職場のいじめとパワハラ・リストラQA150

職場のいじめとパワハラ・リストラQA150

この本への感想・お問い合わせ

このエントリーをはてなブックマークに追加

会社でのいじめ対策にそのまま使える

著者 水谷 英夫
ジャンル 法律  > 労働法/社会保障法
出版年月日 2009/08/31
ISBN 9784797285642
判型・ページ数 B5・376ページ
定価 4,180円(税込)
在庫 在庫あり

ネット書店で購入する

Amazon
honto
楽天ブックス
e-hon 全国書店ネットワーク
紀伊國屋書店ウェブストア
セブンネットショッピング
TSUTAYA オンラインショッピング
Honya Club.com

営業のノルマが達成できないときに、「お前の存在が目障りだ。居るだけでみんなが迷惑している。」などといわれたら、どういう気持ちがするだろうか・・・・①パワハラ・いじめ②派遣・期間工切り・リストラの2つのテーマを中心に、多数の具体事例と対策を掲載。法律を知らない方にも、基礎知識編やコラムをもうけ、分りやすく構成した、信頼の執筆者による、信頼の書。

第1編 職場のいじめ・パワハラ

第1章 職場の「いじめ」「パワハラ」とは?

Ⅰ 基礎知識編

〔1〕いじめ・パワハラの意義
Q1 いじめ・パワハラとはどのような行為を意味するのだろうか?
 ◆S【多義的で曖昧な概念】…3
〔2〕いじめ・パワハラの歴史
Q2 いじめはいつごろから問題となってきたのだろうか?
……〈column1〉「いじめ」とは?(5)
  〈column2〉日本軍隊内のいじめ―『陸に上がった軍艦』(6)
      ◆S【古くて新しい問題】…5
〔3〕いじめ・パワハラの諸相(その1)
Q3 学校などでは,いじめはどんなところで問題となっているのだろうか?◆S【学校・大学の場合】…6
  図表Q3 現在あるハラスメント行動は?(7)
〔4〕いじめ・パワハラの諸相(その2)
Q4 家庭では,いじめはどんなところで問題となっているのだろうか?
……〈column3〉「児童虐待防止法」「DV防止法」「高齢者虐待防止法」とは?(9)
  ◆S【家庭の場合】…8
〔5〕いじめ・パワハラの諸相(その3)
Q5 クレーマーやいやがらせなどのいじめはどんなところで問題となっているのだろうか?
……〈column4〉使い方守らず「弁償しろ!」(11)
  ◆S【モンスター・ペアレント・カスタマーなど】…10
  図表Q5 昨年1年間の「院内暴力」(12)
〔6〕職場のいじめ・パワハラがクローズアップされる理由
Q6 今日世界的な現象ともいわれる職場のいじめ・パワハラがクローズアップされるのはどうしてなのだろうか?
  ◆S【「流行病」としての職場のいじめ・パワハラ】…12
  図表Q6―1 交通運輸分野での職場のいじめ・暴力(フランス)(13)
  図表Q6―2 NHS職員に対する暴力,ハラスメント,いじめ,または脅しの加害者(14)
  図表Q6―3 職場における「暴力」の種類(14)
  図表Q6―4 EU職場における身体的暴力,いじめ,セクハラ(15)
〔7〕職場のいじめ・パワハラの実態(その1)
Q7 職場のいじめやパワハラの実態はどのようなものなのだろうか?
◆S【民間の場合】…15
  図表Q7―1 相談件数の推移(16)
  図表Q7―2 民事上の個別労働紛争相談の内訳(17)
  図表Q7―3 助言・指導申出内容の内訳(17)
  図表Q7―4 あっせん申請内容の内訳(17)
〔8〕職場のいじめ・パワハラの実態(その2)
Q8 公務員などでは職場のいじめやパワハラはどのような場合に見られるのだろうか? ◆S【公務職場の場合】…18
  図表Q8―1 苦情相談の内容別件数(18)
  図表Q8―2 新規苦情相談の内容別件数(19)
  図表Q8―3 長期病休者数及び長期病休者率の推移(19)
〔9〕職場のいじめ・パワハラの実態(その3)
Q9 会社にとって職場のいじめ・パワハラはどのような深刻な被害をもたらすのだろうか?
……〈column5〉 フィンランドの調査(20)
  〈column6〉 「精神」と「身体」(24)
  〈column7〉 精神疾患は誰でもかかりうる病気―「ストレス―脆弱性理論」(26)
   ◆S【パワハラは個人被害だけでなく,経営悪化をもたらす】…20
  図表Q9―1 助けを求めることは恥ずかしいことか(21)  
  図表Q9―2 うつ病の反応,寛解,回復,再燃,再発(22)
  図表Q9―3 仕事におけるストレスフルな出来事(1)(22)
  図表Q9―4 仕事におけるストレスフルな出来事(2)(23)
  図表Q9―5 精神障害の労災申請・認定状況(23)  
  図表Q9―6 「パワハラ」を受けた社員がメンタル面で何らかの問題を生じている(25)
  図表Q9―7 「パワハラ」は企業にどんな損失をもたらすか?(25)
〔10〕職場のいじめ・パワハラの構造・特徴(その1)
Q10 職場のいじめやパワハラの背景には何があるのだろうか?
……〈column8〉 ミルグラム実験(29) ◆S【「力」関係がポイント】…27
〔11〕職場のいじめ・パワハラの構造・特徴(その2)
Q11 職場のいじめやパワハラが引き起こされる要因は何なのだろうか?
……〈column9〉 究極要因/中間要因/至近要因(30)
  〈column10〉 労働の商品化(32) ◆S【「究極要因」】…29
  図表Q11 いじめの本質・発生要因など(31)
〔12〕職場のいじめ・パワハラの構造・特徴(その3)
Q12 職場のいじめやパワハラが発生するきっかけには,どのようなことが考えられるのだろうか?
……〈column11〉 中和の技術(Technique of Neutralization)(36)   ◆S【「中間要因」】…34
〔13〕職場のいじめ・パワハラの構造・特徴(その4)
Q13 職場のいじめはどのようなプロセスをたどって被害を広げてしまうのだろうか?
……〈column12〉 抑圧された状況下では…(39)  ◆S【不安定→安定へ】…38
  図表Q13 職場のいじめ・パワハラのプロセス(39)
Ⅱ 事例編
〔14〕いじめ・パワハラの諸相(その1)〈事例1〉
Q14 いじめ・パワハラはどんなところで問題となっているのだろうか?
     ◆S【学校でのいじめ】…41
〔15〕いじめ・パワハラの諸相(その2)〈事例2〉
Q15 アカデミック・ハラスメント(アカハラ)とよばれるいじめには,どのような事例があるのだろうか?  ◆S【大学の場合―アカハラ】…43
〔16〕いじめ・パワハラの諸相(その3)〈事例3〉
Q16 いじめはどんなところで問題となっているのだろうか?
◆S

