【伝統と革新、学術世界の未来を一冊一冊に】
  • ホーム
  • お知らせ
  • 書籍検索
  • 書店様へ
  • 会社情報
 
ホーム > プロセス演習 刑法〔総論・各論〕

プロセス演習 刑法〔総論・各論〕

プロセス演習 刑法〔総論・各論〕

LS生必読の解説つき最新刑法演習書

著者 町野 朔
丸山 雅夫
山本 輝之
ジャンル 法律  > 刑事法
シリーズ 法律・政治  > プロセスシリーズ
出版年月日 2009/04/27
ISBN 9784797225716
判型・ページ数 B5・362ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次


第1章 結果帰属と因果関係 辰井聡子
第2章 不作為犯 齊藤彰子
第3章 実質的違法性 東雪見
第4章 正当防衛と緊急避難 山本輝之
弟5章 責任能力、原因において自由な行為 安田拓人
第6章 故意と錯誤 長井長信
第7章 過失犯 島田聡一郎
第8章 未遂犯、不能犯、中止犯 和田俊憲
第9章 共同正犯、間接正犯、共犯行為 橋田久
第10章 共犯の従属性、共犯と身分 臼木豊
第11章 共犯の因果性と限定性 豊田兼彦
第12章 罪数 丸山雅夫
第13章 生命・健康の保護 西村秀二
第14章 名誉毀損罪 柑本美和
第15章 業務妨害罪 川本哲郎
第16章 財産の保護 水留正流
第17章 窃盗罪、不動産侵奪罪 鋤本豊博
第18章 強盗罪 穴沢大輔
第19章 詐欺罪 伊藤渉
第20章 横領と背任 近藤和哉
第21章 盗品関与罪 上嶌一高
第22章 放火罪 萩原由美恵
第23章 偽造罪 今井猛嘉
第24章 賄賂罪 林陽一

- - -

【詳細目次】

<総 論>

第1章 結果帰属と因果関係   1

第1講 条件関係と結果回避可能性 1
設例 第2の黄色点滅信号事件
解説
・ 条件関係と結果回避可能性 ( 2 )
・ 結果回避可能性の判断 ( 2 )
・ 不作為犯の条件関係 ( 2 )

第2講 第三者の行為の介入 4
設例 大阪南港事件
解説
・ 相当因果関係説と「危険の実現化」 ( 4 )
・ 寄与度と結果 ( 5 )
・ 大阪南港事件の特殊性 ( 6 )

第3講 被害者の行為の介入 7
設例 高速道路侵入れき死事件
解説
・ 被害者の行為介入事例における「危険の実現化」 ( 7 )

第4講 結果的加重犯の因果関係 10
設例 トランク監禁事件
解説
・ 「結果的加重犯の因果関係」 ( 10 )
・ トランク監禁事件における「危険の実現化」 ( 11 )
・ 被害者の 素因の介在 ( 11 )

第5講 行為者の行為の介入,早すぎた結果の発生・遅すぎた結果の発生 13
設例 クロロホルム事件
解説
・ 早すぎた結果の発生 ( 13 )
・ 遅すぎた結果の発生 ----行為者の行為介入事例 ( 15 )

第2章 不 作 為 犯   17

第1講  作 為 義 務 17
設例 シャクティパット事件
解説
・ 作為義務の発生根拠に関する判例 ( 18 )
・ 学 説 ( 18 )

第2講 公務員の作為義務 20
設例 薬害エイズ事件厚生省ルート
解説
・ 薬害の歴史 ( 20 )
・ 薬害エイズ事件3ルート判決 ( 21 )
・ 公務員の作為義務 ( 21 )

第3講 不作為による共犯 23
設例 釧路せっかん死事件
解説
・ 裁判所の判断 ( 23 )
・ 不作為犯における正犯と共犯 ( 25 )
・ 児童虐待とドメスティック・バイオレンス(DV) ( 25 )
・ 児童虐待と公的機 関の役割 ( 25 )

第3章 実質的違法性   28

第1講 違法性阻却と違法性の判断 28
設例 外務省機密漏えい事件
解説
・ 構成要件該当性と違法性阻却事由,構成要件の違法推定機能 ( 28 )
・ 刑法35条,結果無価値論と行為無価値論 ( 29 )
・ 可罰的違法性の理論 ( 32 )

