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商品スポーツ事故の法的責任─潜水事故と水域・陸域・空域事故の研究

商品スポーツ事故の法的責任─潜水事故と水域・陸域・空域事故の研究

レジャースポーツ事故の分析と提案

著者 中田 誠
ジャンル 法律  > 民法
出版年月日 2008/05/14
ISBN 9784797285543
判型・ページ数 A5変・400ページ
定価 本体6,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

本書 刊行についての序
はしがき

第1部 商品スポーツ概論
 第1章 商品スポーツ産業とは
   1 定義
    (1) 商品スポーツ産業
    (2) 商品スボ一ツ
   2 商品スポーツの特性
   3 商品スポーツ販売者の義務
   4 商品スポーツの種類
   5 商品スポーツにおける共通諸問題
    (1)消費者のリスク情報の非開示
   6 イメージコントロール
    (1) イメージコントロールとその目的
    (2) 「正常化の偏見1 の商業利用の問題
    (3) 静岡県のレジャー (リクリエーション)スポーツ事故事例
   7 社会と業界の関係
    (1) 社会の自己防衛
    (2) 商品スボーッ産業のビジネスモデル比較
 第2章 商品スポーツにおける安全配慮義務 (注意義務)
   1 安全配慮義務(注意義務)の定義
   2 水域・陸域・ 空域における 商品ス ポー ツ
     (1) 水域における商品スポーツ
    (2) 商品スポーツの法的問題へのアプローチ

第Ⅱ部 スクーバダイビングの事故
   ①事故情報へのアクセスコントロール
   ②他のマリンスポーツのとの致死性比較
 第1章 注意義務 (安全配慮義務) の二原則
   1 商品構成と法的義務
    (1)商品構成
     (2)プロの法的義務二原則
    (3) ダイビングにおける注意義務
     (4) 免責同意書の内容に対する司法の見解 (⇒商品スポーツ共通)
 第2章 事故の実態と分析
   1 事故統計
    (1)業界が持つ致死性の認識
    (2)統合データの性質
   2 ダイビング事故の実態の研究
    (1)事故件数と事故遭遇者数
    (2)事故分析
    (3)海外での日本のダイバーの地域別事故者数
    (4)ダイビング業界の売上・利益と事故の相関性
    (5)ダイビン グ業者の法的義務
    (6)ダイビング業者に求められる安全対策
   3 「商品スポーツ」としての事故の分析
    (1) 講習中の事故
     (2) 商品及び役務
 第3章 予見可能性
   1 「環境の激変境界域」の問題
     (1)スクーバ・ダイビンク実行段階別の脈拍及び血圧変化の傾向調査の試み
   2 漂流事故の分析とリスク対策の考察
     (1)漂流事故が事故全体に占める比率と傾向
   3 洞窟ダイビングのリスクと安全な潜水計画
   4 スクリュー(船舶のプロペラ)への接触
(1)スクリリュー接触事故とは
    (2)事故の背景
   5 突然の心停止の問題
   6 安全ダイビングの仕様試案
   7 講習品質の実態調査
    (1) 3つの調査対象分析
    (2) 3つの調査+サンプルから見られる状況
    (3) 総括
   8 危険の予見と予防法学
    (1)予見可能性の範囲
    (2)リスクを予防する法学の要請~予防法学~