◆S【モンスター・ペアレントの場合】…45
〔17〕職場のいじめ・パワハラの実態(その1)〈事例4〉
Q17 職場のいじめ・パワハラは身近なところでは,どのような実態にあるのだろうか?  ◆S【民間職場の場合】…46
〔18〕職場のいじめ・パワハラの実態(その2)〈事例5〉
Q18 公務員にみられる職場のいじめやパワハラにはどのようなものがみられるのだろうか?  ◆S【公務職場の場合】…47

第2章 職場のいじめ・パワハラの法的責任

Ⅰ 基礎知識編

〔19〕法的責任
Q19 職場のいじめの違法性の判断はどのようなレベルで問題となるのだろうか? ◆S【法的責任】…49
〔20〕刑事責任
Q20 職場のいじめで刑事責任が問われるのはどのような場合なのだろうか?
……〈column13〉 傷害罪とは?(50)
  〈column14〉 PTSDとは?(51)◆S【刑事責任】…50
〔21〕懲戒処分
Q21 職場のいじめ・パワハラが懲戒処分となるのはどのような根拠によるものなのだろうか? ◆S【懲戒処分】…52
〔22〕民事責任(その1)
Q22 職場のいじめの民事責任が問題となるのはどのような場合なのだろうか? ◆S【民事責任とは】…53
〔23〕民事責任(その2)
Q23 権利の侵害が判断されるのは,どのような基準によるものなのだろうか?
  ◆S【誰を基準にするか?】…54
〔24〕使用者責任(その1)
Q24 職場のいじめで使用者責任が問われるのはどのような法的根拠によるものなのだろうか?  ◆S【4つのアプローチ】…56
  図表Q24 職場いじめ―問題状況と「法的責任」(57)
〔25〕使用者責任(その2)
Q25 事業を執行する上で,第三者に損害を与えた場合,どのような使用者責任が問われるのだろうか?
      ◆S【民法715条にもとづく損害賠償責任】…58
〔26〕使用者責任(その3)
Q26 使用者が注意義務を怠り,適切な対応をしなかった場合,どのような責任が問われるのだろうか?
      ◆S【民法709条にもとづく不法行為責任】…59
〔27〕使用者責任(その4)
Q27 雇用従属関係にあると認められる場合の安全配慮義務とはどのようなものなのだろうか?  ◆S【職場環境配慮義務】…60
〔28〕使用者責任(その5)
Q28 職場のいじめに対して,使用者はどのような職場環境の整備が義務づけられるのだろうか? ◆S【職場環境配慮義務の内容は?】…61
〔29〕使用者責任(その6)
Q29 職場のいじめは被害者の人格権をどのような形で侵害するのだろうか? ◆S【人格権の侵害】…63
〔30〕使用者責任(その7)
Q30 職場のいじめは,職場環境にどのような侵害をもたらすのだろうか?  ◆S【職場環境の侵害】…64
〔31〕使用者責任(その8)
Q31 職場のいじめで使用者の責任が問われるのはどのような場合なのだろうか?◆S【加害行為の主体】…65
〔32〕使用者責任(その9)
Q32 職場のいじめでどのような加害行為が問題となるのだろうか?
     ◆S【加害行為の態様】…67
〔33〕使用者責任(その10)
Q33 職場のいじめによる加害行為と損害の因果関係はどのようなものなのだろうか?
……〈column15〉 心因反応(69)
  〈column16〉 うつ病(69)  ◆S【損害と因果関係】…68
〔34〕労災補償(その1)
Q34 いじめ・パワハラによって労災が適用されるのはどのような場合なのだろうか?  ◆S【「判断指針」】…70
  図表Q34 精神障害の業務起因性の判断のフローチャート(73)
〔35〕労災補償(その2)
Q35 いじめ・パワハラの被害の拡大に対応して労災認定の基準はどのように変わってきたのだろうか?◆S【「新認定基準」の登場】…74

