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国際関係と法の支配 ― 小和田恆国際司法裁判所裁判官退任記念

国際関係と法の支配 ― 小和田恆国際司法裁判所裁判官退任記念

外交官・法律家・教育者として法の正義による国際法を実践してきた、小和田恆裁判官の国際司法裁判所裁判官退任を記念した論文集。

著者 岩沢 雄司 編集代表
岡野 正敬 編集代表
ジャンル 法律  > 国際法/国際関係/国際私法
出版年月日 2021/08/20
ISBN 9784797256000
判型・ページ数 A5変・1474ページ
定価 本体30,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『国際関係と法の支配 ― 小和田恆国際司法裁判所裁判官退任記念』

  編集代表:岩沢雄司・岡野正敬

  〔編集委員:岩沢雄司・岡野正敬・浅田正彦・河野真理子・三上正裕・村瀬信也・薬師寺公夫・柳井俊二〕

【執筆者】
岩沢雄司・岡野正敬・玉田大・江藤淳一・大森正仁・酒井啓亘・佐藤義明・河野真理子・兼原敦子・石塚智佐・柳井俊二・高柴優貴子・松井芳郎・最上敏樹・杉山晋輔・村瀬信也・長谷川正国・森田章夫・薬師寺公夫・三好正弘・中谷和弘・中村仁威・尾﨑久仁子・古谷修一・三上正裕・植木俊哉・吾郷眞一・佐藤哲夫・廣部和也・西海真樹・坂元茂樹・田中清久・御巫智洋・浅田正彦・青山健郎・廣瀬和子・山影進・田中明彦・山本吉宣・猪口孝・佐藤安信・茂田宏・旭英昭・赤松秀一・角茂樹・金城亜紀/〈随筆 *論稿執筆者を除く〉加藤良三・兼原信克・竹内行夫・鶴岡公二・林貞行・上川陽子・小林賢一・佐藤地・望月敏夫・折田正樹・芹田健太郎(掲載順) 

   - - -

【目 次】

はしがき 

◆ 国際関係と国際法〔小和田恆〕
 【2003年春 早稲田大学教授退任最終講義】
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  国際関係に規範は存在するか
 Ⅲ  国際法学と国際関係学の乖離
 Ⅳ  国際関係の実態―規範と現実のからみあい―
 Ⅴ  国際規範の契機となる社会要因
 Ⅵ  国際社会の構造変化に伴う新しい展開
 Ⅵbis 21世紀国際社会の変貌と将来への展望
 Ⅵ  む す び

◆◇第1部 国際法部門◇◆

◆第1章 国際司法裁判所の貢献◆

1 国際司法裁判所の仮保全措置の展開―要件を中心に―〔岩沢雄司〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  仮保全措置の拘束力
 Ⅲ  仮保全措置の要件
 Ⅳ  おわりに

2 国際司法裁判所の暫定措置におけるplausibility要件―小和田説と小和田意見を手がかりとして―〔玉田 大〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  小和田説と小和田意見
 Ⅲ  Plausibility要件の形成過程
 Ⅳ  Plausibility要件の判断要素
 Ⅴ  おわりに

3 紛争の存在の決定をめぐる国際司法裁判所の判例の展開〔江藤淳一〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  確立した判例
 Ⅲ  最近の事件

4 常設国際司法裁判所及び国際司法裁判所の判例における金銭賠償の一考察〔大森正仁〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  常設国際司法裁判所における賠償事例
 Ⅲ  国際司法裁判所における賠償事例
 Ⅳ  結びにかえて

5 領域紛争における「決定的期日」の意義―国際司法裁判所の裁判例を中心に―〔酒井啓亘〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  紛争の存在と「決定的期日」の関係
 Ⅲ  領域紛争における「決定的期日」の特定とその機能
 Ⅳ  おわりに

6 国際司法裁判所長〔佐藤義明〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  業務の指揮
 Ⅲ  司法行政の監督
 Ⅳ  代表的職務
 Ⅴ  「非裁判的機能」
 Ⅵ  おわりに

