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消費者法研究 第3号  新刊

改正民法における「定型約款」と消費者法

消費者法研究 第3号

消費者法研究第3号では、特集を「改正民法における『定型約款』と消費者法」とし、定型約款をめぐる理論的課題を整理・考究する。

著者 河上 正二 責任編集
山本 敬三
鹿野 菜穂子
沖野 眞已
丸山 絵美子
大澤 彩
廣瀬 久和
ジャンル 法律 > 民法
法律 > 民法 > 消費者法
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2017/07/31
ISBN 9784797266832
判型・ページ数 菊判変・484ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『消費者法研究 第3号』

  河上正二(東京大学大学院法学政治学研究科教授)責任編集

【目  次】

はしがき

◆特集 改正民法における「定型約款」と消費者法◆

【論 説】

1 「約款による契約」と「定型約款」〔河上正二〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 約款による契約
 Ⅲ 約款問題に対するこれまでの対応
 Ⅳ 民法改正と「定型約款」

2 改正民法における「定型約款」の規制とその問題点〔山本敬三〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 規制の対象
 Ⅲ 組入規制
 Ⅳ 不当条項規制
 Ⅴ 定型約款の変更
 Ⅵ 終わりに

3 「定型約款」規定の諸課題に関する覚書き〔鹿野菜穂子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 約款規定導入の2つの側面
 Ⅲ 「定型約款」とそれ以外の約款の取扱い
 Ⅳ 定型約款の組入要件について
 Ⅴ 定型約款の開示をめぐる問題
 Ⅵ 不当条項規制(548条の2第2項)
 Ⅶ むすび

4 「定型約款」のいわゆる採用要件について〔沖野眞已〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 「約款法」の展開
 Ⅲ 「定型約款」の概念
 Ⅳ 「定型約款」を契約内容とすることへの同意
 Ⅴ 「定型約款」の「開示」
 Ⅵ 終わりに

5 「定型約款」に関する規定と契約法学の課題〔丸山絵美子〕

 Ⅰ 問題の所在定型約款関連規定の特徴と本稿の検討課題
 Ⅱ 定型約款関連規定の目的・機能・正当化と問題点
 Ⅲ 「定型約款」の解釈と解釈に応じた課題
 Ⅳ 消費者契約法等によって取り組むことができる課題

6 「定型約款」時代の不当条項規制〔大澤 彩〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ みなし合意の例外規定と不当条項規制
 Ⅲ 約款の変更
 Ⅳ おわりに

7 「定型約款」規定についての覚書を再び掲載するに当たって〔廣瀬久和〕

 まえがき
 「民法改正案『定型的款』規定についての覚書(1)」
  序
  第1章 定型約款の組み入れと顧客の認識可能性
  第2章 起草者側からの反論(その1):約款条項の開示請求権
 補 注

【立法の動向】

 改正民法における「定型約款」について(2017年6月2日現在)
〈解説〉 「定型約款」に関する立法資料について[河上正二]

*   *   *

1 改正法および附帯決議
 民法の一部を改正する法律(抄)
 民法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(衆議院)
 民法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(参議院)

2 衆議院法務委員会(4/5,4/12の議事概要について)

3 参議院法務委員会(4/25,5/9,5/11,5/16,5/23,5/25の議事概要について)

4 法制審議会資料
 ①-(1)民法(債権関係)改正に関する検討事項(6)詳細版
  部会資料11-2(平成22年6月29日)
 ①-(2)民法(債権関係)改正に関する検討事項(8)詳細版
  部会資料13-2(平成22年6月29日)
 ②民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理のたたき台(2)
  部会資料22(平成23年1月25日)
 ③民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理の補足説明(平成23年5月)
 ④民法(債権関係)の改正に関する論点の検討(14)
  部会資料42(平成24年6月26日)
 ⑤民法(債権関係)の改正に関する中間試案のたたき台(4)(概要つき)
  部会資料56(平成25年1月22日)
 ⑥民法(債権関係)の改正に関する要綱案の取りまとめに向けた検討(17)
  部会資料81B(平成26年7月8日)
 ⑦民法(債権関係)の改正に関する要綱仮案(案)補充説明
  部会資料83-2(平成26年8月26日)
 ⑧民法(債権関係)の改正に関する要綱案の原案(その2)補充説明
  部会資料86-2(平成27年1月20日)
 ⑨民法(債権関係)の改正に関する要綱案(案)補充説明
  部会資料88-2(平成27年2月10日)


-----------------------------------------------------

Shohishaho-kenkyu
[Review of Consumer Law - Revue de droit de la consommation - Zeitschrift für Verbraucherrecht]

Edited by Shoji KAWAKAMI

No.3
July 2017

“Standard Terms” in the Revised Civil Code and Consumer Law

【Articles】
1. “Standard Form(AGB)Contract” and “Standard Terms”
Shoji Kawakami

2. Regulations of “Standard Terms” in the Revised Civil Code and their Problems
Keizo Yamamoto

3. A Note on the Provisions on “Standard Terms”
Naoko Kano

4. On the Incorporation of Boilerplate Contract Terms under Article 548-2 and 548-3 of the Revised Civil Code
Masami Okino

5. Regulations of Standard Form Contract and Issues on Contractual Theory
Emiko Maruyama

6. Contrôle des clauses abusives dans les conditions générales qui sont déterminées à l'avance par
  l'une des parties dans les contrats standardisés
Aya Ohsawa

7. Re-publishing My Note on “Standard Contract Legislation in Japan”
Hisakazu Hirose

【Movement of the Legislation】
“Standard Terms” in the Revised Civil Code

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内容説明

第3号は、特集「改正民法における『定型約款』と消費者法」とし、定型約款をめぐる理論的課題を整理・考究する。今後のよりよい解釈・運用と立法的手当のために7名の執筆者(河上正二、山本敬三、鹿野菜穂子、沖野眞已、丸山絵美子、大澤彩、廣瀬久和)による論攷は、今後の議論にとっての最重要な参考文献である。資料編(立法の動向)も充実、消費者契約法改正のための必備資料。

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