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法と哲学 創刊第1号

法と哲学 創刊第1号

【法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発】を目指し、待望の刊行開始!!/特集:〈法における哲学〉と〈哲学における法〉

著者 井上 達夫 責任編集
長谷部 恭男
河上 正二
松原 芳博
児玉 聡
宇野 重規
松元 雅和
網谷 壮介
瀧川 裕英
森村 進
早川 誠
ジャンル 法律 > 法哲学
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2015/06/30
ISBN 9784797298611
判型・ページ数 菊判・232ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はしがき

◇Ⅰ 特 集 〈法における哲学〉と〈哲学における法〉◇
1 法と哲学―「面白き学知」の発展のために― 〔井上達夫〕
 はじめに
 Ⅰ 法哲学の面白さはどこにあるか
 Ⅱ 法概念論の脱構築と再構築
 おわりに

2 憲法と哲学 〔長谷部恭男〕
 はじめに
 Ⅰ 基本的な概念の理解
 Ⅱ 基本的概念の出自・淵源
 Ⅲ 難問の解決の糸口
 Ⅳ 基本的前提を疑う―思想の自由市場
 む す び

3 民法と哲学 〔河上正二〕
 Ⅰ 法哲学への憧れ
 Ⅱ 5つのP
 Ⅲ 民法の二大学派
 Ⅳ 日本社会と法
 Ⅴ 基礎法学と民法学

4 刑法と哲学―刑罰の正当化根拠をめぐって―〔松原芳博〕
 Ⅰ 刑法と哲学
 Ⅱ 刑罰の定義
 Ⅲ 刑罰の「正当化根拠」から区別されるべきもの
 Ⅳ 刑罰の正当化根拠
 Ⅴ 責任主義の根拠
 Ⅵ 刑罰の国の側からの正当化と行為者の側からの正当化

5 法と倫理学 〔児玉 聡〕
 Ⅰ 加藤尚武とピーター・シンガーの倫理学的理解
 Ⅱ ベンタムにおける法と倫理の関係
 Ⅲ 法哲学と倫理学

6 法と政治哲学―「三つの分離」を超えて―〔宇野重規〕
 Ⅰ 法哲学と政治哲学
 Ⅱ 英米系と大陸系
 Ⅲ 規範研究と実証研究
 Ⅳ 『法の精神』
 Ⅴ 『法の哲学』
 Ⅵ 法・政治・哲学の未来像

◇Ⅱ 論  説◇ 
1 兵士の道徳的平等性に関する一考察 〔松元雅和〕
 はじめに
 Ⅰ 正統派正戦論
 Ⅱ 修正派正戦論
 Ⅲ 何を論点とすべきか
 Ⅳ 兵士有責論の原理的帰結
 Ⅴ 兵士有責論の実践的帰結
 Ⅵ 兵士脅威論の再検討
 おわりに

2 カントと許容法則の挑戦―どうでもよいこと・例外・暫定性―〔網谷壮介〕
 Ⅰ 許容法則と単に許容された行為
 Ⅱ 許容法則とadiaphora
 Ⅲ adiaphoraの問題史
 Ⅳ カントによるadiaphora問題の決着:理性法の貫徹と例外の排除
 Ⅴ 叡智的占有の許容
 Ⅵ 『永遠平和』における許容法則
 Ⅶ 暫定性の政治学
 結  論

3 死と国家―政治的責務論の存在論的転回―〔瀧川裕英〕
 Ⅰ 自然状態
 Ⅱ 囚人のディレンマ
 Ⅲ 調整ゲーム
 Ⅳ 死と国家
 Ⅴ おわりに

◇Ⅲ 書  評◇
『立法学のフロンティア』(全3巻)ナカニシヤ出版,2014年
 第1巻『立法学の哲学的再編』(井上達夫編)
 第2巻『立法システムの再構築』(西原博史編)
 第3巻『立法実践の変革』(井田良・松原芳博編)

1 法理論における立法の意義 〔森村 進〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 規範的法実証主義と法の「正統性」
 Ⅲ その他の論文三篇

2 熟議は立法府を救えるか? ―『立法学のフロンティア』と政治哲学との間で―〔早川 誠〕
 序 「政治の情況」と「再帰的近代化」
 Ⅰ 政治哲学・『フロンティア』・熟議民主主義論
 Ⅱ 実証的政治学からの問題提起
 Ⅲ 『フロンティア』の熟議論
 Ⅳ 結  び

----------------------------------
Law and Philosophy No.1

Edited by Tatsuo INOUE

Ⅰ The Inaugural Issue Features: Philosophy in Law and Law in Philosophy
 1. Law and Philosophy: Toward “a Study of Lively Human Interest” Tatsuo INOUE
 2. Constitutional Law and Philosophy Yasuo HASEBE
 3. Civil Law and Philosophy Shoji KAWAKAMI
 4. Criminal Law and Philosophy: Over Justifications for Punishment Yoshihiro MATSUBARA
 5. Law and Ethics Satoshi KODAMA
 6. Law and Political Philosophy: Beyond “Three Separations” Shigeki UNO

Ⅱ Articles
 1. A Reflection on the Moral Equality of Soldiers Masakazu MATSUMOTO
 2. Kant and the Challenge of Permissive Law: Adiaphora, Exception and the Provisional Sosuke AMITANI
 3. Human Morality and Political Obligation Hirohide TAKIKAWA

Ⅲ Book Reviews
 Reviews on Frontiers of Legislation-Studies, 3 Volumes, Nakanishiya Pub. Co., 2014
 Review 1. The Significance of Legislation in Legal Theory Susumu MORIMURA
 Review 2. Can Deliberation Make the Legislature More Respectable? A View from Political Philosophy Makoto HAYAKAWA

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内容説明

◆井上達夫教授の責任編集による、法の現場から哲学に挑戦し、法学の前線から法を問い直すための法哲学に関する最新研究誌◆

法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指して、待望の刊行開始! 創刊号では特集:〈法における哲学〉と〈哲学における法〉と題し、法学各分野と哲学の関わりを俯瞰するほか、論説3編と書評2編を収録。

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