第2講 被害者の承諾 34
設例 交通事故偽装事件
解説
・ 被害者の承諾による正当化根拠とその体系的地位 ( 34 )
・ 傷害罪と被害者の承諾 ( 35 )
・ 承諾の要件 ( 35 )

第3講 危険引受け 37
設例 ダートトライアル事件
解説

第4講 安楽死・尊厳死 39
設例 東海大学病院安楽死事件
解説
・ 嘱託殺人,安楽死と尊厳死 ( 39 )

第4章 正当防衛と緊急避難   43

第1講 防衛行為の相当性 43
設例 菜切り包丁事件
解説
・ 正当防衛の違法阻却根拠 ( 44 )
・ 防衛行為の「相当性」 ( 44 )
・ 「相当性」の判断対象・基準 ( 46 )
・ 菜切り包丁の携帯について ( 47 )

第2講 正当防衛の「共謀」と量的過剰 49
設例 デニーズ歓送コンパ事件
解説
・ 過剰防衛における刑の減免の可能性の根拠 ( 49 )
・ 質的過剰と量的過剰 ( 50 )
・ X の 罪 責 ( 50 )

第3講 侵害の急迫性 51
設例 内ゲバ事件
解説
・ 喧嘩と正当防衛(自招侵害) ( 51 )
・ 侵害の「急迫性」 ( 53 )
・ 防 衛 意 思 ( 54 )
・ 相当性の要件による解決 ( 54 )

第4講 誤想過剰防衛 56
設例 英国人騎士道事件
解説
・ 判例・学説の状況 ( 56 )
・ 故意の成否 ( 57 )
・ 過剰防衛としての刑の減免の可能性 ( 58 )

第5講 緊急避難と過剰避難 59
設例 オウム真理教リンチ殺人事件
解説
・ 緊急避難の法的性格 ( 59 )
・ 緊急避難の成立要件 ( 60 )
・ 過剰避難(刑37I但)の成立要件 ( 60 )
・ 強要による緊急避難 ( 61 )

第6講  自 招 危 難 62
設例 孫・祖母衝突事件
解説
・ 自招危難とは ( 62 )
・ 自招危難の解決 ( 62 )

第5章 責任能力・原因において自由な行為   66

第1講 心神喪失・心神耗弱の意義 66
設例 恋愛妄想事件第1次上告審判決
解説
・ 責任主義と刑法39条 ( 67 )
・ 心神喪失と心神耗弱:刑法39条の規定とその解釈 ( 67 )
・ 精神の障害 ( 67 )
・ 認識能力と制御 能力 ( 68 )

第2講 医学的判断と法的判断 69
設例 「中心的迫害者」妄想事件
解説
・ 法的判断としての責任能力判断:最高裁昭和58年決定と平成20年決定( 69 )
・  複 数 の 精 神 鑑 定 の 結 論 が 相 異 な る 場 合 ( 70 )

第3講 原因において自由な行為 71
設例 病的酩酊過失致死事件
解説
・ 一  時  的  な  精  神  の  障  害  と  同  時  存  在  の  原 則 ( 71 )
・ 原因において自由な行為の理論 ( 72 )
・ 実行行為途中からの責任能力の低下 ( 73 )

第6章 故意と錯誤   77

第1講 故意の意義 77
設例 賍物故買事件
解説
・ 総 説 ( 77 )
・ 故意の内容 ( 78 )
・ 未必の故意 ( 78 )

第2講 方法の錯誤 80
設例 改造びょう打銃事件
解説
・ 具体的事実の錯誤をめぐる錯誤 ( 81 )
・ 併発事例の解決 ( 81 )
・ 検 討 ( 82 )

第3講 抽象的事実の錯誤 83

設例 コカイン・覚せい剤取り違え所持事件
解説
・ 抽象的事実の錯誤の意義 ( 83 )
・ 抽象的事実の錯誤 ( 83 )

第4講 違法性の錯誤 85
設例 百円紙幣模造事件
解説
・ 違法性の意識 ( 86 )
・ 違法性の錯誤 ( 86 )
・ 事実の錯誤と違法性の錯誤 ( 87 )

