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法と哲学 第8号

法と哲学 第8号

本号特集「COVID-19という問題」/巻頭言「我々は何処に行くのか(Ⅱ)ウクライナ戦争の実相と教訓」ほか全10論攷を掲載。

著者 井上 達夫 責任編集・著
若松 良樹
蔵田 伸雄
稲原 美苗
竹内 幹
米村 滋人
福家 佑亮
阿部 崇史
石田 柊
宮本 雅也
児玉 聡
山崎 望
山田 八千子
ジャンル 法律  > 法哲学
シリーズ 法律・政治  > 研究雑誌
出版年月日 2022/07/05
ISBN 9784797298680
判型・ページ数 菊判変・336ページ
定価 本体3,900円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『法と哲学 第8号』

  井上達夫(東京大学名誉教授) 責任編集


【目 次】

【巻頭言】 我々は何処へ行くのか(Ⅱ)―ウクライナ戦争の実相と教訓〔井上達夫〕

◇特集 COVID-19という問題◇

〈企画趣旨〉若松良樹

◆ 1 マスクの下で〔若松良樹〕

 Ⅰ 全てはマスクから始まった
 Ⅱ 公共的討論の再構築
 Ⅲ 常識の再検討
 Ⅳ 規制の手法
 Ⅴ おわりに

◆2 コロナウイルス禍の中での科学的知識と倫理―合理的な行政的意思決定と理性的自律のための試論〔蔵田伸雄〕

 Ⅰ それは支配と抑圧ではない
 Ⅱ 専門家の知識と科学的不確実性
 Ⅲ 専門家とメディア
 Ⅳ 行政と専門家
 Ⅴ 医療資源の分配
 Ⅵ 「生命か経済か」という問題なのか
 Ⅶ エッセンシャルワーク
 Ⅷ 理性的な自律のために

◆3 コロナ禍で見えてきたもの―ニューノーマルと障害者についての哲学的考察〔稲原美苗〕

 はじめに
 Ⅰ コロナ禍と障害者
 Ⅱ コロナ禍の優生思想
 Ⅲ コロナ禍の健康格差
 Ⅳ ニューノーマル(新しい生活様式)と障害
 Ⅴ ニューノーマル下の「従順な身体」とは?
 Ⅵ コロナ禍が浮き彫りにした新自由主義の問題点
 Ⅶ 新自由主義の落とし穴 ~差別と排除~
 Ⅷ コロナ禍のケアリングとケアの倫理
 Ⅸ 結びに代えて―コロナ禍での「ケアの倫理」を使った提言

◆4 パターナリズムはそこにあるのか―先延ばし行動の経済モデルで考える〔竹内 幹〕

 Ⅰ コロナ対策とナッジ
 Ⅱ 真の選好と「合理性」のあやうさ
 Ⅲ 経済学における「合理性」
 Ⅳ 顕示選好理論にみる道具としての選好や効用概念
 Ⅴ 時間選好をめぐる「合理性」
 Ⅵ 先延ばし行動の数理モデル
 Ⅶ 合理性や真の選好にまつわる恣意性
 Ⅷ 展  望

◆5 感染症対策と権利制約―プライバシー制限の問題を中心に〔米村滋人〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 予備的考察と従来の学説
 Ⅲ 判例の展開と分析
 Ⅳ プライバシーと公衆衛生
 Ⅴ おわりに


【一般論説】

◆1 共和主義的自由の消極的自由への還元可能性について〔福家佑亮〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 消極的自由と積極的自由
 Ⅲ 共和主義的自由の基本構造
 Ⅳ 共和主義的自由の不可能性
 Ⅴ 恣意性テーゼの妥当性
 Ⅵ 結  論

◆2 関係論的平等主義の再出発―「分配か社会関係か」を越えて〔阿部崇史・石田柊・宮本雅也〕

 Ⅰ 序  論
 Ⅱ 実体レベル関係論と正当化レベル関係論との区別
 Ⅲ 関係論的な平等の理念に依拠した正当化
 Ⅳ 正当化レベル関係論から導かれる正義構想の魅力
 結  論


【書評と応答】

◆1 米村幸太郎「「許容できるエゴイズム」を超えて」への応答〔児玉 聡〕

 Ⅰ 「本書の基本的性格」について
 Ⅱ 「法と道徳,そして善行義務」について
 Ⅲ 「喫煙規制」について

◆2 民主主義の危機と可能性―宇野重規『民主主義とは何か』をめぐって〔山崎 望〕

 Ⅰ 民主主義の危機?
 Ⅱ 民主主義の多義性
 Ⅲ 民主主義批判の歴史的展開~少数者支配と暴力をめぐって
 Ⅳ 国内政治の次元
 Ⅴ 国際政治の次元
 Ⅵ 市場の次元
 Ⅶ 家族の次元
 Ⅷ オルタナティヴの枯渇と,民主主義の選び直し

◆3 法哲学は面白いのか―誰にとって,そして如何に―住吉雅美『あぶない法哲学―常識に盾突く思考のレッスン』(講談社現代新書,2020年)&森村進『法哲学はこんなに面白い』(信山社,2020年)〔山田八千子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 住吉雅美『あぶない法哲学―常識に盾突く思考のレッスン』の面白さについて
 Ⅲ 森村進『法哲学はこんなに面白い』の面白さについて
 Ⅳ 結びに代えて

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内容説明

法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す、研究雑誌。本号は、【◆特集◆ COVID-19という問題】として、第一線の執筆陣が一堂に集い、〈面白き学知〉を創発


巻頭言「我々は何処に行くのか(Ⅱ)ウクライナ戦争の実相と教訓」が突きつける、井上からの緊急のメッセージ。特集「COVID-19という問題」は、若松の企画趣旨と5論文(若松、蔵田、稲原、竹内、米村)。一般論説2編(福家、阿部=石田=宮本)、「書評と応答」欄も充実した3編(児玉、山崎、山田)。法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す。

 

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