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民事判決効の理論 上

民事手続法研究 1 学術選書 41

民事判決効の理論 上

既判力および判決効の拡張場面を考究

著者 吉村 徳重
ジャンル 法律  > 民事訴訟法/民事執行法/民事保全法/倒産法
シリーズ 法律・政治  > 学術選書 法律・政治  > 著作集・全集
出版年月日 2010/03/24
ISBN 9784797254419
判型・ページ数 A5変・288ページ
定価 本体8,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はしがき

◇第一編 民事判決効の基礎

 第一章 総論―既判力の本質と作用
    一 はじめに
    二 既判力の本質
    三 既判力の根拠
    四 既判力の作用
 第二章 判決効の基礎と再審事由
       ―とくに、四二〇条二項〔現三三八条二項〕
       要件および補充性・再審期間との関連
    一 序論―問題の所在と限定
    二 判例・学説の状況
    三 判決効と再審事由の基礎
    四 結  論

◇第二編 判決効の客観的範囲

 第三章 判決効理論の展開と現況
    一 伝統理論による既判力論の展開
    二 訴訟物理論の展開と既判力範囲の動揺
    三 判決の遮断効と争点効理論との関連
    四 むすび
 第四章 判決の効力の客観的範囲
    一 判決効の客観的範囲をめぐる三つの論点と
      基本的視点の対立
    二 請求の質的同一性―実体法的視点の差異と既判力
    三 請求の量的同一性―一部請求の既判力
    四 判決理由中の判断の拘束力―争点効
 第五章 判決理由中の判断の拘束力
    一 争点効理論と判決の遮断効
    二 争点効理論の展開
    三 判決の遮断効理論の展開
    四 若干の個別的論点
 第六章 判決理由中の既判力理論の展開―西ドイツ理論の展開
    一 序  説
    二 ツオイナー理論批判と西ドイツ理論の対応
    三 西ドイツ理論の新展開
    四 むすび
 第七章 判決の遮断効と争点効の交錯
    一 問題の所在
    二 判決の遮断効の諸相
      ―判例・学説における既判力と争点効の交錯
    三 遮断効の根拠と範囲画定の基準
    四 結  語
 第八章 相殺の抗弁と既判力―弁済の抗弁との対比
    一 学説の対立と問題解決の視角
    二 相殺の抗弁を認めた請求棄却判決の既判力
    三 相殺の抗弁を排斥した請求認容判決の既判力
    四 結語―残された問題点
 第九章 損害賠償請求訴訟の訴訟物と判決効
    一 損害賠償請求
    二 損害賠償請求訴訟の訴訟物
 第一〇章 一部請求と判決効
    一 一部請求の概念
    二 一部請求の実用性と学説・判例の状況
    三 一部請求における利益考量と理論構成
    四 結論―判決効と手続保障
 第一一章 限定承認の留保付判決の効力
    一 判決要旨
    二 事  実
    三 上告理由
    四 判決理由
    五 批  評

◇第三編 確定判決と同一の効力

 第一二章 訴訟上の和解の効力
    一 本問の論点
    二 訴訟上の和解の法的性質
    三 訴訟上の和解の効力
    四 訴訟上の和解の無効・取消とその主張方法
    五 訴訟上の和解の解除およびその効果
    六 例題についてのヒント
 第一三章 更生債権者表記載の破産宣告後の効力
    一 問題の所在
    二 更生債権の調査手続における確定の効力
    三 更生債権者表記載の効力一般―結語

◇哲学する当事者―解題に代えて………………池田辰夫

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内容説明

半世紀に及ぶ民事手続法研究の成果をまとめた全4巻の論文集。本巻では、まず民事判決の中心的効力である既判力の内容を検討し、ついで、訴訟物論争を意識しつつ、争点効・相殺の抗弁と既判力・和解の効力など判決効をめぐる問題を考察した。民事訴訟法学の中でもっとも困難な問題である判決効につき、その論争の変遷過程や現代の到達点を知る上で有益な13本の論考を収録する。

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