法人家庭問題情報センター前面会交流援助部長
ダグマー・ケスター=ヴァルチェン:ゲッティンゲン大学名誉教授
マルチナ・エルプ=クリューネマン:ハム区裁判所判事
ベア・フェアシュレーゲン:ウィーン大学法学部教授

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内容説明

<子どもの視点、国際的視座の獲得へ―学習、研究から実務まで>

未成年の子供のいるカップルの離婚紛争について、合意による解決と合意内容の履行を支援する仕組みを追求。アメリカ・オーストラリア・韓国・ドイツなどの各国と日本の実際に行われている取組みに関する貴重な資料を掲載。アセスメント・シートや養育に関する協議書、心理相談所の誓約書、養育手帳、取決め書、相談証明書等々、実務家にとって、また、学生、研究者へも重要な手引き、道標となる、現実社会の要請に応える待望の書。

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