Ⅱ 事例編

〔36〕刑事責任〈事例6〉
Q36 職場のいじめで刑事事件が問われたものにはどのようなものがあるのだろうか?◆S【生理的機能の傷害】…77
〔37〕PTSD〈事例7〉
Q37 職場のいじめでPTSDが認められたケースにはどのようなものがあるのだろうか?◆S【PTSD―傷害罪の成立】…78
〔38〕懲戒処分(その1)〈事例8〉
Q38 組合員が非組合員に対してなした暴力行為で懲戒処分が認められたケースとはどのようなものなのだろうか?  ◆S【組合活動との関連で】…78
〔39〕懲戒処分(その2)〈事例9〉
Q39 セクハラなどにより懲戒処分が認められたケースとはどのようなものなのだろうか? ◆S【セクハラによる懲戒処分】…79
〔40〕民事責任〈事例10〉
Q40 いじめの違法性はどのように判断されるのだろうか?
  ◆S【「枠組み」と「基準」】…80
〔41〕使用者責任(その1)〈事例11〉
Q41 職場のいじめはどのような加害行為をいうのだろうか?
◆S【名誉・プライバシー侵害の場合】…82
〔42〕使用者責任(その2)〈事例12〉
Q42 セクハラの報復とされるいじめとはどのような加害行為なのだろうか?
……〈column17〉 氏名を正確によばれる権利(86)
   ◆S【セクハラに伴う報復としてのいじめ】…85
〔43〕使用者責任(その3)〈事例13〉
Q43 暴行を伴う職場のいじめとはどのような加害行為なのだろうか?
         ◆S【暴行事件を契機として】…87
〔44〕使用者責任(その4)〈事例14〉
Q44 職務に関わるいじめにはどのような加害行為がみられるのだろうか?
 ◆S【仕事上のミスや不正行為を契機として】…89
〔45〕使用者責任(その5)〈事例15〉
Q45 職場環境を侵害するいじめとはどのような加害行為なのだろうか?
     ◆S【職場環境の侵害】…90
〔46〕使用者責任(その6)〈事例16〉
Q46 人間関係を阻害するいじめとはどのような加害行為なのだろうか?
 ◆S【自由な人間関係を形成する権利の侵害】…92
〔47〕使用者責任(その7)〈事例17〉
Q47 不公正な処遇による職場のいじめとはどのような加害行為なのだろうか?
……〈column18〉 公正評価義務(93)   ◆S【公正な処遇を享受する権利の侵害】…93
〔48〕使用者責任(その8)〈事例18〉
Q48 いじめの主体が職場ぐるみの場合とはどのような行為をいうのだろうか?  ◆S【女性差別を伴う人格権侵害】…94
〔49〕使用者責任(その9)〈事例19〉
Q49 職場ぐるみの組合員いじめについての,使用者責任はどのように問われるのだろうか? ◆S【組合差別を伴う不利益取扱い】…95
〔50〕使用者責任(その10)〈事例20〉
Q50 リストラを伴ういじめについての使用者責任はどのように問われるのだろうか?◆S【リストラ手段として】…96
〔51〕使用者責任(その11)〈事例21〉
Q51 長期にわたる職場ぐるみのいじめについての使用者の責任はどのように問われるのだろうか?◆S【長期にわたる異常ないじめ】…97
〔52〕使用者責任(その12)〈事例22〉
Q52 管理職によるいじめにはどのような場合が考えられるのだろうか?
      ◆S【管理職によるいじめ】…98
〔53〕使用者責任(その13)〈事例23〉
Q53 同僚によるいじめについて使用者責任はどのように問われるのだろうか?    ◆S【同僚従業員によるいじめ】…100
〔54〕使用者責任(その14)〈事例24〉
Q54 他社従業員によるいじめの場合の使用者責任はどのようになるのだろうか?   ◆S【他社従業員によるいじめ】…102
〔55〕使用者責任(その15)〈事例25〉
Q55 第三者によるいじめの被害については使用者責任は認められるのだろうか?  ◆S【従業員以外】…104
〔56〕使用者責任(その16)〈事例26〉
Q56 いじめにより精神的被害を被った場合の損害の補償はどのように考えられるのだろうか?◆S【損害の発生】…105
〔57〕使用者責任(その17)〈事例27〉
Q57 いじめによりうつ病になった場合などは,使用者の責任はどのように問われるのだろうか?◆S【「特別損害」とする事例】…106
〔58〕使用者責任(その18)〈事例28〉
Q58 いじめによるうつ病で自殺に追い込まれたケースで,使用者の責任はどのように問われるのだろうか?  ◆S【「通常損害」とする事例】…108
〔59〕使用者責任(その19)〈事例29〉
Q59 職場のいじめで使用者の過失相殺が認められたケースとはどのようなものなのだろうか? ◆S【過失相殺は?】…109
〔60〕労災補償(その1)〈事例30〉
Q60 労災が認定される事例にはどのようなものがあるのだろうか?
◆S【労基署の場合】…110
〔61〕労災補償(その2)〈事例31〉
Q61 労災が認定された裁判例とはどのようなものなのだろうか?
   ◆S【裁判の場合】…111

