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国際機関のリーガル・アドバイザー ― 国際枠組みを動かすプロフェッショナルの世界

国際機関のリーガル・アドバイザー ― 国際枠組みを動かすプロフェッショナルの世界

国際法、海洋法の国際実務や多言語社会で働いた経験を、基本知識の説明も含め、著者しか語り得ない視点からビビッドに語る。

著者 吉田 晶子
ジャンル 法律  > 国際法/国際関係/国際私法
シリーズ 一般  > 信山社ブックレット
出版年月日 2021/10/15
ISBN 9784797281545
判型・ページ数 A5変・192ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『国際機関のリーガル・アドバイザー ― 国際枠組みを動かすプロフェッショナルの世界』

  吉田晶子 著


【目 次】

まえがき
 
◆第Ⅰ部 国際油濁補償基金(IOPCF)のリーガル・カウンセル

◇ 1 国際油濁補償基金制度
 国際機関で働くことになった経緯/国際油濁補償基金制度の概要/基金のガバナンス

◇ 2 Job Description――基金のリーガル・カウンセルの仕事
 リーガル・カウンセルのJob Description/国際機関の働き方/会議対応/翻訳に伴う諸問題/基金事務局の同僚たち/【エピソード】ヨーロッパとアジア/査定と賠償/加盟国代表たち/
 仕事のカウンターパートたち/休日の過ごし方/【エピソード】ヨーロッパ文化と日本文化

◇ 3 加盟国の条約履行支援
 条約を縦にする/国際賠償保障制度の国内法化/拠出金の徴収/国際法の機能と限界/条約の履行義務――国際法と国内法が交差する世界

◇ 4 基金のリスク・マネジメント
 国際機関のリスク・マネジメント/基金のリスク・マネジメント

◇ 5 国際油濁補償基金の清算
 古い基金を清算する/清算にあたっての課題と有識者チームの発足/国際機関清算の前例探し/係争事案の完了/未収拠出金の整理/保険会社による基金の提訴/国際法上の課題/基金の解散の決定/【エピソード】根回し/長い清算プロセスの終了/基金の解散過程を振りかえって

◆第Ⅱ部 リーガル・アドバイザーという仕事

◇ 6 リーガル・アドバイザーという仕事
 BBCのドラマ/FCOのリーガル・アドバイザー/国際機関のリーガル・アドバイザー/条約作成のプロセス/国際枠組みを作る――条約と議会

◇ 7 Lingua Franca――国際機関の言語問題
 Official LanguageとWorking Language/【エピソード】Second Language Tube Map/英語の語源/日本語で打つパソコン

◇ 8 国際法律事務所の世界
 国際法律事務所の世界/Law SchoolとBar Exam――アメリカン・ロイヤー/抵触法の世界/【エピソード】LexisNexisとButterworth/合衆国憲法と独立宣言/BarristerとSolicitor――イギリスの法曹資格/【エピソード】女性の社会進出と出産・子育ての両立

◆第Ⅲ部 外航海運の世界と国際法

◇ 9 国連海洋法条約(UNCLOS)と国際海事機関(IMO)
 国連海洋法条約(UNCLOS)――海の上の地図/旗国主義の原則と便宜置籍/外航海運と国際海事機関(IMO)/外航海運マフィアの世界

◇ 10 海洋安全保障と国際法
 海事セキュリティ条約/国連安保理による制裁決議/核開発疑惑に関する金融制裁/制裁法案/【エピソード】同僚の自動車を売る外交官/エネルギー資源輸送とシーレーンの確保/アデン湾における海賊問題――普遍的管轄権の行使による違法行為の抑止/南シナ海仲裁裁判――国際法上の紛争解決手段/南シナ海仲裁裁判の意義と影響/国際裁判の管轄権と判決履行確保/履行強制力のない世界/国際裁判のプレイヤーたち

◆第Ⅳ部 地球の裏側から見た国際社会

◇ 11 地球の裏側から見た国際社会
 紛争地域出身の同僚――世界一安全な国から来た自分/米国同時多発テロ事件とNSA/CCTVとGCHQ/Chatham House――英国外交のシンクタンク

◇ 12 The Remains of the day――経済的影響力を増す新興国、疲弊する西側先進国
 大英帝国の日の名残り/経済的影響力を増す新興国、疲弊する西側先進国/開発と経済安全保障――一帯一路とインフラシステム海外展開/開放性ネットワークの濫用と外部環境依存のリスク/日本で読む世界史とヨーロッパで読む世界史は異なる

◇ 13 デジタル化と英語
 初めてのネットサーフィンとCRS/ビッグ・データの可能性/デジタル・マーケティングと民主主義/インターネットと英語

◇ 14 国際機関の理想と現実
 加盟国の影響力――拠出金の多寡と発言力/国際機関と日本人職員/【エピソード】国際機関職員の処遇――高学歴で不安定な仕事/国際機関の誘致/国際枠組みを動かす――日本にとっての国際機関の意義

◇ 15 国際社会と法の支配

・あとがき


参考文献・資料
索引

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内容説明

幅広く国際的プロフェッショナルとして活動してきた著者による、貴重な実体験と実感覚今後、国際社会で活躍したい学生や社会人必読!

 

国際枠組みを動かすプロフェッショナルの世界を、様々なエピソードを交えて紹介。国際法、海洋法の国際実務や多言語社会で働いた経験を、基本知識の説明も含め、著者しか語り得ない視点からビビッドに語る。国際社会の一員として、日本、そして自らを理解するためにも有用の書。

 

 

 

【著者紹介】

吉田 晶子(よしだ・あきこ)

1988年京都大学法学部卒、2003年ニューヨーク大学法科大学院法学修士(LLM)
1988年運輸省(現国土交通省)に入省し、鉄道、航空、海運、自動車各分野の行政、外航海運分野を中心とした国際機関対応、インフラ海外展開、インバウンド観光などの仕事に携わる。国土交通省海事局危機管理室長、大臣官房秘書室長、大臣官房審議官(国際)、関東運輸局長などを歴任。
2010年〜2015年まで国際油濁補償基金(IOPCF)法律顧問
国際法学会所属

<主要著作>
「国際海事条約における外国船舶に対する管轄権枠組の変遷に関する研究」国土交通政策研究77号(2007年)
The 1971 IOPC Fund ‒ The Road to Dissolution of an Intergovernmental Organization(Tulane Maritime Law Journal, vol.44〔2020〕)(共著)
「国際補償基金の解散に伴い顕在化した国際法上の論点と実務への影響について―1971国際油濁補償基金の解散」国際法研究9号(2021年)

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