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社会変動と人権の現代的保障  新刊

講座 政治・社会の変動と憲法―フランス憲法からの展望 第Ⅱ巻

社会変動と人権の現代的保障

フランス憲法学・政治学を中心に、さまざまな分野から、第一線の研究者が集結。日本の政治変動や社会変動に、貴重な示唆を与える。

著者 辻村 みよ子 編集代表
糠塚 康江
建石 真公子
大津 浩
曽我部 真裕
ジャンル 法律 > 憲法
出版年月日 2017/04/30
ISBN 9784797212426
判型・ページ数 A5変・380ページ
定価 本体7,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『社会変動と人権の現代的保障(講座 政治・社会の変動と憲法――フランス憲法からの展望 第Ⅱ巻)』

  辻村みよ子 編集代表
  糠塚康江・建石真公子・大津 浩・曽我部真裕 編集

【目  次】

『講座 政治・社会の変動と憲法――フランス憲法からの展望』発刊にあたって〔辻村みよ子〕
 
◇第Ⅱ巻 解 題〔糠塚康江〕

◆第1部◆ 社会変動と憲法――人権総論

◆第1章◆人権概念の展開と憲法の保障〔光信一宏〕
 はじめに
 Ⅰ 1789年権利宣言と自然権
 Ⅱ 人権の法律的保障と公的自由
 Ⅲ 人権の憲法的保障と基本権
 おわりに

◆第2章◆フランス民法と基本権保障――契約法を素材として――〔吉田克己〕
 はじめに――課題の限定
 Ⅰ 若干の具体例
 Ⅱ 憲法および条約の私人間効力
 Ⅲ 契約の基本権化と契約法理

◆第3章◆フランスの人権保障の展開における合憲性と条約適合性――憲法院とヨーロッパ人権裁判所における人権の憲法化とヨーロッパ化の螺旋構造における国民主権と人権――〔建石真公子〕
 序
 Ⅰ 憲法と条約の峻別(1975年1月15日判決)以降の人権保障の二重構造とその解消のためのQPC
 Ⅱ 2008年憲法改正による法律施行後の違憲審査(QPC)と「条約適合性審査」
 Ⅲ QPC後の人権保障における合憲性と条約適合性
 Ⅲ 憲法上の人権とヨーロッパ人権条約との相違
    ――私生活の尊重の権利の憲法化とヨーロッパ人権裁判所Mennesson対フランス判決
 おわりに

◆第2部 私生活の権利と平等――人権各論(1)◆

◆第4章◆生命倫理と法――生殖補助医療における、提供者、親および子の意思の尊重の可能性――〔小林真紀〕
 はじめに
 Ⅰ 匿名性の原則の確立
 Ⅱ 匿名性の原則をめぐる議論
 むすびにかえて

◆第5章◆婚姻・家族とフランス憲法〔齊藤笑美子〕
 はじめに
 Ⅰ 婚姻・家族と憲法の接点の歴史
 Ⅱ 現代フランス憲法における婚姻・家族
 Ⅲ 同性カップルに婚姻を開放する法律
 おわりに

◆第6章◆平等理念とパリテの展開――男女「平等」の意味を問う――〔糠塚康江〕
 はじめに
 Ⅰ 「法の前の平等」と平等の展開
 Ⅱ 男女「平等」とパリテの展開
 おわりに

◆第3部 自由権・社会権の展開とフランス社会――人権各論(2)◆

◆第7章◆フランスにおけるヘイトスピーチ規制――宗教冒涜にも触れつつ――〔曽我部真裕〕
 はじめに
 Ⅰ 歴 史
 Ⅱ ヘイトスピーチの刑事規制に関する現行法
 Ⅲ ヘイトスピーチ規制の憲法論
 Ⅳ 宗教批判/宗教集団に対するヘイトスピーチに関する判例
 Ⅴ 宗教的ヘイトスピーチと冒涜罪との間――暫定的なコメント

◆第8章◆経済的社会的権利のフランス的観念〔多田一路〕
 はじめに――フランスにおける経済的社会的権利の位置づけ
 Ⅰ 経済的権利
 Ⅱ 社会的権利
 Ⅲ 経済的社会的権利の捉え方の問題――フランス的捉え方の意義
 おわりに――経済的社会的権利の法的性質と実現方法

◆第9章◆フランスにおける宗教的着衣規制立法に関する覚書〔中島 宏〕
 はじめに
 Ⅰ ブルカ禁止法制定と政権交代
 Ⅱ ヨーロッパ人権裁判所ブルカ禁止法条約適合判決
 Ⅲ Baby Loup事件の発生
 おわりに

◆第4部 法治国家の現代的変容◆

◆第10章◆憲法改正と違憲判決――憲法院の人権保障機関化に関する一考察――〔塚本俊之〕
 はじめに
 Ⅰ 前 提
 Ⅱ 権限の呪縛
 Ⅲ 対抗勢力の形成
 Ⅳ 「結社の自由」判決
 おわりに

◆第11章◆事後的・具体的規範統制と基本権保障〔池田晴奈〕
 はじめに
 Ⅰ 憲法院の創設とその後の違憲審査制の動向
 Ⅱ 事後的・具体的規範統制の概要
 Ⅲ QPC制度と基本権保障
 おわりに――QPC制度と基本権保障のゆくえ

◆第12章◆「分権国家」における「対話型」法治国家の可能性〔大津 浩〕
 はじめに
 Ⅰ 「対話型」の法治国家と立法権分有
 Ⅱ フランス型「単一国家」と公法判例における規範定立権分有化論の特徴と限界
 Ⅲ フランス型規範定立権分有論の可能性と限界
 Ⅳ 「対話型」法治国家の憲法理論を求めて

◆第13章◆フランス第5共和政における憲法改正――最近の改憲論議も含めて――〔井上武史〕
 はじめに
 Ⅰ 第5共和政下の憲法改正状況
 Ⅱ 最近の憲法改正論議について
 おわりに

〈第Ⅱ巻〉主要参考文献〔日本語文献/欧文文献〕

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内容説明

フランス憲法学・政治学を専攻する執筆者を中心に、ドイツ憲法、カナダ憲法、EU法、比較政治学、民法学等の分野から、第一線の研究者が一堂に集った、待望の【講座】(全2巻)。日本の政治変動や社会変動に、貴重な示唆を与える。本第Ⅱ巻では、主に社会変動を対象として、いわゆる人権総論〔人権の概念、民法上の保障、国際法上の保障〕、人権各論〔生命倫理、平等、表現の自由、政教分離〕と法治国家の展望について論じている。

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