第3章 職場のいじめ・パワハラに対する対処法-被害者側

Ⅰ 基礎知識編

〔62〕被害者の対処法(その1)
Q62 職場のいじめによる被害者自身はどのように対処したらよいのだろうか?   ◆S【被害者自身の対処法】…115
〔63〕被害者の対処法(その2)
Q63 職場のいじめに対し被害者のサポートはどのようにしたらよいのだろうか?   ◆S【被害者のサポート】…117
〔64〕被害者の対処法(その3)
Q64 示談交渉はどのようにすればよいのだろうか? ◆S【示談交渉】…119
〔65〕裁判外紛争システム(その1)
Q65 行政機関による裁判外紛争システムにはどのようなものがあるのだろうか?   ◆S【厚労省等行政機関の利用】…122
  図表Q65 個別労働紛争解決システムのスキーム(123)
〔66〕裁判外紛争システム(その2)
Q66 行政機関によらない裁判外紛争システムには,どのようなものがあるのだろうか。◆S【その他の行政機関の利用】…125
〔67〕裁判外紛争システム(その3)
Q67 弁護士などによる裁判外紛争システムにはどのようなものがあるのだろうか?
……〈column19〉 「仲裁」とは?(128)   ◆S【裁判所,弁護士会などの利用】…127
〔68〕裁判外紛争システム(その4)
Q68 裁判外紛争システムによる解決はどのように評価されているのだろうか?    ◆S【裁判外紛争システムの評価】…129
〔69〕労働審判
Q69 労働審判とはどのように行われるのだろうか?
 ◆S【審判の利用法は?】…130
  図表Q69―1 全国労働審判事件の終局事由ごとの既済件数(131)
  図表Q69―2 個別労働紛争に関する手続別新受件数(全国)(132)
〔70〕仮処分
Q70 仮処分はどのような場合に用いられるものなのだろうか?
       ◆S【仮処分の利用法】…134
〔71〕本訴の提起
Q71 訴訟を提起した場合,逆に名誉毀損が問われるのはどのようなものがあるのだろうか?
◆S【本訴の利用法は?-特に名誉毀損等との関連】…137
〔72〕労災申請
Q72 労災申請をする場合,どのような点に留意しなければならないのだろうか?   ◆S【労災申請の留意点】…138
  図表Q72 民間労働者の労災申請の流れ(公務員もほぼ同様)(139)
〔73〕刑事告訴
Q73 刑事告訴が有効なのはどのような場合なのだろうか?
  ◆S【いじめが常軌を逸している場合】…140
〔74〕いろいろな紛争解決法
Q74 いじめの対処法としてどの紛争解決システムを利用すればよいのだろうか?  ◆S【紛争の程度にあわせた解決法を選択しよう】…140

Ⅱ 事例編

〔75〕被害者のサポート〈事例32〉
Q75 いじめの被害の相談を受ける際にはどのような点に留意したらよいのだろうか?  ◆S【留意点の具体例】…142
〔76〕証拠の検討〈事例33〉
Q76 証拠の信憑性はどのようにして判断されるのだろうか?
     ◆S【証拠の検討に際しての留意点】…143
〔77〕仮処分の利用〈事例34〉
Q77 差止めが仮処分で問題とされる事例には,どのようなものがあるのだろうか?   ◆S【差止めが必要とされる場合】…144
〔78〕本訴の利用〈事例35〉
Q78 記者会見や記事などが争いとなる事例とはどのようなものがあるのだろうか? ◆S【「やりすぎ」は禁物!】…146

第4章 職場のいじめ・パワハラの対処(――使用者側),予防策

Ⅰ 基礎知識編

〔79〕使用者側の対応策(その1)
Q79 いじめ・パワハラの相談があった場合,使用者はどのような点に注意をしなければならないのだろうか?  ◆S【相談の留意点】…149
〔80〕使用者側の対応策(その2)
Q80 いじめが発生した場合,使用者はどのような措置をとることが求められるのだろうか?   ◆S【調査】…152
〔81〕使用者側の対応策(その3)
Q81 いじめが発生した場合,使用者は被害が拡大しないようにどのような対策が求められているのだろうか?  ◆S【被害拡大回避】…154
〔82〕使用者側の対応策(その4)
Q82 使用者は,いじめの再発防止にどのような対策をとらなければならないのだろうか?   ◆S【再発防止-メンタルヘルスケア】…157
〔83〕使用者側の対応策(その5)
Q83 いじめなどにより休職した労働者に対し,使用者はどのような雇用契約上の義務を負うのだろうか? ◆S【職場復帰支援義務】…159
〔84〕使用者側の対応策(その6)
Q84 いじめなどにより休職した労働者の賃金や職場復帰などはどのように判断されるのだろうか? ◆S【休職後の職場復帰支援】…160
〔85〕使用者側の対応策(その7)
Q85 いじめをした行為者には,どのような職務上の処分がなされるのだろうか?◆S【行為者が懲戒処分等を受けた場合】…163
〔86〕職場のいじめの原因と対策
Q86 職場のいじめの原因と対策への取組みには,どのようなものが見られるのだろうか?  ◆S【職場の人々の考え】…164
  図表Q86―1 下記のうち,職場のいじめと「関連がある」と思われるものがあればお選びください。(165)
  図表Q86―2 「職場いじめ」がおこった部署に見られた兆候はありましたか?(166)
  図表Q86―3 今年10月,上司からの暴言や叱責などのパワーハラスメントでうつ病になったことが原因として,東京地裁が,自殺をパワハラによる労災と認定しました。パワーハラスメントに対する対策として,あなたが有効・必要と考えられることをお教えください。(166)
  図表Q86―4 「いじめ」の発生の予防策として効果があるとお考えのものをお選びください。(167)
〔87〕職場のいじめ・パワハラの対策(その1)
Q87 各国における職場のいじめ・パワハラ対策はどのようになっているのだろうか?   ◆S【フランスの例を中心に】…167
〔88〕職場のいじめ・パワハラの対策(その2)
Q88 わが国においては,職場いじめ・パワハラの対策は,どのような取組みがなされているのだろうか?   ◆S【わが国の取組み】…169
〔89〕職場のいじめの予防策(その1)
Q89 職場のいじめをなくすためにはどのような取組みが必要なのだろうか?◆S【3つのレベルの取組み】…170
〔90〕職場のいじめの予防策(その2)
Q90 いじめを予防するためには,どのような法的規制がとられているのだろうか?  ◆S【法的規制】…171
〔91〕職場のいじめの予防策(その3)
Q91 事業主にはどのような対応策が求められているのだろうか?
   ◆S【CSRとしてのいじめ防止】…174
〔92〕職場のいじめの予防策(その4)
Q92 事業主はいじめのない職場をつくるためにどのような対策を講じればよいのだろうか? ◆S【いじめの排除・予防】…175