◆第2章 国際裁判の機能◆

7 国際社会における正義の実現と裁判手続〔河野真理子〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  2000年4月11日の逮捕状事件のICJ判決が提起した問題
 Ⅲ  アブレの訴追の実現に関する問題
 Ⅳ  訴追又は引渡しの義務に関する問題事件のICJの判決
 Ⅴ  アフリカにおける国際的な刑事裁判制度の地域化
 Ⅵ  特別アフリカ裁判部(CAE)における裁判
 Ⅵ  CAEの意義
 Ⅷ  おわりに

8 「条約の解釈又は適用に関する紛争」条項の考察〔兼原敦子〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  事項管轄条項の意義
 Ⅲ  事項管轄条項による管轄権制限の緩和
 Ⅳ  事項管轄条項にいう「条約の解釈又は適用の紛争」の範囲を広げる要因
 Ⅴ  おわりに

9 ジェノサイド条約裁判条項への留保に関する一考察〔石塚智佐〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  ジェノサイド条約第9条とICJ
 Ⅲ  コンゴ対ルワンダ「コンゴ領における武力活動事件(新提訴)」
 Ⅳ  その後の展開
 Ⅴ  おわりに

10 海洋法の漸進的発達に対する国際海洋法裁判所の貢献〔柳井俊二〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  船舶を一体として取り扱うとの原則
 Ⅲ  船舶及び乗組員の速やかな釈放手続における合理的な保証金等
 Ⅳ  海底紛争裁判部の勧告的意見
 Ⅴ  ベンガル湾における海洋境界画定に関するバングラデシュとミャンマーとの間の紛争
 Ⅵ  沿岸国のEEZ内で操業する外国漁船に対するバンカリング
 Ⅵ  IUU漁業に関する国際海洋法裁判所大法廷の勧告的意見
 Ⅷ  おわりに

11 国家間訴訟実務―国際司法機関と当事国双方の観点から―〔高柴優貴子〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  ICJから見た国家間訴訟
 Ⅲ  政府内補佐人(In-house Counsel)から見た国家間訴訟
 Ⅳ  むすびにかえて―「文脈」への対応力

◆第3章 国際法一般◆

12 国際法における正統性を求めて―手続的正統性を中心に―〔松井芳郎〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  なぜ国際法における正統性を問うのか?
 Ⅲ  国際法における正統性とは何か?
 Ⅳ  国際法における各「法源」の正統性の諸相
 Ⅴ  結びに代えて:国際法規範形成における「熟議」の必要性

13 国際法の実効性と国際法学―予備的考察―〔最上敏樹〕
 Ⅰ  忘却の根本問題
 Ⅱ  ツェマネクの批判
 Ⅲ  ザッパラの実効性論
 Ⅳ  世界的集団行動問題:ポズナーの不満
 Ⅴ  法弁証論批判:ホフマンの場合
 Ⅵ  若干の原点回帰―法と政治と道徳

14 外交の実務と国際法の本質―実定法至上主義批判序論―〔杉山晋輔〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  「序論」の一応の結論
 Ⅲ  若干の個別的事例
 Ⅳ  「序論」の終わりに

15 慣習国際法の同定に関する国際法委員会結論草案の問題点〔村瀬信也〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  作業の目的,範囲と方法等
 Ⅲ  慣習国際法の成立要件
 Ⅳ  条約・決議・判例・学説
 Ⅴ  一貫した反対国および特別慣習国際法
 Ⅵ  結びに代えて

16 1969年ウィーン条約における条約の定義の明確化と発展―国際裁判所の諸判決による漸次的補足―〔長谷川正国〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  ウィーン条約における条約の定義の意義
 Ⅲ  条約か否かが争われた文書の解釈(形式と実質)
 Ⅳ  諸事例から導出される法理

17 国際法規範構造・序論― Lotus原則の克服―〔森田章夫〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  Lotus号事件判決―判旨とその射程
 Ⅲ  Lotus号事件判決の限界とその克服― 19世紀と第2次世界大戦後
 Ⅳ  結  び

◆第4章 領域管轄権の理論と展開◆

18 公海航行の自由原則と船舶に対する旗国以外の国の刑事裁判権―ノースター号事件ITLOS判決を契機として―〔薬師寺公夫〕
 Ⅰ  問題の所在
 Ⅱ  公海衝突事故に対する入港(被害)国の刑事裁判権―ロチュース号事件PCIJ判決再論
 Ⅲ  公海条約及び国連海洋法条約における入港(被害)国及び入港(寄港)国の刑事裁判権―公海条約11条及び6条並びに国連海洋法条約218条1項
 Ⅳ  公海給油活動に対する入港(被害)国の刑事裁判権―ノースター号事件ITLOS判決の意味
 Ⅴ  結びにかえて―入港国の刑事裁判権の異なる根拠と公海航行自由の保護