第7章  過 失 犯   90

第1講 予見可能性 90
設例 生駒トンネル事件
解説
・ 体系的位置づけ ( 90 )
・ 予見可能性の内容 ( 92 )

第2講 信頼の原則 95
設例 第1種原動機付き自転車事件
解説
・ 総 説 ( 95 )
・ 判 例 ( 96 )

第3講 注意義務と過失 98
設例 埼玉医大事件
解説
・ 総 説 ( 98 )
・ 行為の遂行を許すべき場合 ( 98 )
・ 行為者自身の複数行為 ( 99 )
・ 複数人の行為 ( 99 )

第4講 管理・監督過失 101
設例 ホテルニュージャパン事件
解説
・ 管理・監督過失の意義 ( 102 )
・ 作為義務の発生根拠 ( 102 )
・ 予見可能性 ( 103 )
・ 信頼の原則 ( 103 )

第8章 未遂犯・不能犯・中止犯   106

第1講 未遂犯の存在と犯罪の成否 106
設例 電気店強盗致死傷事件
解説
・ 実行の着手と未遂犯の成否 ( 107 )
・ 既遂犯における実行の着手 ( 108 )

第2講 不 能 犯 110
設例 空気注射事件
解説
・ 不 能 犯 に お け る 危 険 概 念 と そ の 判 断 方 法( 110 )
・ 不能犯に関する判例 ( 111 )

第3講  中 止 犯 113
設例 牛 刀 事 件
解説
・ 中止行為の態様 ( 113 )
・ 不作為中止の要件 ( 114 )
・ 作為中止の要件 ( 114 )
・ 中止の任意性 ( 115 )
・ 既遂犯・予備罪と中止 ( 116 )

第9章 共同正犯 ,間接正犯 ,共犯行為   118

第1講 共謀共同正犯 118
設例 スワット事件
解説
・ 共謀共同正犯の理論 ( 119 )
・ 判 例 ( 119 )

第2講 間 接 正 犯 121
設例 四国お遍路窃盗事件
解説
・ 間接正犯の概念 ( 121 )
・ 刑事未成年者を利用した間接正犯 ( 121 )
・ 被害者を利用した間接正犯 ( 122 )

第3講 過失の共同正犯 124
設例 世田谷ケーブル火災事件
解説
・ は じ め に ( 124 )
・ 過失の共同正犯を認める根拠 ( 124 )
・ 同時犯への解消 ( 125 )
・ 結果的加重犯の共同正犯 ( 126 )

第4講 共 犯 行 為 127
設例 ウィニー事件
解説
・ 教唆と幇助の限界 ( 127 )
・ 中立的行為による幇助 ( 127 )

第10章 共犯の従属性,共犯と身分   131

第1講 部分的犯罪共同説 131
設例 警察官殺害事件
解説
・ 罪名従属性 ( 131 )
・ 部分的犯罪共同説 ( 132 )

第2講 共犯と身分 133

設例 建設資金横領事件
解説
・ 刑法65条の解釈 ( 134 )
・ 共犯と身分 ( 135 )
・ 身分の意義 ( 138 )

第3講 要素従属性 140
設例 四国お遍路窃盗事件
解説
・ 要素従属性 ( 140 )
・  間 接 正 犯 ( 141 )

第4講 実行従属性 143
設例 毒薬準備事件
解説
・ 実行従属性 ( 143 )
・ 予備罪の共犯 ( 144

第11章 共犯の因果性と限定性   148

第1講 共犯の因果性 148
設例 板橋宝石商殺し事件
解説
・ 問題の所在 ( 148 )
・ 共犯の因果性(共犯の因果関係) ( 149 )
・ 〔設例〕のXの罪責 ( 150 )

第2講 共犯からの離脱 151

設例 「おれ,かえる」事件
解説
・ 問題の所在 ( 152 )
・ 共犯からの離脱 ( 152 )
・ 関 連 問 題 ( 154 )

第3講 承継的共犯 155
設例 マスコット事件
解説
・ 問題の所在 ( 155 )
・ 承継的共犯 ( 156 )
・ 〔設例〕のXの罪責 ( 157 )