Ⅱ 事例編

〔93〕使用者側の対応策(その1)〈事例36〉
Q93 調査義務を怠り,放置したり漫然とした調査が問題とされた事例とはどのようなものなのだろうか?◆S【調査義務の具体例は】…179
〔94〕使用者側の対応策(その2)〈事例37〉
Q94 被害者が自殺した場合,使用者にはどのような安全配慮義務が問われるのだろうか?  ◆S【自殺回避義務の具体例】…181
〔95〕使用者側の対応策(その3)〈事例38〉
Q95 使用者側の対応として解雇権の濫用とされるのは,どのような場合なのだろうか?  ◆S【解雇回避義務の具体例】…182
〔96〕使用者側の対応策(その4)〈事例39〉
Q96 使用者が不当な業務命令で退職させたとされるのはどのような場合なのだろうか?  ◆S【退職回避義務の具体例】…183
〔97〕使用者側の対応策(その5)〈事例40〉
Q97 セクハラやリストラで被害者の損害賠償請求は認められるのだろうか?◆S【損害賠償の具体例】…184
〔98〕使用者側の対応策(その6)〈事例41〉
Q98 欠勤や休職で賃金の支払請求が認められた事例とはどのようなものなのだろうか?  ◆S【欠勤・復職の具体例】…185
〔99〕使用者側の対応策(その7)〈事例42〉
Q99 再発防止のために,使用者にはどのような対策・責任が求められるのだろうか?  ◆S【再発防止義務の具体例】…187
〔100〕使用者側の対応策(その8)〈事例43〉
Q100 行為者が使用者から懲戒処分等を受けた場合,行為者は損害賠償請求ができるのだろうか? ◆S【懲戒処分】…188