19 海底石油・天然ガス共同開発の可能性〔三好正弘〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  共同開発の先例と基本概念
 Ⅲ  関係3か国以上の共同開発
 Ⅳ  200海里を越える海域の共同開発
 Ⅴ  実例の研究:2008年6月「日中共同開発了解」とその教訓
 Ⅵ  おわりに

20 2つの幻の国際航空仲裁〔中谷和弘〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  幻の豪米航空仲裁と輸送力条項
 Ⅲ  幻のEU米航空仲裁と労働条項
 Ⅳ  まとめにかえて

21 「宇宙交通管理」が宇宙法体系に提起する課題〔中村仁威〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  宇宙交通管理の概念の発達
 Ⅲ  宇宙交通管理の基本要素の現状
 Ⅳ  IAA報告書とSPD-3の概要
 Ⅴ  IAA報告書とSPD-3との比較
 Ⅵ  今後の規範設定において留意すべきこと
 Ⅵ  おわりに

◆第5章 国際刑事法◆

22 国際刑事裁判所における被害者の地位〔尾﨑久仁子〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  刑事法における被害者の地位
 Ⅲ  国際社会と被害者
 Ⅳ  ICC における被害者の地位
 Ⅴ  おわりに

23 国際人権法・人道法違反に関する事実調査の機能的変容―国際法の刑事化の一断面―〔古谷修一〕
 Ⅰ  問題の所在―国際法の刑事化
 Ⅱ  事実調査のアーキタイプ
 Ⅲ  COIsの刑事化
 Ⅳ  刑事化したCOIsの課題と新たな動向
 Ⅴ  結  び

24 カンボジア現代史の中のクメール・ルージュ裁判―「正義」と「平和」―〔三上正裕〕
 Ⅰ  序(699)
 Ⅱ  はじめに
 Ⅲ  クメール・ルージュ政権崩壊後の国際情勢
 Ⅳ  カンボジア内戦とウィン・ウィン政策
 Ⅴ  カンボジア特別法廷(ECCC)の設立
 Ⅵ  人的管轄権を巡る問題
 Ⅵ  カンボジアにおける「正義」と「平和」
 Ⅷ おわりに

◆第6章 国際組織・個人◆

25 国際組織の設立条約に対する留保に関する一考察〔植木俊哉〕
 Ⅰ  はじめに―アメリカによるWHO脱退通告
 Ⅱ  国際組織の設立条約に対する留保―国際社会における実行
 Ⅲ  条約法条約の規律―第20条3 項の採択とその意義
 Ⅳ  ILCによる「条約の留保に関する実行の指針」
 Ⅴ  おわりに

26 国際行政裁判所が適用する法〔吾郷眞一〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  国際行政裁判所
 Ⅲ  国際行政裁判所による国際行政法という言葉の援用
 Ⅳ  国際行政裁判所が実際に適用する法規
 Ⅴ  国際行政裁判所による実際の運用
 Ⅵ  国際行政法という表現の問題性
 Ⅵ  判断の基準として国際行政法を援用することの問題
 Ⅷ  国際行政裁判所が適用する法の実際
 Ⅸ  おわりに

27 グローバル化する国際社会における国際法秩序と非国家アクター―国際法協会での取組経験を主な素材として―〔佐藤哲夫〕
 Ⅰ  問題の所在
 Ⅱ  問題の背景
 Ⅲ  国際法学界における非国家アクターへの対応―専門雑誌の刊行
 Ⅳ  国際法協会における「非国家アクターに関する委員会」の取組
 Ⅴ  結  論

28 「十分に理由のある恐怖」(well-founded fear)について〔廣部和也〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  1951年難民条約成立までの経緯
 Ⅲ  米国における難民・庇護の法的状況と判決
 Ⅳ  結びに代えて

