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不帰の途―脳死をめぐって

不帰の途―脳死をめぐって

脳死判定基準を定めた著者の心とは

著者 竹内 一夫
ジャンル 法律 > 医事法
医学・心理学 > 医学・健康
出版年月日 2010/04/30
ISBN 9784797260304
判型・ページ数 4-6・384ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

  ◆ Ⅰ 脳死以前の脳死―脳死状態の出現から一世紀… 1

1 脳死以前の脳死の話 (3)
2 温故知新 Cushing現象から百年 (7)
3 クッシング現象の一世紀 (15)
4 一世紀前の脳死症例 (17)
5 まだ明確でない死の認定 (19)
6 脳神経外科と脳死の問題 (24)
7 最近の「脳死」事情 (34)
8 続・脳死事情 (36)

  ◆ Ⅱ 「脳死」と植物状態―正しい理解の重要性… 39

9 脳死と植物状態 (41)
10 「植物人間」の定義 (51)
11 植物状態の生命予後 (54)
12 遷延性脳死状態 (57)

  ◆ Ⅲ 脳死判定基準と各国の基準―その普遍的骨格と変遷… 59

13 脳死の概念の導入とわが国社会の対応 (61)
14 「脳死」のメモ (93)
15 〈対談〉脳死をめぐって 死の判定はどう変わるか (98)
16 脳死、その問題点 (124)
17 〈座談会〉新脳死基準と死の容認 (128)
18 〈討論〉脳死と臓器移植 (162)
19 〈座談会〉生倫懇「脳死および臓器移植についての最終報告」をめぐって (186)
20 脳死の定義と判定基準 (210)
21 最近の脳死判定基準 (213)
22 脳外科医による脳死論議 (222)
23 〈書評〉世界で最も読まれている脳死の教科書 (227)
24 欧米の脳死事情 (230)
25 各国における脳死判定の現状 (232)
26 脳死判定をめぐって (248)
27 脳の中枢機能と死 (253)
28 国際化時代の脳死 ある途上国の判定基準から (255)
29 わが国の脳死問題 (267)
30 小児の脳死 (273)
31 脳死出産 (275)
32 最近の新聞から (277)

  ◆ Ⅳ 「脳死」と臓器移植―脳死判定基準の適用… 279

33 〈対談〉臓器移植 脳死判定基準作成過程とその適用上の問題点 (281)
34 脳死審議余話 (295)
35 臓器提供の心 (297)
36 わが国の脳死移植が抱える難問題 (299)
37 偶 感 (301)

  ◆ Ⅴ 近代医学の両価性(ambivalence)と人間愛―我々に課された務め… 303

38 死線期人工呼吸と臨床医学における両価性 (305)
39 心臓移植に憶う (307)
40 第三世代の脳死基準 (310)
41 脳死判定の疑義解釈 (312)
42 医療、生命、そして法 (314)
43 順法精神 (319)
44 脳死報道の不思議 (321)
45 帰路のない道 (323)
46 某月某日 (325)
47 帰らざる橋 (327)

  ◆ Ⅵ 忘れ得ぬ人たち・脳死研究の背景になった昔話―温故知新… 329

48 忘れ得ぬ先達 (331)
49 〈プロフィール〉Donald R.Bennett (336)
50 〈対談〉医の心 先輩医師に学ぶ (339)
51 〈インタビュー〉Medical Who's Who (352)
52 脳神経外科の魅力 (364)

  あとがき 


  初出一覧(巻末)






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内容説明

医療、生命倫理、法律などに関わる方々必読の書。日本の脳死判定基準を定めた著者が、いかなる考えや経験をもち、「脳死」議論の最先端の「途」を歩んできたのか、分かり易く語られた、今後の日本の「脳死」議論に欠かせない待望の書籍。学問領域を超え、普遍的な価値を持つ著者の“心”を凝縮した1冊。

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