第2編 雇用と「リストラ」

第1章 「雇用危機」と「規制緩和」

〔101〕「雇用危機」の現状とその背景(その1)
Q101 2008年秋ころから,「派遣切り」「雇止め」や内定取消が社会問題になり,「雇用危機」といわれているが,どんな状況なのだろうか?  ◆S【「高速」派遣切り!】…193
  図表Q101―1 3月末までに失職する非正社員と派遣社員(194)
  図表Q101―2 非正規労働者の雇い止め状況(194)
  図表Q101―3 完全失業率と有効求人倍率(195)
  図表Q101―4 主な自動車,電機メーカーのリストラ(195)
  図表Q101―5 雇用維持・コスト削減に向けた労使の主な協議事項(195)
〔102〕「雇用危機」の現状とその背景(その2)
Q102 急速に進む「雇用危機」「景気悪化」の背景は何なのだろうか?
  ◆S【「至近要因」】…196
  図表Q102―1 空前の利益を上げる大企業,配当も増加,従業員給与は低迷(197)
  図表Q102―2 消費は微増,輸出は急増 1997年を1としたときの個人消費と輸出の推移,実質値(198)
  図表Q102―3① 増加する派遣・契約社員(198) 
  図表Q102―3② 急増する派遣労働者,321万人(199) 
  図表Q102―4 短期・反復の「使いすて労働」(199)
〔103〕「雇用危機」の現状とその背景(その3)
Q103 新自由主義政策とはどのようなものであったのだろうか?
 ◆S【雇用危機の「究極要因」】…200
  図表Q103 年収200万円以下の給与所得者数の推移(201)
〔104〕「雇用危機」の現状とその背景(その4)
Q104 小泉「構造改革」とはどのようなものであったのだろうか?
 ◆S【雇用危機の「中間要因」】…202
  図表Q104―1 経済財政諮問会議による方針(203)
  図表Q104―2 日本の自動車メーカーによる国内・海外自動車生産の推移(203)
  図表Q104―3 法人税率の推移(204)
  図表Q104―4 1人当たりの名目GDPの国際順位(204)
〔105〕「雇用危機」の現状とその背景(その5)
Q105 雇用社会における「規制緩和」とはどのようなものであったのだろうか?◆S【雇用危機の「中間要因」】…206
  図表Q105―1 雇用者報酬の比較(207)
  図表Q105―2 最低賃金上昇率(208)
  図表Q105―3 長時間労働者(49時間以上)の比較(全労働者2004~05年)(208) 
  図表Q105―4① 非典型労働者の割合(2006年)(209)
  図表Q105―4② 拡大続く非正規雇用(209) 
  図表Q105―5 低下する労働組織率(210)
  図表Q105―6 労働組合の抵抗力の減退(211)
〔106〕「雇用危機」の現状とその背景(その6)
Q106 「ワーキング・プア」の現状はどのようになっているのだろうか?
◆S【日本の労働者の4人に1人!】…211
  図表Q106―1 事務所規模別男女労働者に占める年収200万円以下の労働者の割合(2007年)(212)
  図表Q106―2 アメリカのワーキング・プア(213)
  図表Q106―3 OECD諸国の相対的貧困と所得再配分機能(213)
〔107〕「雇用危機」の現状とその背景(その7)
Q107 「ワークシェアリング」が議論されているが雇用創出にはどのような効果が考えられるのだろうか?  ◆S【ワークルールの確立を!】…214
〔108〕「雇用危機」の現状とその背景(その8)
Q108 今日の雇用危機をどのようにすれば乗り切ることができるのだろうか?
……〈column20〉 今日の「リストラ」は何を意味するのか(221)
    ◆S【内部留保の活用は?】…218
  図表Q108―1 東証上場製造業(3月期決算)の経常利益と配当金額(219)
  図表Q108―2 配当総額と減額・増配企業の割合(219)
  図表Q108―3 大企業の内部留保と主要項目の変化(220) 
  図表Q108―4 製造業大企業の内部留保と非正規労働者数の推移(220) 
〔109〕労働法制の規制緩和(その1)
Q109 労働法制の規制緩和はどのように行われ,どのような影響をもたらしたのだろうか?  ◆S【2つの軸で改変】…222
  図表Q109 規制緩和にかかわる政策変更の推移(223) 
〔110〕労働法制の規制緩和(その2)
Q110 雇用形態の規制緩和の具体的内容は?    ◆S【非正規雇用の増加】…225
  図表Q110―1 非正社員が著しく増えている(226)
  図表Q110―2 劣悪な非正社員の賃金水準(226)
  図表Q110―3 非正社員を雇用する理由(227)
  図表Q110―4① 正社員として働ける会社がないからパート等で働いている者の推移(227) 
  図表Q110―4② 正社員に転職したいとする者の割合(227) 
〔111〕労働法制の規制緩和(その3)
Q111 労働者派遣業の原則自由化によってどのような問題が起きているのだろうか?◆S【製造業への解禁】…228
  図表Q111―1 労働者派遣事業の売上高(229)
  図表Q111―2 派遣労働者数,登録者数及び常用換算派遣労働者数の推移(229) 
  図表Q111―3① 労働者派遣事業所(派遣元の事務所)数(230)
  図表Q111―3② 派遣先事業所数(230) 
〔112〕労働法制の規制緩和(その4)
Q112 雇用期間の規制緩和の目的とその弊害はどのようになっているのだろうか? ◆S【雇用期間の規制緩和】…231
〔113〕労働法制の規制緩和(その5)
Q113 労働時間の規制緩和はどのような形で進められるのがよいのだろうか? ◆S【労働時間の規制緩和】…233
  図表Q113―1 就業形態別労働者1人平均年間総実労働時間の推移(年度)(235) 
  図表Q113―2 週60時間以上働く男性社員の割合(235)
  図表Q113―3 有給休暇の平均付与日数と平均取得日数(236)
  図表Q113―4 有給休暇をすべて取得できない理由(複数回答)(236)
  図表Q113―5 100万円以上の割増賃金の是正支払状況の推移(236)
  図表Q113―6 賃金不払い残業のある理由(237)
〔114〕労働法制の規制緩和(その6)
Q114 職業紹介の規制緩和によって,労働者はほんとうに恩恵をうけているのだろうか?◆S【職業紹介の規制緩和】…238
〔115〕労働法制の規制緩和(その7)
Q115 解雇制度の規制緩和によって労働者の権利はどのように変化したのだろうか?◆S【金銭解決制度】…239
〔116〕労働法制の改定(その1)
Q116 最低賃金制度の改正によってワーキング・プアの生活はどのように変わるのだろうか?  ◆S【賃金制度の改定】…241
  図表Q116―1 日本と欧米各国の最低賃金額(243)
  図表Q116―2 福利厚生費の推移(244)
〔117〕労働法制の改定(その2)
Q117 労働法制の改定で,パート労働者の待遇はどのように変わったのだろうか? ◆S【パート労働法の改正】…244
〔118〕労働法制の改定(その3)
Q118 雇用保険法の改定によってどの程度の労働者が救済されるのだろうか?◆S【雇用保険法の改定】…247

