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人権の法理と統治過程

学術選書215

人権の法理と統治過程

中村睦男憲法学の全体像に迫る。社会権研究を通じて得られたフランス的自由を土台に、著者の主要論文を1冊に(全28論稿収載)。

著者 中村 睦男
ジャンル 法律  > 憲法
シリーズ 法律・政治  > 学術選書
出版年月日 2021/03/30
ISBN 9784797282450
判型・ページ数 A5変・612ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『人権の法理と統治過程』

  中村睦男(北海道大学名誉教授) 著


【目 次】

第1章 人権観念の歴史的展開
 Ⅰ 「人権」という用語の意味
 Ⅱ 欧米諸国における人権の観念
 Ⅲ 明治憲法と人権
 Ⅳ 日本国憲法における人権

第2章 私人相互関係と人権
 Ⅰ 学説および判例の一般的動向
 Ⅱ 近代憲法における人権保障の意義とその変遷
 Ⅲ 人権規定を私人間に適用する方法
 Ⅳ 人権と私的自治の原則をどう調整するか

第3章 人権規定の第三者効力―書評:芦部信喜著『現代人権論』(有斐閣・1964年)

第4章 法の下の平等と「合理的差別」
 はじめに
 Ⅰ 憲法14条1項の意味
 Ⅱ 「合理的差別」と違憲審査基準
 Ⅲ 違憲審査基準の検討

第5章 表現の自由と事前規制の合憲性
 Ⅰ 事前抑制の理論
 Ⅱ 事前抑制の2つの類型
 Ⅲ 個別的問題の検討

第6章 教科書執筆と教育の自由・表現の自由
 Ⅰ 教科書執筆と教育の自由
 Ⅱ 教科書執筆と表現の自由

第7章 国立大学の法人化と大学の自治
 はじめに
 Ⅰ 大学の自治の憲法上の保障
 Ⅱ 国立大学法人化の経緯とその概要
 Ⅲ 国立大学法人法制の問題点
 おわりに

第8章 社会権の法理
 Ⅰ 社会権研究の取組み
 Ⅱ 個別社会権の法的権利性の主張
 Ⅲ 社会権の新しい展開
 おわりに

第9章 生存と憲法
 Ⅰ 生存権の基本的人権としての特質
 Ⅱ 生存権の法的性格
 Ⅲ 福祉国家と憲法学
 Ⅳ 生存権の新しい展開

第10章 福祉国家のゆくえ
 はじめに
 Ⅰ 憲法25条の生存権規定の誕生
 Ⅱ 生存権の裁判における主張
 Ⅲ 福祉国家の観念
 Ⅳ 自由権と社会権との調和

第11章 社会権再考
 はじめに
 Ⅰ 日本国憲法制定における社会権規定の成立
 Ⅱ 憲法制定初期における学説による社会権の位置づけ
 Ⅲ 社会権の再検討
 Ⅳ 社会権に対する新たな問題の提起
 Ⅴ 福祉国家論
 おわりに

第12章 フランス憲法における社会権の保障
 Ⅰ 第4共和制憲法における社会権の宣言
 Ⅱ 第5共和制憲法と憲法院の創設
 Ⅲ 憲法院判例による社会権の保障
 おわりに

第13章 環境権の国内的および国際的保障
 Ⅰ 環境権の主張
 Ⅱ 環境権保障のシステム
 Ⅲ 環境権の確立に向けての問題点

第14章 労 働 権
 Ⅰ 総 説
 Ⅱ 労働権の内容
 Ⅲ 労働の義務

第15章 労働基本権
 Ⅰ 総 説
 Ⅱ 団 結 権
 Ⅲ 団体交渉権
 Ⅳ 争 議 権

第16章 統治過程と「民意」―直接民主制的諸制度の運用と諸改革案をめぐって
 はじめに
 Ⅰ 直接民主制的制度の運用実態
 Ⅱ 直接民主制的制度の改革に関する諸提案
 おわりに

第17章 参議院の選挙制度改革
 はじめに
 Ⅰ 両 院 制
 Ⅱ 参議院の選挙制度の変遷
 Ⅲ 参議院選挙制度改革構想
 Ⅳ 地域代表的第二院の合憲性

第18章 内閣の組織,国会に対する連帯責任(第66条)
 はじめに
 Ⅰ 内閣の組織
 Ⅱ 国務大臣の文民資格
 Ⅲ 内閣の連帯責任

第19章 国民の権利実現と違憲審査制
 Ⅰ 違憲審査制の現状と憲法訴訟論
 Ⅱ 違憲審査権の性格
 Ⅲ 最高裁判所に憲法裁判所的性格を付加することの可否

第20章 憲法裁判の現状と課題
 はじめに
 Ⅰ 違憲立法審査権の性格
 Ⅱ 事件性の要件と客観訴訟
 Ⅲ 違憲の争点を提起しうる当事者適格
 Ⅳ 訴の利益とムートネスの法理
 Ⅴ 立法の不作為と国家賠償請求訴訟
 おわりに

第21章 在宅投票制度廃止違憲訴訟最高裁判決―最高裁昭和60年11月21日第一小法廷判決
 Ⅰ 事実の概要
 Ⅱ 判 旨
 Ⅲ 解 説

第22章 最高裁判所の違憲判決に対する立法府の対応
 Ⅰ 法律案を作成する動機
 Ⅱ 違憲判決の効力
 Ⅲ 最高裁判所の違憲判決に対する対応例
 おわりに

第23章 フランス憲法院の機能と役割―国有化法違憲判決を契機に
 はじめに
 Ⅰ 憲法院による法律の合憲性審査
 Ⅱ 憲法院の裁判機関としての性格
 Ⅲ 国有化法違憲判決の概要

第24章 フランスにおける私学助成をめぐる憲法問題
 はじめに
 Ⅰ 私学助成の仕組み
 Ⅱ 憲法上の論点の検討
 おわりに

第25章 私学助成の合憲性
 はじめに
 Ⅰ 憲法89条の制定と政府・議会の解釈
 Ⅱ 私学助成の推移と実態
 Ⅲ 政教分離原則と私学助成
 Ⅳ 憲法89条後段と私学助成

第26章 憲法からみた地方分権
 はじめに
 Ⅰ 憲法と地方自治
 Ⅱ 憲法と地方分権推進法
 Ⅲ 二層制と道州制

第27章 現代国際社会と条約の国内法的効力
 はじめに
 Ⅰ 問題の所在
 Ⅱ 憲法と条約
 Ⅲ 条約と法律

第28章 憲法改正論50年と憲法学
 はじめに
 Ⅰ 憲法施行直後の憲法改正論
 Ⅱ 全面改正論の登場
 Ⅲ 憲法調査会報告書の提出
 Ⅳ 1980年代の憲法改正論議
 Ⅴ 最近の憲法改正論議

・初出一覧
・中村睦男教授の経歴と業績

中村睦男先生の憲法学の全体像に迫る―本論文集を読解することの意義〔岡田信弘〕

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内容説明

◆中村睦男憲法学の全体像に迫る、28論稿ー中村先生の経歴と業績、また、岡田信弘教授による解説も掲載◆
  
中村睦男憲法学の全体像に迫る ― 「社会権」研究を通じて得られたフランス的「自由」を土台に、日本国憲法の研究を長く牽引してきた、中村睦男北海道大学名誉教授(元北海道大学総長)の主要論文を1冊にまとめる(全28論稿を収載)。巻末には、中村先生の経歴と業績、また、岡田信弘教授による解説も掲載した充実の書。
 

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