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グローバル化と法

<日本におけるドイツ年>法学研究集会

グローバル化と法

新しい国際的法秩序への貴重な示唆

著者 ハンス・ペーター・マルチュケ
村上 淳一
ジャンル 法律  > 法社会学
出版年月日 2006/10/04
ISBN 9784797255973
判型・ページ数 A5変240ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 編者はしがき

第1部 基調講演 1

グローバル化時代における法の役割変化
―各種のグローバルな法レジームの分立化・民間憲法化・ネット化― …グンター・トイブナー(村上淳一訳) 3

Ⅰ グローバルな法の分立化(Fragmentierung)(3)
Ⅱ 社会理論から見た法衝突(6)
Ⅲ 衝突する諸レジームを結ぶネット化(12)
Ⅳ 法の統一性から諸レジームの規範的な両立可能性へ(22)

基調講演へのコメント

歴史的意味論の文脈におけるグローバル化と法 …村上淳一 25

Ⅰ 近代の法理解(25)
Ⅱ 非国家法の復権と「国家なき世界法」(27)
Ⅲ 非同時的なものの同時性(29)


第2部 民法部会 33

ヨーロッパ共通の私法―必要性、発展の軌道、各国の寄与― …ユルゲン・バーゼドウ(相澤啓一訳) 35

日本民法学に対するドイツ民法学の影響―個人的研究関心を寄せる3つのテーマを素材に― …松岡久和 47

 はじめに(47)
Ⅰ 不動産物権変動(48)
Ⅱ 不当利得(50)
Ⅲ 物権と債権の峻別体系(51)
 おわりに(53)

第3部 公法部会 59

ヨーロッパにおける法の現今の動向―単一経済圏から憲法を有する政治連合へ?― …ユルゲン・シュヴァルツェ(松原敬之訳) 61

ヨーロッパにおける最近の法的発展方向―統一市場から政治的連合へ?:特に制度間競合の中における基本権の意義を中心に― …西原博史 73

Ⅰ 自由、民主制、基本権の価値を目指して(73)
Ⅱ 基本的人権の様々な機能(75)
Ⅲ 基本的人権を保障する最終的責任の担い手(76)
Ⅳ 展 望(79)

第4部 経済法部会 83

Lex mercatoria―万能薬か、謎か、キメラか― …カルステン・シュミット(松原敬之訳) 85

Ⅰ まず、議論の対象の検証から(85)
Ⅱ Lex mercatoriaの「現実」について―現実と法(90)
Ⅲ Lex mercatoriaを法理論に照らしてみれば(92)
Ⅳ 国家法と自治法―国家には立法の独占権があるのか?(97)
Ⅴ 方向性を見いだす試み(99)

ソフトローとしてのlex mercatoria …神作裕之 105

Ⅰ はじめに(105)
Ⅱ Lex mercatoriaの法源性(106)
Ⅲ ソフトローとしてのlex mercatoria;機能と構造(107)
Ⅳ 結びに代えて(110)

第5部 国際法部会 117

世界住民の法へと変貌する国際法 …フィリップ・クーニヒ(三島憲一訳) 119

Ⅰ 概念と現実(119)
Ⅱ 現代の国際法秩序の内容的欠陥(122)
Ⅲ 欠陥の原因(124)
Ⅳ 国際法の将来への道(125)

グローバル化・法制度化・国際法―国際法はグローバリゼーションを生き残れるか― …奥脇直也 137

第6部 刑法部会 149

刑法の国際化―ドイツと日本における国際刑法の受容を中心に― …フィリップ・オステン 151

Ⅰ はじめに(151)
Ⅱ 国際刑法の発展(152)
Ⅲ 現行国際刑法の概要(154)
Ⅳ 国際刑法の受容(157)
Ⅴ おわりに―刑法学の課題(161)


越境犯罪と刑法の国際化―問題の素描― …井 田  良 165

Ⅰ はじめに(165)
Ⅱ 日本刑法の国際化―概観(167)
Ⅲ 刑法の国際化に伴う諸問題(170)
Ⅳ 要約にかえて―刑法学の任務(175)

第7部 法曹養成部会 179

グローバル化が法曹養成に及ぼす影響 …ハンス・プリュッティング(桑折千恵子訳) 181

Ⅰ はじめに(181)
Ⅱ 法曹養成におけるグローバル化?(183)
Ⅲ 日独共通の歴史(186)
Ⅳ 20世紀におけるドイツの法曹養成と2003年改革(188)
Ⅴ ヨーロッパ各国の動向(190)
Ⅵ ヨーロッパ化とグローバル化:ボローニャ・プロセス(193)
Ⅶ 教育目標と成果(195)

カンボジアの法曹教育に対する日本の貢献 …相澤恵一 197

Ⅰ はじめに(197)
Ⅱ 法務省法務総合研究所と法整備支援(197)
Ⅲ カンボジアに対する法整備支援の取組み(199)
Ⅳ カンボジアにおける法曹養成の重要性(200)
Ⅴ 王立司法官職養成校の制度の概要(201)
Ⅵ 養成校の抱える問題点(202)
Ⅶ 養成校に対する支援方針と支援体制(203)
Ⅷ 具体的な支援内容(204)
Ⅸ 今後の課題と展望(205)

第8部 After Dinner Speech 209

Global Governanceか、Good Global Governanceか? …ゲジーネ・シュヴァーン(松原敬之訳) 211

Ⅰ Good Governanceと人間の尊厳(211)
Ⅱ 民主主義にとって危険な、グローバルな経済の越境化(214)
Ⅲ 市場が政治の代わりとなるのか?(215)

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内容説明

新しい国際的法秩序への貴重な示唆を与える日独法学交流の記録。充実した報告陣により、日独法比較のみならず、将来の法秩序への貴重な提言ともなっている。日本側報告者の加筆・推敲、ドイツ側報告の訳文作成をも担当した同時通訳者諸氏による推敲を経た日本語版。法学研究者必読の書。

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