29 国際法は少数言語をどのように保護しているか?―琉球語・アイヌ語を素材にして―〔西海真樹〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  地域言語・少数言語保護のためにどのような国際法・制度が形成されているか?
 Ⅲ  琉球語とアイヌ語の言語状況・言語政策
 Ⅳ  おわりに

30 徴用工をめぐる韓国大法院判決再考―日韓請求権協定の解釈をめぐって―〔坂元茂樹〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  日韓請求権協定締結の経緯とその内容
 Ⅲ  韓国大法院判決の日韓請求権協定の解釈上の問題点
 Ⅳ  徴用工をめぐる条約法と国際人権法の交錯
 Ⅴ  おわりに

◆第7章 国家責任・制裁◆

31 国際責任法上の支援・援助責任規則における「二重義務要件」に関する考察―国際組織の国際責任におけるその理論的意義と可能性―〔田中清久〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  国際組織責任における根本的問題―国際義務に関する問題
 Ⅲ  二重義務要件の成文化の経緯
 Ⅳ  二重義務要件の妥当性
 Ⅴ  国際組織責任との関連における二重義務要件論の意義
 Ⅵ  おわりに

32 サイバー攻撃に対する国家責任の追及に伴う課題〔御巫智洋〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  主権侵害に関するチャタム・ハウス報告書(2019年12月)
 Ⅲ  サイバー攻撃の実例:「アメリカ合衆国対パク・ジン・ヒョク」事件
 Ⅳ  国家への帰属の立証
 Ⅴ  相当の注意義務
 Ⅵ  おわりに

33 国際法における制裁とその法的正当化〔浅田正彦〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  制裁の定義
 Ⅲ  国連制裁
 Ⅳ  独自制裁
 Ⅴ  おわりに

34 対北朝鮮国連制裁の履行に関する課題〔青山健郎〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  対北朝鮮国連制裁レジーム
 Ⅲ  対北朝鮮国連制裁の特徴と履行をめぐる課題
 Ⅳ  安保理決議に内在する法的論点
 Ⅴ  おわりに

◆◇第2部 国際関係論部門◇◆

◆第1章 国際関係◆

35 ヨーロッパ中世社会の形成から近代主権国家へ―パラダイムシフトにおけるボダン,ホッブスの位置―〔廣瀬和子〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  西ヨーロッパ中世社会の形成―長期にわたる多様な民族の流入と多彩な文明の融合
 Ⅲ  民族国家=主権国家の形成から近代国際関係へ
 Ⅳ  共同体秩序と国家間秩序が創出する複雑システムとしての国際関係
 Ⅴ  おわりに

36 国際関係論のフロンティアを彷徨して―マルチエージェントシミュレーションで見えてきた新地平―〔山影 進〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  マルチエージェントシミュレーションと国際関係論
 Ⅲ  体験的マルチエージェントシミュレーション
 Ⅳ  パラダイム・シフトの展望
 Ⅴ  おわりに

37 世界システムの構造変容―データ可視化による探求―〔田中明彦〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  世界システム関連データ
 Ⅲ  世界システム変動の可視化
 Ⅳ  おわりに―ポスト「冷戦後」をどのようにとらえるか

38 パワー・トランジションから見た米中関係と国際システムの将来〔山本吉宣〕
 Ⅰ  パワー・トランジションと米中関係:本稿の目的と構成
 Ⅱ  パワー・トランジションと2 極構造論
 Ⅲ  オルガンスキーのパワー・トランジション素描
 Ⅳ  トゥキディデスの罠をめぐって
 Ⅴ  「常識の逆転」:不満な覇権国
 Ⅵ  問題領域の多次元性―オルガンスキー・モデルのさらなる修正
 Ⅵ  分岐(多次元化)と収斂―ダイナミックな仮説
 Ⅷ  覇権争いの中の安定を求めて
 Ⅸ  パワー・トランジションの将来―結びに代えて

39 多国間条約と地球立法政治〔猪口 孝〕
 Ⅰ  地球的立法政治の現代における例証―飽和麻痺と多国間条約からの退出,及び地球的立法の改革
 Ⅱ  地球的立法政治の主な特徴―文明衝突政治と権力移行政治との比較
 Ⅲ  統合地球擬似立法メカニズム