第2章 「リストラ」と雇用法制

Ⅰ 基礎知識編

〔119〕派遣労働(その1)
Q119 派遣労働とは,どのような労働契約に基づく就業形態なのだろうか? ◆S【派遣労働とは?】…249
  図表Q119―1 派遣労働の流れ(250)  
  図表Q119―2 労働者派遣と労働者供給(251)
  図表Q119―3 有料職業紹介(251)
〔120〕派遣労働(その2)
Q120 請負や出向・出張などはどのような点で派遣労働者と区別されるのだろうか? ◆S【派遣労働と他の労務供給】…252
  図表Q120―1 業務処理請負(253)
  図表Q120―2 労働者供給・労働者派遣・業務処理請負の関係(253)
〔121〕派遣労働(その3)
Q121 派遣労働についての事業主の責任はどのように規制されているのだろうか? ◆S【派遣事業規制と労働法令】…254
  図表Q121 労働基準法の主な規定についての適用関係(255) 
〔122〕派遣労働(その4)
Q122 派遣労働に含まれる業務内容とその期間はどのようなものなのだろうか?  ◆S【派遣労働の対象業務と期間】…256
〔123〕派遣労働(その5)
Q123 労働者派遣法に基づく派遣労働契約とはどのようなものなのだろうか? ◆S【派遣元と派遣先の義務】…257
  図表Q123① いすゞ自動車のAさんの雇用形態(261) 
   ② 派遣社員→サポート社員→派遣社員(261)
〔124〕派遣労働(その6)
Q124 ワーキング・プアの温床といわれる派遣労働法の問題点はどこにあるのだろうか?◆S【現行派遣法の問題点】…263
〔125〕派遣労働(その7)
Q125 派遣切りが問題とされる派遣労働法はどのような改正が行われようとしているのだろうか? ◆S【派遣労働の規制は?】…265
〔126〕有期契約と雇止め・解雇(その1)
Q126 期間の定めのある有期契約とはどのような労働契約なのだろうか?
      ◆S【期間の定めのある契約】…268
〔127〕有期契約と雇止め・解雇(その2)
Q127 増え続ける有期契約の雇止め・解雇はどのような規制が求められるのだろうか?◆S【解雇権濫用の行方】…271
  図表Q127 有期労働契約の議論のポイント(273)
〔128〕有期契約と雇止め・解雇(その3)
Q128 非常勤職員の場合の雇用契約はどのようになっているのだろうか?
     ◆S【非常勤公務員】…273
〔129〕労働契約の終了(その1)
Q129 退職と解雇は労働契約上どのように区別されるのだろうか?
        ◆S【「退職」と「解雇」の違い】…275
〔130〕労働契約の終了(その2)
Q130 解雇が解雇権濫用とされるのは,どのような場合なのだろうか?
      ◆S【解雇の自由とその制限】…277
〔131〕労働契約の終了(その3)
Q131 使用者側の事情による解雇から認められるのは,どのような場合なのだろうか?  ◆S【整理解雇】…280
〔132〕労働契約の終了(その4)
Q132 労働条件を変更する目的での変更解約告知が認められるのは,どのような場合なのだろうか? ◆S【変更解約告知】…282
〔133〕労働条件の変更(その1)
Q133 使用者が労働条件を一方的に切り下げることができるのは,どのような場合なのだろうか? ◆S【個別の変更】…284
〔134〕労働条件の変更(その2)
Q134 降格や配転等を理由とした労働条件の切り下げが有効とされるのはどのような場合なのだろうか?◆S【「降格」と賃金切り下げ】…286
〔135〕労働条件の変更(その3)
Q135 労働者の労働条件を不利益に変更することができるのは,どのような場合なのだろうか?   ◆S【就業規則の不利益変更】…288
〔136〕労働条件の変更(その4)
Q136 労働条件の切り下げなどの不利益をもたらす労働協約は有効なのだろうか? ◆S【労働協約の不利益変更】…291
〔137〕労働条件の変更(その5)
Q137 人事移動による配転命令の効力が問われるのは,どのような場合なのだろうか?◆S【配転命令とその限界】…292
〔138〕労働条件の変更(その6)
Q138 企業内の人事異動や出向・転籍命令の効力が認められるのはどのような場合なのだろうか?  ◆S【転籍・出向とその限界】…293
〔139〕内定取消など(その1)
Q139 内定取消が社会問題化している折,企業はどのような点に留意しなければならないのだろうか?◆S【内定取消】…295
  図表Q139 採用のプロセス(295)
〔140〕内定取消など(その2)
Q140 試用期間中の解約の法的性格はどのようなものなのだろうか?
      ◆S【試用期間と解約権行使】…298

Ⅱ 対策編

〔141〕派遣切り(その1)
Q141 派遣切りはどのような法的問題が考えられるのだろうか?
      ◆S【派遣契約の中途解除等】…300
  図表Q141 いわゆる「派遣切り」と「解雇」との関係(301)
〔142〕派遣切り(その2)
Q142 派遣労働の解雇・雇止めにはどのような法的問題があるのだろうか?  ◆S【派遣労働の解雇・雇止め】…302
  図表Q142 「派遣切り」に対する対応(303)
〔143〕派遣切り(その3)
Q143 派遣切りについて,どのような使用者責任が問われるのだろうか?
      ◆S【派遣先の直接雇用義務】…305
〔144〕有期契約の中途解除(=解雇)・雇止め
Q144 有期契約の中途解除・雇止めにはどのような制限があるのだろうか? ◆S【やむを得ない事由】…307
〔145〕労働契約の終了(その1)
Q145 使用者が退職を求めた場合の対処法はどのようにすればよいのだろうか?  ◆S【退職】…308
〔146〕労働契約の終了(その2)
Q146 使用者が解雇を伝えた場合の対処法はどのようにすればよいのだろうか?  ◆S【解雇】…309
〔147〕労働条件の変更(その1)
Q147 労働条件の変更について使用者から同意を求められた場合はどのように対応すべきなのだろうか?◆S【個別の変更】…313
〔148〕労働条件の変更(その2)
Q148 使用者が就業規則の変更によって労働条件を切り下げ,同意を求めた場合,どのように対処すればよいのだろうか?
         ◆S【就業規則による変更】…314
〔149〕労働条件の変更(その3)
Q149 配転・出向・転籍による労働契約上の問題点はどのようなものがあるのだろうか? ◆S【配転・出向・転籍とその限界】…316
〔150〕内定取消など
Q150 内定取消などに対する法的対処法にはどのようなことが考えられるのだろうか?◆S【内定取消,採用延長の違法性】…319


