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国家安全保障の公法学

国家安全保障の公法学

防衛法を貫く法原理の探求

著者 山下 愛仁
ジャンル 法律  > 憲法
出版年月日 2010/05/18
ISBN 9784797260335
判型・ページ数 4-6・336ページ
定価 本体6,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

  序 論 1 

◆第一編 防衛法制論

1 防衛省「省移行」の一側面―主として内閣・行政各部の関係からの検討 9 
一 はじめに(11)
二 問題の所在(13)
三 防衛省への省移行に伴う組織法上の位置づけの変更(17)
四 内閣と行政各部との関係から見た防衛省・自衛隊の位置づけ(19)
 一内閣と行政各部(19)/二行政各部としての防衛省(22)
五 防衛省・自衛隊に対する内閣の首長としての内閣総理大臣の最高指揮監督権(25)
 一防衛白書の記述(25)/二学説の検討―「憲法七二条確認規定説」と「統帥権創設規定説」(26)
六 「省移行」に伴う主任の大臣の変更の意味(34)
七 執政権説と国の防衛(37)
 一防衛省改革会議における議論(37)/二「行政」概念と執政権説(40)
八 むすび(49)

2 防衛法制論のあり方に関する若干の考察―一つの問題提起として 59
一 はじめに(61)
二 注目すべき防衛作用、警察作用に関する議論(63)
 一色摩教授の「ネガ・リスト」・「ポジ・リスト」論(64)/二百地教授の所論(66)/三国会での議論(67)
三 「ネガ・リスト」・「ポジ・リスト」論の分析視角(68)
四 作用規制論としてのネガ・ポジ論(69)
 一 警察比例原則の適用根拠(71)/二 防衛作用と憲法一三条の適用問題(72)/三 小 結(76)
五 自衛隊法の全体構造論としてのネガ・ポジ論―法律事項の範囲(77)
 一ポジ・リストと議会制定法(78)/二論点の再整理(80)
六 自衛隊の活動を決定するのは国会の排他的所管か(83)
 一「行政」概念と防衛作用(85)/二阪本教授の所論を援用しての試論(93)/三「執政」と「国権の最高機関」との関係(95)
七 他国の憲法状況(102)
 一アメリカ合衆国(102)/二スウェーデン(107)/三スペイン(109)
八 むすびにかえて(110)

3 自衛隊法八四条の意義に関する若干の考察 127 
一 はじめに(129)
二 法治主義と領空侵犯措置(130)
 一法治主義概念と領空侵犯措置(131)/二八四条は純粋な組織規範か(141)
三 八四条の解釈論の展開(148)
 一八四条の根拠規範性(148)/二領空侵犯措置は自由裁量か羈束裁量か(152)/三「必要な措置」及び「できる」の意味(156)/四 八四条に基づく武器使用は認められるか(162)
四 防衛庁における裁量基準とその問題点165
 一 現行裁量基準(165)/二 現行裁量基準の問題性武器使用基準としての正当防衛要件援用の問題性(165)
五 その他の問題点―領空外における領空侵犯措置(171)
六 むすび(172)

4 「領域警備」に関する若干の考察―防衛作用と警察作用の区別に関する一試論 179 
一 はじめに(181)
二 「領域警備」の概念(185)
三 「領域警備」警察作用説(187)
四 治安出動の性質(191)
五 警察比例の原則適用の意義(200)
六 「大規模テロ行為」等の性質(205)
七 「領域警備」の性質(206)
八 むすび(210)

◆第二編 憲法の基礎理論

5 憲法学における「国家」の復権―小嶋和司博士の所説を契機として 217 
一 はじめに(219)
二 小嶋博士の所説(220)
三 シュミットの所説(224)
四 国家の存在論と認識論(227)
 一横田喜三郎博士の所論(228)/二尾高朝雄博士の所論(230)/三「非理論的認識」と「内的経験」(234)/四小 結(237)
五 憲法学と国家(238)
 一憲法学における「国家」の必要性(238)/二憲法学の前提としての「生の哲学」―田邊元博士の所論に基づく 検討(242)
六 むすびにかえて(245)

(付 録)
アメリカ国家の根底にあるもの覚書 ―「資本主義」がアメリカの国民性にあたえた影響 261 
一 課題と方法(263)
二 一般的国家構造とアメリカ国家(265)
三 アメリカ国家における「精神的文化的結合態」成立の論理(268)
四 アメリカ国家の根底にあるもの―過剰な資本主義の精神(273)
五 「アメリカ国家の根底にあるもの」の形成の歴史(276)
 一建国の歴史(276)/二ニュー・イングランド文化とヴァージニア文化の相剋(280)
六 ピューリタニズムと資本主義の精神との関係(287)
七 なぜアメリカの資本主義(の精神)は過剰なのか(294)
八 モンロー主義から覇権国家へ(299)
九 むすびにかえて(300)

あとがき


  事項索引(巻末)


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内容説明

防衛法制を憲法学、行政法学等の幅広い視点から考察し、防衛法学の独自性、方法論を研究した貴重な論考を収載。防衛法を貫く法原理の探究は、憲法学、行政法学、政治学等、幅広い視点からの要請に応え、有益な示唆を与える。

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