情報メディアの社会技術─知的資源循環と知的財産法制
「e-Japan戦略」や「知的財産戦略大網」などの施策における課題は、情報の流通・利用を促進する上での権利者と利用者の利益調整である。しかし知的資源の循環という視点からは、いまだ実効的な社会制度デザインがなされていない。本書は学術出版の社会的機能が、ディジタル技術の出現によりどのように変化しつつあるのかを明らかにし、知的資源の循環システムと著作権・知的財産権法システムの相関関係について考究する。
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