40 「難民に関するグローバル・コンパクト」のためのネットワーク・ガバナンス―難民の国際保護に関するアジア・ネットワークの可能性―
  〔佐藤安信〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  難民に関する国連グローバル・コンパクト
 Ⅲ  ソフト・ローの発展
 Ⅳ  ソフト・ローの実効性とハード・ローとの補完関係
 Ⅴ  ネットワーク・ガバナンスの展望と課題― ANRIPの試み
 Ⅵ  結  論

◆第2章 日本の外交政策◆

41 アジア国家としての日本対外政策〔猪口 孝〕
 Ⅰ  第二次世界大戦以降の歴史的な経験
 Ⅱ  アジアにおける日本の対外政策
 Ⅲ  結  論

42 1945年の日ソ戦争と北方領土問題〔茂田 宏〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  1945年の日ソ戦争:その性格
 Ⅲ  北方領土問題
 Ⅳ  ま と め
 Ⅴ  おわりに

43 “ツキジデスの罠”を避けるための知恵―忘れ去られた「東京宣言(1992年)」の歴史的な意味合いを掘り起こす―〔旭 英昭〕
 Ⅰ  はじめに―見落とされた史実
 Ⅱ  二つの外交成果
 Ⅲ  安定した国際秩序の形成と“ツキジデスの罠”
 Ⅳ  戦後日本の課題と挑戦,「東京宣言」の位置づけ
 Ⅴ  “調和による平和”と“新しいマルティラテラリズム”
 Ⅵ  おわりに―参画から創造へ

44 日本のアフリカ外交:TICADの基本理念〔赤松秀一〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  日本外交におけるアフリカの位置付けとアフリカ自身の取組の進展
 Ⅲ  TICADの特徴と基本理念
 Ⅳ  TICADの背景にある日本の考え方
 Ⅴ  これまでのTICADの歩み
 Ⅵ  おわりに―今後の課題

45 日本のPKO参加の黎明期〔角 茂樹〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  1990年初頭の国連におけるPKO論議
 Ⅲ  イラクのクエート侵攻と日本の貢献のあり方を巡る議論
 Ⅳ  PKO法の成立
 Ⅴ  自衛隊のゴラン高原PKO参加
 Ⅵ  ルワンダ難民支援
 Ⅵ  その後のPKO議論

46 グローバル化の衝撃と日本における近代金融制度の成立―知識の吸収から創造へ―〔金城亜紀〕
 Ⅰ  はじめに
 Ⅱ  国際関係と金融制度―知識の吸収とその限界
 Ⅲ  倉庫を用いた動産の担保化にみる金融技術の創造
 Ⅳ  おわりに

◆◇第3部 随想部門◇◆

■ 外務省時代■
小和田恆さんのこと〔加藤良三〕
小和田恆大使にお仕えして〔兼原信克〕
リーガル・アドバイザーの役割〔竹内行夫〕
小和田恆名言録〔鶴岡公二〕
初めての出会いと折々のこと〔林 貞行〕
小和田先生・局長・次官・大使そして判事〔三上正裕〕

■ 東大時代■
三重(さんじゅう)の先輩〔猪口 孝〕
小和田先生との出会いと今の私〔上川陽子〕
教師としての小和田先生〔小林賢一〕
小和田判事とのご縁〔佐藤 地〕
小和田先生の試験問題〔望月敏夫〕

■国際司法裁判所時代■
平和宮の回想〔青山健郎〕
小和田判事,大変お世話になりました〔尾﨑久仁子〕
小和田恆国際司法裁判所裁判官から学ばせて頂いたこと〔折田正樹〕
小和田判事の二つの顔〔角 茂樹〕
小和田判事のこと〔芹田健太郎〕
学会活動における小和田判事の貢献〔村瀬信也〕

・小和田恆裁判官 経歴
・小和田恆裁判官 著作目録

跋  謝辞に代えて〔小和田恆〕

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内容説明

57名の第一線の執筆陣が一堂に集った圧巻の論文集  

外交官・法律家・教育者として法の正義による国際法を実践してきた、小和田恆裁判官の国際司法裁判所裁判官退任を記念し、小和田裁判官に捧ぐ、57名の同志による圧巻の論文集。第1部 国際法部門は7章にわたり34論文、第2部 国際関係論部門は2つの章で12論文、第3部 随想部門(外務省時代、東大時代、国際司法裁判所時代)は17本を収録。

  

 

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