第4講 必要的共犯 158
設例 非弁活動教唆事件
解説
・ 必要的共犯の意義と問題の所在 ( 158 )
・ 判例と学説 ( 159 )
・ 〔設例〕のXの罪責 ( 160 )

第12章 罪 数   162

第1講 科刑上一罪 162
設例 ウイスキー酔っぱらい業過事件
・ 観念的競合における「1個の行為」 ( 163 )
・ 共犯の罪数 ( 164 )
・  牽 連 犯 ( 165 )
・ かすがい効果 ( 165 )

第2講 併合罪加重 167
設例 新潟女性監禁事件
解説
・ 処断刑と量刑 ( 167 )
・ 併合罪加重の意義 ( 168 )
・ 制限併科主義と量刑 ( 169 )

第3講 一罪の一部起訴の効果 170
設例 横領後の横領事件
解説
・ 単純一罪・単純数罪,法条競合,包括一罪 ( 170 )
・ 犯罪吸収と一時不再理効 ( 171 )
・ 包括一罪の一部起訴の可否 ( 171 )

第4講 一時不再理効の範囲 173
設例 常習特殊窃盗細切れ起訴事件
解説
・ 訴因制度と訴訟手続 ( 173 )
・ 常習一罪と一時不再理効 ( 174 )
・ 併合罪として評価された事例 ( 174 )

<各 論>

第13章 生命・健康の保護   177

第1講 自殺関与罪 177
設例 偽装心中事件
解説
・ 欺罔による場合 ( 178 )
・ 威迫等による場合 ( 179 )

第2講 胎児性致死傷 181
設例 熊本水俣病事件
解説
・ 胎児の始期 ( 181 )
・ 第一審・原審・最高裁の理由づけ ( 182 )
・ 学 説 ( 182 )
・ 新生児死亡事件 ( 183 )
・ 胎 児 と 人 ( 183 )

第3講 暴行・傷害の概念 184
設例 もうひとつの騒音おばさん事件
解説
・ 暴行・傷害の概念 ( 185 )
・ 傷害の程度 ( 186 )

第4講 遺 棄 罪 188
設例 札幌ラブホテル事件
解説
・ 遺棄の概念 ( 188 )
・  保 護 責 任 ( 189 )
・ 生命の保続可能性 ( 190 )

第14章 名誉毀損罪   193

第1講 名誉の概念 193
設例 町会議員公約変更批判事件
解説
・ 刑法における名誉 ( 193 )
・ 名誉毀損罪と侮辱罪の保護法益 ( 194 )
・ 名誉概念の対立 ( 194 )
・ プライバシー侵害と刑法 ( 195 )

第2講  公 然 性 196
設例 放火犯人事件
解説
・  公 然 性 ( 196 )
・ 伝播性の理論 ( 197 )

第3講 事 実 証 明 198
設例 月刊ペン事件
解説
・ 刑法230条の2の趣旨 ( 199 )
・ プライバシーと事実の公共性 ( 199 )
・ 目的の公益性 ( 200 )
・ 真実性の立証の程度 ( 200 )

第4講 事実の真実性の誤信 201
設例 夕刊和歌山時事事件
解説
・ 真実性の誤信 ( 202 )

第15章 業務妨害罪   205

第1講 業務の要保護性 205
設例 新宿ホームレス退去妨害事件
解説
・ 違 法 な 業 務 の 要 保 護 性  ---- 判 例 の 立 場 ( 206 )
・ 業務妨害罪の保護法益・業務の要保護性 ( 206 )
第2講 公務の業務性 208
設例 新潟県議会事件
解説
・ 業務と公務 ----判例の立場 ( 208 )
・ 業務と公務の関係 ( 208 )

第3講 威力と偽計 210
設例 猫の死がい発見事件
解説
・ 威力業務妨害罪と偽計業務妨害罪の関係 ----判例の立場 ( 210 )
・ 威力と偽計 ( 211 )
・ 業 務 妨 害 ( 211 )
・ 電子計算機損壊等業務妨害罪 ( 212 )

第16章 財産の保護   214

第1講 所持説と本権説 214
設例 自動車金融事件
解説
・ 「占有」の保護 ( 215 )
・ 刑法と民事法 ( 216 )

