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政治変動と立憲主義の展開  新刊

講座 政治・社会の変動と憲法―フランス憲法からの展望 第Ⅰ巻

政治変動と立憲主義の展開

フランス憲法学・政治学を中心に、さまざまな分野から、第一線の研究者が集結。日本の政治変動や社会変動に、貴重な示唆を与える。

著者 辻村 みよ子 編集代表
山元 一
只野 雅人
新井 誠
ジャンル 法律 > 憲法
出版年月日 2017/04/30
ISBN 9784797212419
判型・ページ数 A5変・368ページ
定価 本体7,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

『政治変動と立憲主義の展開(講座 政治・社会の変動と憲法――フランス憲法からの展望 第Ⅰ巻)』

  辻村みよ子 編集代表
  山元一・只野雅人・新井 誠 編集

【目  次】

『講座 政治・社会の変動と憲法――フランス憲法からの展望』発刊にあたって〔辻村みよ子〕

◇第Ⅰ巻 解 題〔山元 一〕

◆第1部 憲法と憲法学◆

◆第1章◆フランス憲法史の現代的意義〔辻村みよ子〕
 はじめに――憲法の歴史性と普遍性
 Ⅰ フランス憲法学の展開
 Ⅱ フランス革命期憲法の「読み直し」――200周年の議論
 Ⅲ フランス憲法史と人権論
 Ⅳ 日本とのかかわり――結びにかえて

◆第2章◆フランス憲法学と「立憲主義」〔山元 一〕
 はじめに
 Ⅰ フランス近代立憲主義の特徴
 Ⅱ フランスにおける立憲主義の現代的展開
 Ⅲ 憲法裁判の活性化と立憲主義
 Ⅳ 立憲主義民主主義をめぐる議論の諸相
 まとめにかえて

◆第2部 憲法と主権◆

◆第3章◆主権論の展望と課題――主権・執政・自由――〔小島慎司〕
 Ⅰ ルソーによる主権とgouvernementの区別とその影響
 Ⅱ 統治性論による解釈とその含意
 結――gouvernementと自由

◆第4章◆ヨーロッパ統合と「国家主権」――その機能的側面について――〔大藤紀子〕
 はじめに
 Ⅰ 機能的な法としてのEU法――相対的な主権
 Ⅱ EU法と加盟国法の関係
 Ⅲ フランス法から見たEU法――主権の絶対性と相対性
 おわりに

◆第3部 比較の中のフランス憲法◆

◆第5章◆フランス第5共和制憲法とヨーロッパ統合――憲法第54,55条の起草過程を中心に――〔伊藤洋一〕
 はじめに
 Ⅰ 政府草案基本構想の成立
 Ⅱ 憲法諮問委員会及び国務院における審議
 おわりに

◆第6章◆ドイツから見たフランス憲法――ひとつの試論――〔林 知更〕
 Ⅰ 独仏関係という主題
 Ⅱ フランスという「特殊」
 Ⅲ 結びにかえて

◆第7章◆カナダから見たフランス憲法――ケベック州という独自の社会――〔松井茂記〕
 はじめに
 Ⅰ カナダ憲法とケベック
 Ⅱ カナダにおけるケベック州の地位
 Ⅲ カナダ憲法とフランス語
 Ⅳ 言語権と教育を受ける権利
 Ⅴ 国家の宗教的中立性とケベック的諸価値
 結びに代えて

◆第4部 フランスの憲法政治◆

◆第8章◆比較憲法と比較政治(史)のはざま――なぜ憲法工学は日仏伊三カ国においてだけ繁茂するのか?――〔中山洋平〕
 Ⅰ 日伊における憲法工学の勝利
 Ⅱ フランスという例外?:統治制度に対する「固着」形成の歴史分析へ
 Ⅲ 中北欧諸国における比例代表制への「固着」の形成
 Ⅳ イギリスにおける小選挙区・二大政党制への「固着」の形成
 Ⅴ 戦間期の民主制の崩壊と「固着」形成:独墺と日伊の分岐点
 Ⅵ 世紀末のフランス:大衆組織化の逸機と議会中心主義
 Ⅶ 戦間期:「国家改革」とやり過ごされた危機
 Ⅷ 第四共和制の実験の破綻と憲法工学の冒険
 おわりに

◆第9章◆第5共和制下の権力分立とフランス政治〔大山礼子〕
 Ⅰ フランスは大統領制なのか?――権力分立の視点から考える
 Ⅱ 第5共和制における権力分立
 Ⅲ ふたたび権力融合へ
 おわりに

◆第10章◆二元的執政府と両院制議会――元老院との関係から見た一考察――〔新井 誠〕
 はじめに
 Ⅰ 二元的執政府と国会両議院の権限関係
 Ⅱ 執政府と元老院――その権力関係
 Ⅲ 検 討
 まとめにかえて――日本における内閣と参議院関係との比較

◆第11章◆代表民主政と選挙制度の展開――統治・代表とその限界――〔只野雅人〕
 はじめに――「民主主義の再構築」と選挙制度
 Ⅰ 統治と選挙制度
 Ⅱ 代表と選挙制度
 む す び

◆第12章◆合理化された議院制の展開〔徳永貴志〕
 はじめに
 Ⅰ 起 源
 Ⅱ 運用の変遷
 Ⅲ 2008年の憲法改正
 Ⅳ 法案審議時間のプログラム化
 まとめにかえて

〈第Ⅰ巻〉主要参考文献〔日本語文献/欧文文献〕

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内容説明

フランス憲法学・政治学を専攻する執筆者を中心に、ドイツ憲法、カナダ憲法、EU法、比較政治学、民法学等の分野から、第一線の研究者が一堂に集った、待望の【講座】(全2巻)。日本の政治変動や社会変動に、貴重な示唆を与える。本第Ⅰ巻では、主に政治変動を対象として,いわゆる憲法総論〔憲法史,主権,比較憲法〕と憲法政治〔比較政治論,権力分立,執政権,選挙制度,議院制〕を扱う。

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