資 料 編

 資料1 心理的負荷による精神障害等に係る業務上の判断指針  323
 資料2 セクシュアルハラスメントによる精神障害等の業務上外の認定について  332
 資料3 上司の「いじめ」による精神障害等の業務上の認定について  333
 資料4 「改正」心理的負荷評価表    335
 資料5 懲戒処分の標準例一覧  338
 資料6 各種の個別労働紛争の処理手続  340


参考文献(341)
事項索引(345)
判例索引(347)

事例目次 (第1編)

第1章

事例1 鹿沼市立中学校いじめ自殺事件 41
[Q14]
事例2 奈良県立医大アカハラ事件 43[Q15]
    Z医科大学事件 43
    神戸大学医学部事件 45
事例3 モンスターペアレントが原因として公務災害・労務災害が認められたケース 45[Q16]
事例4 醜い職場のいじめ 46[Q17]
事例5 公務職場のいじめ 47[Q18]

第2章

事例6 刑事責任を問われた例 77[Q36]
事例7 PTSDが裁判で認められた事例 78
[Q37]
事例8 東武興業事件 78[Q38]
事例9 コンピューター・メンテナンス・サービス事件 79[Q39]
事例10 海上自衛隊事件 80[Q40]
事例11 U福祉会事件 82[Q41]
    風月堂事件 83
事例12 兵庫セクハラ・国立病院事件 85
[Q42]
    和歌山セクハラ事件 85
事例13 ファーストリテイリング(ユニクロ店舗)事件 87[Q43]
事例14 前田道路事件 89[Q44]
事例15 三井住友海上火災保険上司事件 90
[Q45]
    福岡セクハラ事件 91
    公立小学校ビラ配り事件 91
事例16 関西電力事件 92[Q46]
事例17 バンク・オブ・アメリカ・イリノイ事件 93[Q47]
事例18 ネスレ配転拒否事件 94[Q48]
    商工組合中央金庫(男女差別)事件 94
事例19 中央観光バス事件 95[Q49]
    中労委・朝日火災海上事件 95
事例20 エールフランス事件 96[Q50]
    プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク(本訴)事件 96
事例21 トナミ運輸事件~内部告発への報復 97[Q51]
    松蔭学園事件~長期にわたる「隔離」 98
事例22 静岡労基署長(日研化学)事件 98
[Q52]
    亀戸労基署長(千代田梱包工業)事件 99
事例23 誠昇会北本共済病院事件 100[Q53]
    三重セクハラ・厚生農協連合会事件 101
事例24 トヨタ自動車他事件 102[Q54]
事例25 モンスターペアレントが原因として公務災害が認められた例(事例3) 104[Q55]
    バイオテック事件 104
事例26 U福祉会事件(事例11) 105[Q56]
    セクハラによるPTSD 105
事例27 川崎市水道局(いじめ自殺)事件(第1審判決) 106[Q57]
    JR西日本尼崎電車区事件 107
事例28 川崎市水道局(いじめ自殺)事件(控訴審判決)(事例27) 108[Q58]
    ボーダフォン事件 108
事例29 ファーストリテイリング(ユニクロ店舗)事件(事例13) 109[Q59]
事例30 ファンケル労災認定事件 110[Q60]
    前田道路労災認定事件(事例14) 110
    日産部品岩手販売労災事件 111
    明治安田生命労災事件 111
事例31 名古屋南労基署長(中部電力)事件 112
[Q61]
    静岡労基署長(日研化学)事件(事例22) 112

第3章

事例32 誠昇会北本共済病院事件(事例23,37) 142[Q75]
事例33 福岡セクハラ・薬局事件 143[Q76]
事例34 エール・フランス事件(事例20) 144
[Q77]
    神戸学院大学事件 145
事例35 埼玉医大教授実名報道事件 146[Q78]
    奈良県立医大アカハラ事件(事例2) 147

第4章

事例36 トヨタ自動車他事件(事例24) 179
[Q93]
    福岡セクハラ事件(事例15) 180
    沼津セクハラ・F鉄道工業事件 180
事例37 川崎市水道局(いじめ自殺)事件(事例27) 181[Q94]
    誠昇会北本共済病院事件(事例23,32) 181
事例38 東京セクハラ・M商事事件 182[Q95]
    アジア航測事件 182
事例39 昭和自動車事件 183[Q96]
    クレジット債権管理組合事件 183
事例40 京都セクハラ事件 184[Q97]
    エフピコ事件 184
    愛知学院(愛知高校)事件 184
事例41 片山組事件 185[Q98]
    東海旅客鉄道退職事件 186
事例42 三重セクハラ・厚生農協連合会事件(事例23) 187[Q99]
    京都セクハラ・呉服販売会社事件 187
    バイオテック事件(事例25) 188
事例43 東大阪市事件 188[Q100]
    お茶水女子大学事件 189

   

   
信山社出版株式会社
〒113-0033
東京都文京区本郷6-2-9-102 東京大学正門前(ファミリーマート隣)
TEL:03-3818-1019
FAX:03-3818-0344