第Ⅲ部 ダイビング事故における法的責任
 第1章 民事責任
   1 判例検証-類型別事例-
    (1)講習における業者の責任
    (2)技術レベルの異なるバーティにおけるインストラクターの責任
    (3)ツアーガイドとツアー主催者の法的責任-その1
      潜水計画責任と危険の予見回避義務
    (4)ツアーガイ ドの法的責任-その2
     潜水計画責任の根拠とその及ぶ範囲
    (5)講習受講生の溺死事件(講習における溺死が,事故者の既往症が原因だとする主張が排除された事例)
    (6)参考:ファンダイビング中のスクリュー巻き込み死亡事件
    (7)他の判決から見る責任論
    (8)PTSDに陥った人に対する責任
    (9)履行補助者
   2 説明責任
     (1)危険情報の開示
     (2)情報て京都説明責任の重要性
     (3)ブリーフィングと説明責任
     (4)提供される危険情報の種類
     (5)商品スポーツにおける資格商品の品質保証(欠陥・不良品排除)責任
   3 引率・指導・監督型のスポーツの責任
     (1)ボランティアの責任
     (2)潜水計画の範囲
   4 販売責任 (未確定判決からの参考)
     (1) 電気ストーブによる化学物質過敏症と販売責任
     (2) 商品ダイビングの販売責任
 第2章 刑事責任
   1 判例検証
     (1)業者の注意義務とその責任
     (2)刑事責任が問われる要因と条件
     (3)海難審判庁裁決と刑事判決の関係
     (4)海難審判庁裁決に見る, 中止の義務
   2 引率・指導・監督型のスポーツの責任
     (1)ボランティアの刑事責任
第3章 その他の諸問題
1 ビジネス上の課題
    (1) 安全に至るために対処しなければならない課題
     (2) 懸案事項
   2 人数比の問題
    (1) インストラクタマニュアルの人数比率設定責任、
     (2) 条例による人数比、設定基準の課題
   3 商品ダイビングの関与とその手法の採用が不可避の学術潜水について
     (1) 学術潜水におけるリスクマネジメシト
   4 予見能性の整理
     (1)危険の予見が可能である立場
    (2)「指導団体」の予見可能性
   5 事故抑止につながる法的対策の効果の考察
     (1)最高裁の判断を受けた業法の制定と役妨商品へのPL法の適用をした場合の効果
     (2)ダイビング指導者資格の,更新制度を持つ国家資格化
   6 その他の方法と現在の延長としての将来の考察
     (1)現行法の改正
     (2)法による規制以外の選択肢
    (3) 現状のままで予想される未来
 第4章 ダイビングを除いた, 水域で行う商品スボーツの責任
   1 ラフティング
     (1)刑事判決
    (2) 海難審判庁裁決
   2 カヌー (カヌーツアー)
     (1) 海難審判庁裁決
   3 水域における商品スポーツの法的責任
     (1) 安全配慮義務(注意義務)
     (2) 危険の予見とその回避義務
     (3) 今後の課題

第IV部 山域と空域における商品スポーツ
 第1章 出域での商品スポーツ
   1 法的責任
     (1) 民事責任
     (2) 刑事責任
    (3) 散策登山時の責任の整理
 第2章 空域における商品スポーツ
   1 種類と特徴
    (1)空域商品スポーツの特徴
    (2)パラグライダー事故に関する裁判(民事)
    (3)スカイダイビング
    (4)熱気球
    (5)空域商品スポーツの販売側の義務
    (6)空域での商品スポーツの法的責任の整理

第V部 総括-予見と責任
   1 フェイルセーフ
    (1)フェイルセーフ
     (2)正常化の偏見
   2 責任
    (1)商品スポーツにかかわる責任の概要
    (2)事業者責任
     (3)商品スポーツ事業者に求められる責任の展望
     (4)商品スポーツを販売する旅行会社(旅行代理店や旅行社とも言う)の責任
   3 結語


資料
   1. スクーバダイビン グの平成14年から18年の国内事故 ・覧と分析
   2. スクーバダイビン グの平成12年から18年にかけての海外邦人事故一覧
   3. 海外の水域レクリエーションスポーツ中の 事故一覧
   4.「ダイ ビン グ・サービス提供者に係る安全対策」
   5. 「スキューバダイビング中の事故防止にかかる安全対策について」 1320)
   6. 「潜水者・遊泳者の死傷海難防止のために」
   7. バラグライダ一という商品スポーツの仕組み
   8. パラグライダーの事故事例
   9. ハングライダーの事故事例
   10. 熱気球の事故事例
   11. 東京た学における潜水作業中の死亡事故について
     事故原因究明及び再発防止のための報告書」 抜粋
   12. 東京大学「安全の日」安全シンポジウム 発表資料
   13. 「商品スポーツを販売する旅行会社の説明責任」

参考文献
参考ホームページ (平成18年4月時点まで存在を確認)
本書刊行についてのあとがき

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内容説明

スクーバダイビングに代表される、レジャースポーツにおける事故(スクーバダイビング事故を中心に、登山やスカイダイビング等、陸海空すべてにおける「商品スポーツ」事故を取り扱う)と、そこに潜むリスクや法的問題を研究、分析。商業化が先行しがちなこれらレジャースポーツにおいて、最優先すべき社会的要求品質と価値である「安全」の達成と維持を提案する力作。

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