刑事裁判のテレビ報道
ガイドラインと実験的試み
近年、裁判の傍聴に関心を示す人が多くみられるようになってきた。しかしわずかな数の席に多数の傍聴希望者が殺到するという事件も少なくない。法廷内の秩序維持を求められる裁判所の環境にテレビカメラが入っていくことは可能であろうか。日本において被告人在廷中のテレビ報道の許否を議論していく基盤とすべく、様々なガイドラインが示されるようになってきている外国情報の提供と日本の現状とを明らかにする。
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