環境行政法の構造と理論
学術選書 60
従来、規制的手法と対置・並列して捉えられていた各々の環境保全手法を、規制的手法を補完するものとして、全体的な枠組の中に位置づけ、将来の不確実なリスクにも対応する理論を提示。国家や企業、個人の「学習能力」の向上を志向する法制度のあり方を考える、今後のより良い環境行政のために必読の文献。
高橋信隆 著 (立教大学法学部教授)
1 環境保全の「新たな」手法の展開 3
は じ め に
――環境保全の「新たな」手法とは何か (5)
一 公害防止協定 (6)
二 「新たな」手法としての協定の実効性確保―オランダのターゲット・グループを例に (10)
お わ り に (12)
2 環境監査の法制化と理論的課題
――ECの環境監査規則を素材として―― 17
は じ め に (19)
一 環境監査の基本構造 (22)
二 EUの環境監査制度の内容 (30)
三 EC規則の実施に伴う諸問題 (42)
お わ り に (51)
3 環境監査の構造と理論的課題
――ドイツ環境監査法を素材として―― 53
は じ め に (55)
一 環境規格の国際的動向 (62)
二 ドイツ環境監査法 (74)
三 環境保全手法としての環境監査の意義と環境法の課題 (105)
お わ り に (141)
4 環境リスクとリスク管理の内部化
――ECの環境監査制度の法的意義と実効性―― 145
は じ め に (147)
一 環境問題をめぐる法と経済 (153)
二 法問題としてのリスク管理 (162)
三 リスク内部化制度としての環境監査 (187)
お わ り に (197)
5 改訂EMASと実施ガイドライン 201
は じ め に (203)
一 EMASⅠの課題と改訂への期待 (208)
二 改訂作業の経緯 (225)
三 EMASⅡにおける主要な変更点 (241)
お わ り に (281)
6 自治体によるISO認証取得の法理論的課題 285
は じ め に (287)
一 環境保全手法としての環境監査 (288)
二 自治体におけるISO認証取得の法的意義と問題点 (291)
お わ り に (297)
7 環境アセスメントの法的構造
――ドイツの環境親和性審査法を素材として―― 301
は じ め に (303)
一 E C 指 令 (307)
二 EC指令の国内法化 (314)
三 環境親和性審査法の内容 (324)
お わ り に (344)
8 環境親和性審査と処分の効力
――ドイツおよびEUの裁判例を素材として―― 351
は じ め に (353)
一 環境親和性審査法の構造と第三者保護 (358)
二 裁判例にみる第三者保護の要件 (369)
お わ り に (383)
9 循環型社会の法システム 387
一 循環型社会の夜明け? (389)
二 循環型社会の形成に向けた法制度の整備状況 (390)
三 循環基本法の特徴と問題点 (392)
四 循環基本法の性格および内容 (397)
五 循環型社会への転換に向けて (402)
初出一覧(巻末)
事項索引(巻末)
1 環境保全の「新たな」手法の展開 3
は じ め に
――環境保全の「新たな」手法とは何か (5)
一 公害防止協定 (6)
二 「新たな」手法としての協定の実効性確保―オランダのターゲット・グループを例に (10)
お わ り に (12)
2 環境監査の法制化と理論的課題
――ECの環境監査規則を素材として―― 17
は じ め に (19)
一 環境監査の基本構造 (22)
二 EUの環境監査制度の内容 (30)
三 EC規則の実施に伴う諸問題 (42)
お わ り に (51)
3 環境監査の構造と理論的課題
――ドイツ環境監査法を素材として―― 53
は じ め に (55)
一 環境規格の国際的動向 (62)
二 ドイツ環境監査法 (74)
三 環境保全手法としての環境監査の意義と環境法の課題 (105)
お わ り に (141)
4 環境リスクとリスク管理の内部化
――ECの環境監査制度の法的意義と実効性―― 145
は じ め に (147)
一 環境問題をめぐる法と経済 (153)
二 法問題としてのリスク管理 (162)
三 リスク内部化制度としての環境監査 (187)
お わ り に (197)
5 改訂EMASと実施ガイドライン 201
は じ め に (203)
一 EMASⅠの課題と改訂への期待 (208)
二 改訂作業の経緯 (225)
三 EMASⅡにおける主要な変更点 (241)
お わ り に (281)
6 自治体によるISO認証取得の法理論的課題 285
は じ め に (287)
一 環境保全手法としての環境監査 (288)
二 自治体におけるISO認証取得の法的意義と問題点 (291)
お わ り に (297)
7 環境アセスメントの法的構造
――ドイツの環境親和性審査法を素材として―― 301
は じ め に (303)
一 E C 指 令 (307)
二 EC指令の国内法化 (314)
三 環境親和性審査法の内容 (324)
お わ り に (344)
8 環境親和性審査と処分の効力
――ドイツおよびEUの裁判例を素材として―― 351
は じ め に (353)
一 環境親和性審査法の構造と第三者保護 (358)
二 裁判例にみる第三者保護の要件 (369)
お わ り に (383)
9 循環型社会の法システム 387
一 循環型社会の夜明け? (389)
二 循環型社会の形成に向けた法制度の整備状況 (390)
三 循環基本法の特徴と問題点 (392)
四 循環基本法の性格および内容 (397)
五 循環型社会への転換に向けて (402)
初出一覧(巻末)
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