国際法研究 第11号

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国際法学の一層の発展を目指す定評の学術雑誌。第11号は、特集〈ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題(1)〉

著者 岩沢 雄司 責任編集
中谷 和弘 責任編集
吉川 元偉
野々村 海太郎
佐藤 宏美
黒﨑 将広
立松 美也子
中島 啓
ジャンル 法律  > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 法律・政治  > 研究雑誌
出版年月日 2023/03/30
ISBN 9784797265712
判型・ページ数 菊判変・140ページ
定価 3,190円(税込)
在庫 在庫あり

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理論・実務に幅広く有用な研究雑誌 ― 特集〈ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題〉
 
国際法学の一層の発展を目指した、研究、実務に必備の国際法の専門雑誌。本号は、特集「ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題」の第1弾を掲載。信頼の実務家と研究者が一堂に集い、益々充実。【2023年3月は第12号と同時刊行】

 

『国際法研究 第11号』

  岩沢雄司・中谷和弘 責任編集

【目 次】

〈特集〉ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題(1)

◆はじめにかえて:編者メモ〔中谷和弘〕

◆ロシアのウクライナ侵略への国際連合の対応〔吉川元偉〕 

はじめに
Ⅰ ロシアのウクライナ侵略に関する国連での主な動きと考察(2022年2月23日から11月1日まで)
Ⅱ ロシアのウクライナ侵略に関する国連での主な動きと考察(2014年2月28日から2022年2月23日まで)
Ⅲ いくつかの教訓
おわりに

◆安保理の機能と現実〔野々村海太郎〕

はじめに ― 国連と安保理に対する期待値
Ⅰ ロシアのウクライナ侵略 ― 拒否権が行使されたから安保理は機能不全なのか
Ⅱ ロシアによるウクライナ侵略への国連全体としての対応
Ⅲ 安保理が機能するとはどういうことか
Ⅳ 安保理の改革の試み
おわりに

◆ロシアのウクライナ侵攻と国際犯罪―複層的訴追の可能性と課題〔佐藤宏美〕 

はじめに
Ⅰ 国際的な裁判所での訴追
Ⅱ 国内裁判所での訴追
Ⅲ 訴追対象の犯罪と,刑事責任に関する基本原則
Ⅳ 裁判手続きと司法協力
おわりに

◆ウクライナIT軍と戦闘員資格―サイバー武力紛争法の再確認か発展か〔黒﨑将広〕 

はじめに
Ⅰ ウクライナIT軍は武力紛争法上の「軍隊」か
Ⅱ ウクライナIT軍の構成員は戦闘員か
Ⅲ 非特権的交戦者としてのウクライナIT軍
Ⅳ ウクライナIT軍に対してウクライナと第3国はいかなる責任を負うのか
おわりに

◆ウクライナ侵攻と越境移動する人々〔立松美也子〕  

はじめに
Ⅰ 日本におけるウクライナ避難民保護
Ⅱ 難民条約上の難民基準
おわりに

◆ロシアの軍事侵攻に抗するウクライナの国際訴訟戦略〔中島 啓〕  

はじめに
Ⅰ 国際訴訟戦略論
Ⅱ 仮保全措置
Ⅲ 訴訟参加
おわりに

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