第2講 権利行使と恐喝罪 219
設例 残金取立て事件
解説
・ 権利行使と恐喝 ----自動車金融事件の事案との異同 ( 219 )
・ 権利行使の違法判断 ( 220 )

第3講 不法原因給付と横領 221
設例 贈賄資金横領事件
解説
・ 不法原因給付と横領 ( 221 )
・ 不法原因給付と詐欺 ( 223 )

第17章 窃盗罪,不動産侵奪罪   226

第1講 不法領得の意思 226
設例 教育勅語隠匿事件
解説
・ 不法領得の意思の意義 ( 226 )
・ 利用処分意思に係わる判例 ( 227 )
・ 権利者排除意思に係わる判例 ( 228 )

第2講 財物とその領得 229
設例 体感器事件
解説
・ 財物性と情報 ( 229 )
・ 窃取行為と未遂・既遂時期 ( 230 )

第3講 他人の占有 232
設例 ポシェット置忘れ事件
解説
・ 侵害の対象となる占有の意義 ( 232 )
・ 財物に対する占有の有無の判断構造 ( 232 )
・ 占有の承継 ( 234 )

第4講 不動産侵奪罪 235
設例 産廃投棄事件
解説
・ 不動産侵奪罪における「占有」と「侵奪」の意義 ( 235 )
・ 不動産侵奪罪の公訴時効の起算点 ( 236 )

第5講 親族相盗例 238
設例 6親等親族保管金窃取事件
解説
・ 親族相盗例の法的性格 ( 238 )
・ 親族相盗例の適用要件 ( 239 )
・ 親族相盗例の適用範囲 ( 239 )

第18章 強 盗 罪   241

第1講 1項強盗罪 241
設例 暴力団員仮装事件
解説
・ 「暴行・脅迫」の意義 ----「強」取の意義 ( 242 )
・ 反抗抑圧後の領得意思 ( 242 )

第2講 2項強盗罪 244
設例 祈祷師殺害未遂事件
解説
・ 2項強盗罪 ( 244 )
・ 財物詐取・窃取後の暴行・脅迫 ( 246 )

第3講 事後強盗罪 248
設例 再侵入事件
解説
・ 事後強盗罪の成立要件 ( 248 )
・ 事後強盗と共犯 ( 249 )

第4講 強盗致死傷罪 250
設例 日本刀事件
解説
・ 総 説 ( 251 )
・ 強 盗 行 為 と 致 死 傷 行 為 の 客 観 的 関 連 性 ( 251 )
・ 主観的要件 ( 251 )

第19章 詐 欺 罪   254

第1講 欺く行為と財産上の損害 254
設例 誤振込み事件
解説
・ 欺 く 行 為 ( 255 )
・ 財産上の損害 ( 256 )
・ 誤振込みにかかる預金の払戻し ( 259 )

第2講 交 付 行 為 260
設例 無銭宿泊事件
解説
・ 交付行為の意義と要件 ( 260 )
・ 財物詐欺における交付行為 ( 260 )
・ 利益詐欺における交付行為 ( 262 )

第3講 三 角 詐 欺 263
設例 強制執行事件
解説
・ 三角詐欺の成立要件 ( 264 )
・ 訴 訟 詐 欺 ( 264 )
・ クレジットカードの不正使用 ( 265 )

第4講 電子計算機使用詐欺 267
設例 出会い系サイト事件
解説
・ 本条の立法理由 ( 267 )
・ 成 立 要 件 ( 267 )
・ 適 用 例 ( 268 )

第20章 横領と背任   271

第1講 物の所持と占有 271
設例 山林二重売買事件
解説
・ 委 託 関 係 ( 271 )
・ 不動産の占有 ( 272 )
・ 金銭の占有 ( 273 )
・ 金銭の他人性 ( 274 )

第2講 領 得 行 為 276
設例 供出米事件
解説
・ 横 領 行 為 ( 276 )
・ 横領罪と背任罪 ( 277 )

第3講 事務処理者 279
設例 二重抵当事件
解説
・ 「その事務」(刑247)の意義 ( 279 )
・ 債務不履行処罰 への接近 ( 279 )

第4講 図利加害目的と財産上の損害 281
設例 平和相互銀行事件
解説
・ 図利加害目的 ( 281 )
・ 財産上の損害 ( 282 )

