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年金改革の基礎知識

現代選書 25

年金改革の基礎知識

年金を考えるために必要な情報を正確でかつ分かりやすく提示

著者 石崎 浩
ジャンル 法律  > 労働法/社会保障法
シリーズ 一般  > 現代選書
出版年月日 2014/04/07
ISBN 9784797234237
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はしがき

序 日本の年金制度 1
 1 3階建ての構造 1
 2 給付の種類 5

◇第1部 年金制度の諸問題

第1章 空洞化問題
 1 国 民 年 金
 (1)空洞化とは (2)未納の実態 (3)未納の定義 (4)未納の悪影響
 2 厚 生 年 金

第2章 低年金・無年金
1 低年金・無年金の実態
 (1)なぜ生じるか (2)年金額の分布 (3)無年金の人数
2 政府の対応
 (1)後納制度 (2)受給資格期間の短縮 (3)年金生活者支援給付金
3 生活保護との関係
 (1)生活保護の法的性格 (2)憲法25条との関係

第3章 世代間格差
 1 格差の実態
 (1)厚生労働省の試算 (2)試算の問題点
 2 格差の評価
 (1)格差が生じた理由 (2)どう評価すべきか

第4章 マクロ経済スライドと経済前提
 1 給付水準引き下げ
 (1)問題の所在 (2)2004年改正 (3)改革の背景 (4)2009年の財政検証 (5)2014年の財政検証
 2 積立金の運用
 (1)これまでの運用実績 (2)基本ポートフォリオの修正

第5章 支給開始年齢
 1 引き上げ論とその背景
 (1)なぜ主張されるか (2)諸外国の動向
 2 政府の対応
 (1)厚労省案 (2)今後の課題

第6章 非正規労働者の年金
 1 厚生年金の適用拡大
 (1)現  状 (2)「週20時間以上」への拡大
 2 適用拡大をめぐる論点
 (1)主な賛成論と反対論 (2)逆転現象
 3 改革の経緯と今後

第7章 官民格差是正と既裁定年金の給付引き下げ
 1 一元化法の内容
 2 給付減額
 3 憲法29条との関係

第8章 女性と年金
Ⅰ 女性の年金問題とは
Ⅱ 第3号被保険者制度
 1 現 行 制 度
 (1)1985年改正 (2)創設の背景
 2 3号制度をめぐる議論
 (1)賛否の主な意見 (2)「女性と年金検討会」案
 3 政府の対応
 (1)2004年改正 (2)その後の動き
Ⅲ モデル世帯
 1 厚労省の想定
 (1)現行モデル (2)これまでの経緯
 2 見直しの議論
 (1)女性と年金検討会 (2)給付水準との関係
 3 厚生労働省の対応
Ⅳ 遺 族 年 金
 1 遺族年金をめぐる状況
 2 改革の経緯
 (1)「掛け捨て」問題 (2)「女性と年金検討会」案 (3)2004年改正 (4)遺族基礎年金の男女格差是正
 3 残された課題
Ⅴ 離婚時の年金分割
 1 制度導入の理由
 2 2004年改正
 (1)合意分割 (2)3号分割 (3)制度の利用状況 (4)2つの制度ができた理由
Ⅵ 育児期間への配慮
 1 支援の必要性
 2 これまでの対策
 (1)保険料免除 (2)改正の背景
 3 今後の課題
 (1)過去の改正の問題点 (2)改革の選択肢

第9章 在職老齢年金
 1 現行制度
 2 過去の改正
 3 今後の課題

第10章 年 金 課 税
 1 何が問題か
 2 現 行 制 度
 (1)公的年金等控除 (2)遺族年金の非課税 (3)低所得者対策
 3 政府の対応

第11章 年金記録問題
 1 未統合記録の解明状況
 2 記録問題の原因と背景
 (1)原  因 (3)背  景
 3 今後の対応

第12章 適格退職年金の廃止と厚生年金基金
 1 適格退職年金の廃止
 (1)企業年金の種類 (2)適格退職年金
 2 財政悪化の基金解散
 (1)厚生年金基金とは (2)解散を促す制度改正 (3)今後の課題

◇第2部 公的年金改革案の類型

第13章 3つの類型
Ⅰ 各類型の特徴
Ⅱ 社会保険方式
 1 社会保険方式とは
 2 年金部会案
 (1)低年金・低所得者に対する年金給付の見直し (2)受給資格期間の見直し (3)納付可能期間の延長
 (4)国民年金の適用年齢の見直し (5)パート労働者に対する厚生年金の適用拡大 (6)育児期間中の保険料免除
 (7)在職老齢年金の見直し (8)標準報酬月額の上限の見直し
 3 社会保険方式への批判
Ⅲ 基礎年金の全額税方式
 1 税方式とは
 (1)主張の背景 (2)積立方式論
 2 超党派議員案
 (1)改革案の内容 (2)税方式への移行方法 (3)必要財源の試算 (4)社会保険方式との比較 (5)家計への影響
 3 税方式への批判
Ⅳ 所得比例年金+最低保障年金
 1 スウェーデン方式とは
 2 社会経済生産性本部「年金研究会」案
 3 スウェーデンの制度
 (1)改革の背景 (2)制度の骨格
 4 民 主 党 案
 (1)マニフェスト (2)民主党「試案」

第14章 望ましい改革の方向性
 1 3類型の評価
 2 社会保険方式
 (1)利  点 (2)負担と給付の対応関係 (3)年金部会案の問題点 (4)より望ましい改革案
 3 税 方 式
 (1)長所と短所 (2)弱い権利性 (3)未納をどう考えるか (4)積立方式について
 4 所得比例年金+最低保障年金
 (1)スウェーデン方式の利点 (2)問 題 点
 5 結  論

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内容説明

年金を考えるために必要な、正確な情報を分かりやすく提示。これからの年金制度をどう立て直すか。まず年金制度の諸問題を検討し、年金改革案の類型を考え、今後の望ましい方向性を提示する。昨今の「年金不信」から、安心の「国民皆年金」へと向かう道しるべ。

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