目次
福田徳三研究会 編/西沢 保 編・解題
【目 次】
◆ 一 労働権、労働全収権及び労働協約(『改訂経済学考証』 その三)
第一章 労 働 権
第一節 総 説
第二節 社会権としての労働権の本質
第三節 沿 革 略
第二章 労働全収権
第一節 総 説
第二節 意 義
第三節 生産理論としての労働全収権
第四節 流通理論としての労働全収権
第五節 労働の実行とその成果との関係
第六節 労働の実行とその収得との関係
第七節 労働全収権論沿革略
第三章 労働協約
第一節 名称及び意義
第二節 本 質
第三節 種 類
第四節 余 論
◆ 二 労働団結権及び同盟罷工権の発達(『経済学論攷』 第三篇三)
◆ 三 言論自由の発達(『経済学論攷』 第三篇四)
◆ 四 労働経済論
ブレンターノ先生 序
『労働経済論』 序
一 序 論
一 経済と文化
二 国民経済の成立
三 生産要素
四 技術と経済
五 工業経営法の発達、経済史上労働を観察す
六 工業政策の変遷、労働を経済政策史上より観察す
二 労働賃銀、労働時間と労働効程との関係
引用書目
参考書目
『経済学全集』第五集 序(福田徳三記す)
「経済学考証に序す」(福田徳三識す)
「改版に題す」
■ 解 題(西沢 保)
・年 譜/人名・団体名索引/書誌索引
内容説明
◆日本の経済学の黎明期、「社会厚生のために一身を捧げた一大学者にして一大運動家」であった福田徳三の先駆的業績を新編集により蘇らせた現代版。全巻に通底する「厚生の理論・歴史・政策」は、経済学のまさに学問的源流となった。各巻編集者による【解題】付。
◆第14巻:needsに応じた配分と労働者による生活改善や社会厚生等、社会権としての労働権の構築、私法の社会政策化に踏み込む新たなステップへ◆
〈全21巻中既刊10巻〉(2022年1月現在)
◇配本回/巻数・書名(/編集担当者)/〈価格〉
・第1回配本/第10巻 『社会政策と階級闘争』(西沢保・森宜人) 〈6800円(本体:税別) 〉
・第2回配本/第17巻 『復興経済の原理及若干問題』(清野幾久子) 〈5800円(本体:税別) 〉
・第3回配本/第15巻 『黎明録』(武藤秀太郎) 〈8800円(本体:税別) 〉
・第4回配本/第16巻 『暗雲録』(武藤秀太郎) 〈5400円(本体:税別) 〉
・第5回配本/第3巻 『国民経済講話(1)』(江夏由樹・大月康弘) 〈7500円(本体:税別) 〉
・第6回配本/第19巻 『厚生経済研究』(井上琢智) 〈9800円(本体:税別) 〉
・第7回配本/第1巻 『経済学講義』(西沢 保) 〈8800円(本体:税別) 〉
・第8回配本/第11巻 『社会運動と労銀制度』(玉井金五・杉田菜穂)〈6000円(本体:税別) 〉
・第9回配本/第9巻 『経済学論攷』(山内 進)〈7800円(本体:税別)〉
・第10回配本/第14巻 『労働権・労働全収権及労働協約』(西沢 保)〈6500円(本体:税別)〉(本書)