目次
<執筆者一覧>
第Ⅰ部
1 近代法の翻訳者たち(1)―山脇玄と守屋善兵衛― 〔小野博司〕
1.はしがき
2.山 脇 玄
3.守屋善兵衛
4.むすびにかえて
2 法的支援におけるアウトリーチとは―法テラスの原発被害への実践から― 〔吉岡すずか〕
はじめに
1.アウトリーチとは
2.アウトリーチの実践 3. 11 以前・以後
3.アウトリーチ再考
4.原発事故被災地へのアウトリーチをいかに考えるべきか
5.比較:自然災害大国オーストラリアの実践から
6.課 題
第Ⅱ部(会員論文)
3 日本漁業の現状と持続可能性への考察―東アジアにおける漁業との比較も踏まえて―〔南 眞二〕
1.はじめに
2.日本の漁業法制度と現状
3.東アジアの漁業法制度と現状
4.東アジアの中の日本漁業
5.日本漁業の方向性
6.ま と め
4 公証制度の発展と課題(第2 部・完)―総論的・制度論的分析― 〔三野寿美〕
1.序 論
2.制度・構造上の問題
3.今後の制度的発展について
4.結 び
5 アメリカの医療制度―保険改革法を中心とした制度改革の考察 〔石原奈津子〕
1.はじめに
2.アメリカの医療保障システムの概要
3.アメリカ医療の問題
4.アメリカの医療制度改革
5.法政策における日米比較考察
あとがき
内容説明
近年、わが国では、大改革が様々の領域で進行中であり、法律学の世界においても伝統的な法解釈学を超えた研究が求められている。今回は、『翻訳と支援』を特集テーマとし、国際的な視野からその問題点を検討。日本の漁業の現状と可能性、アメリカの医療制度など、重要テーマを広範に考察した、より良い日本社会の構築のために、必読の書。