第21章 盗品等関与罪   284

第1講 盗品等と追求権 284
設例 自転車サドル事件
解説
・ 盗品等関与罪の罪質 ( 284 )
・ 被害者の物に対する追求権 ( 286 )
・ 盗品等の同一性 ( 287 )
・ 関 税 法 上 の 規 定 と マ ネ ー ロ ン ダ リ ン グ( 287 )

第2講 盗品等関与行為 288
設例 サルベージ屋事件
解説
・ 盗品等関与罪の成立時期 ( 289 )
・ 運搬罪・保管罪の性質 ( 289 )
・ 被害者への盗品等の回復と盗品等関与罪の成否 ( 290 )

第3講 共犯と不可罰的事後行為 292
設例 タイヤゴム窃盗教唆故買事件
解説
・ 本犯の正犯者と盗品等関与罪の成否 ( 293 )
・ 本犯の共犯者と盗品等関与罪の成否 ( 293 )
・ 本犯の不可罰的事後行為(共罰的事後行為)への関与 ( 294 )

第22章 放 火 罪   296

第1講 放火罪の客体 296
設例 平安神宮放火事件
解説
・ 建造物の意義 ( 297 )
・ 現住性の意義 ( 297 )
・ 建造物の一体性 ( 298 )

第2講 焼損の概念 299
設例 床板焼損事件
解説
・ 焼損の意義 ( 300 )
・ 難燃性(不燃性)建造物の放火 ( 300 )

第3講 公共の危険と認識 302
設例 自動車放火事件
解説
・ 公 共 の 危 険 の 意 義 と 危 険 性 の 判 断 基 準 ( 302 )
・ 公共の危険の認識の有無 ( 303 )

第23章 偽 造 罪   305

第1講 偽造罪の客体 305
設例 国際免許証事件
解説
・ 文書偽造罪の罪質と客体(文書,公文書,私文書) ( 306 )

第2講 名義人の概念 310
設例 再入国許可申請書事件
解説
・ 名義人と作成者,その相互関係 ( 311 )
・ 代理,代表名義の文書の名義人 ( 311 )
・ 仮名・通称名による文書作成 ( 312 )

第3講 名義の冒用:作成権限の逸脱と濫 用 316
設例 印鑑証明書事件
解説
・ 有形偽造の概念 ( 316 )
・ 作成者,作成権限の意義 ( 318 )
・ 作成権限の逸脱と濫用 ( 319 )

第4講 虚偽公文書作成罪の間接正犯 320
設例 現場審査合格書事件
解説
・ 問題の所在 ( 321 )
・ 判 例 ( 321 )
・ 学 説 ( 321 )

第24章 賄 賂 罪   324

第1講 職務行為の範囲 324
設例 ロッキード事件丸紅ルート
解説
・ 賄賂罪の保護法益 ( 324 )
・ 職 務 行 為 ( 325 )
・ あっせん行為 ( 327 )
・ 社交儀礼と賄賂 ( 329 )
・ 賄賂罪の構造 ( 329 )
・ 賄賂罪における没収・追徴 ( 331 )

第2講 密接関連行為 331
設例 奈良県立医科大学事件
解説
・ 密接関連行為とは何か ( 332 )
・ 準 職 務 行 為 ま た は 事 実 上 所 管 す る 行 為( 332 )
・ 事実上の影響力の行使 ( 334 )

第3講 転職と収賄 335
設例 県職員住宅供給公社出向事件
解説
・ 問題の所在 ( 335 )
・ 転職後の収賄 ( 336 )
・ 転職前の収賄 ( 337 )

判例索引

このページのトップへ

内容説明

教科書・体系書の知識を深化する刑法演習書。基本質問→解説→展開質問→総括質問と次第に水準を上げるプロセス重視の解説手法を採用するとともに、解説に際し判例の具体的事案をモデル化して紹介、刑事訴訟法との融合を試みたりして、刑事法全般の効率的な学習を図った。読み進むにつれ主要論点の正確な理解・応用力が定着し、最終的に新司法試験の合格水準に達するよう構成した一冊。

このページのトップへ

関連書籍

このページのトップへ