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国際法の人権化

学術選書 126

国際法の人権化

人権主流化の構造と国際法の価値的枠組み

著者 阿部 浩己
ジャンル 法律  > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 法律・政治  > 学術選書
出版年月日 2014/07/30
ISBN 9784797267266
判型・ページ数 A5変・368ページ
定価 本体6,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

  阿部浩己(神奈川大学法科大学院教授) 著


はしがき

◇第1部 国際法の言説構成◇

1 国際法の人権化
 Ⅰ 一般国際法と人権法
 Ⅱ 人権義務の「特殊性」と国際共同体の構築
 Ⅲ 倫理的転回の諸相
 Ⅳ 人権のポリティクス

2 原子力災害と人権
 Ⅰ 「不運」と「不正義」の間─災害言説の変容
 Ⅱ 核の平和利用への国際的対応
 Ⅲ 原子力災害への人権アプローチ
 Ⅳ フクシマと人権
 Ⅴ 原子力と国際人権保障

◇第2部 グローバリゼーションの中で◇

3 グローバリゼーションと国際人権法
 Ⅰ グローバリゼーションの時代風景
 Ⅱ 国際人権法の〈大きな物語〉
 Ⅲ 脱構築の営み
 Ⅳ 闘いのアリーナ

4 カナダに見る拷問禁止規範の揺らぎ
 Ⅰ アラル事件
 Ⅱ 恐怖からの自由
 Ⅲ 非人間化の実景
 Ⅳ 国際人権の深層へ

5 〈文明化の使命〉と難民の現在
 Ⅰ 国際難民レジームの系譜学
 Ⅱ 難民ラベルの断片化
 Ⅲ 難民の封じ込め
 Ⅳ 難民から強制移動へ─新しい人道主義の相貌

6 〈人類の敵〉海賊―国際法の遠景―
 Ⅰ 境界の揺らぎ
 Ⅱ 共同体の構築
 Ⅲ 構成要件・瞥見
 Ⅳ 国際共同体の構築

◇第3部 ジェンダーの領野◇

7 国際法におけるフェミニスト・アプローチ
 Ⅰ オスカーへのフェアウェル
 Ⅱ 2つの目標に向けた発掘作業
 Ⅲ ドメスティック・イデオロギー
 Ⅳ 境界を引き直す

8 国際法とジェンダー―国家,権力,平和への視座―
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ フェミニスト・アプローチの相貌
 Ⅲ 国家と権力
 Ⅳ 国際の平和と安全
 Ⅴ おわりに

9 国際法/暴力/ジェンダー
 Ⅰ 暴力の諸相
 Ⅱ 自衛のための暴力
 Ⅲ 集団安全保障という暴力
 Ⅳ 脱暴力へ

10 「慰安婦」訴訟・再考―国際法の歴史/歴史の中の国際法―
 Ⅰ 歴史の再審と過去の克服
 Ⅱ 法廷に提示された国際法史観
 Ⅲ 過去との対話に果たす国際法の役割
 Ⅳ 国際法の実現と司法の機能

◇第4部 人権条約の位相◇

11 自由権規約―表現の自由の境界―
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 規範的潮流
 Ⅲ 規範的形姿
 Ⅳ ジェンダーの視座

12 難民条約―迫害の相貌―
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 迫害の「国際的意味」
 Ⅲ 国際人権基準への連結
 Ⅳ 迫害の解析
 Ⅴ 国家の保護

13 障害者権利条約―権利義務の構造―
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 障害者排除の力学─二分法言説の実相
 Ⅲ 平等から多元性の承認へ
 Ⅳ おわりに

14 女性差別撤廃条約― CEDAW の挑戦―
 Ⅰ 条約の規範構造
 Ⅱ 周縁から主流へ
 Ⅲ 報告審査と一般的勧告
 Ⅳ 個人通報と調査手続き
 Ⅴ おわりに

◇第5部 国際法学・批評◇

15 国際社会の法構造―【書評】国際法外交雑誌103巻4号(2005年)―
 Ⅰ 「責任」の意味するもの
 Ⅱ 「人権」が覆い隠したもの
 Ⅲ 「平和」という介入
 Ⅳ 自由主義/実証主義の相貌
 Ⅴ 境界を超える

初出一覧
事項索引

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内容説明

人権主流化の構造と国際法の価値的枠組み。解放言説としての可能性と批判的な視座を軸に、人権の国際法における多彩なアプローチ(フェミニスト、第三世界等々)から、更なる展開を試みる。

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