内容説明
著者は「公正」の概念を手掛として、正義観念の中心的内容を具体的にかつ粘りづよく考察する。それは他を批判するだけにとどまらず、積極的に論を提出し、正義論をめぐる論争に貴重な寄与となる労作。既発表の論考にも綿密に手を入れ一層厳密な筆致となり、装いあらたな論考となっている。法学方法論をも含む現代法哲学を研究し考え続ける人々にとって欠かせない文献。
著者は「公正」の概念を手掛として、正義観念の中心的内容を具体的にかつ粘りづよく考察する。それは他を批判するだけにとどまらず、積極的に論を提出し、正義論をめぐる論争に貴重な寄与となる労作。既発表の論考にも綿密に手を入れ一層厳密な筆致となり、装いあらたな論考となっている。法学方法論をも含む現代法哲学を研究し考え続ける人々にとって欠かせない文献。