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消費者法研究 第2号

若年成人と消費者保護

消費者法研究 第2号

消費者の属性・能力の検討として、主に「若年成人」に焦点を当て消費者被害防止や救済策について論究

著者 河上 正二 責任編集
熊谷 士郎
松本 恒雄
宮下 修一
坂東 俊矢
内山 敏和
山田 茂樹
加藤 雅信
谷 みどり
ジャンル 法律 > 実務 > 法務/労務
法律 > 民法
法律 > 民法 > 消費者法
シリーズ 法律・政治 > 研究雑誌
出版年月日 2017/02/16
ISBN 9784797266825
判型・ページ数 菊判変・340ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『消費者法研究 第2号』

  河上正二(東京大学大学院法学政治学研究科教授) 責任編集

【目  次】

はしがき

〈特集〉若年成人と消費者保護

【論  説】
1 人問の「能力」と未成年者、若年消費者の支援・保護について〔河上正二〕
 Ⅰ 人の能力
 Ⅱ 消費者としての能力と「脆弱な消費者」  
 Ⅲ 消費者教育による支援
 Ⅳ 成年年齢の引下げと若年成人支援

2 「能力」法理の縮減と再生・契約法理の変容〔熊谷士郎〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 「能力」をめぐる3つのトピック
 Ⅲ 分  析
 Ⅳ おわりに

3 成年年齢引下げと消費者取引における若年成年者の保護〔松本恒雄〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 満18歳で制限行為能力者であることの弊害
 Ⅲ 未成年者取消権の存在意義
 Ⅳ 高年齢者保護の議論
 Ⅴ 若年者のための特別の保護策と消費者一般の保護策
 Ⅵ むすび―不招請勧誘による契約に限定した取消権の提案 

4 若年者の契約締結における適合性の配慮について〔宮下修一〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 成年年齢引下げと若年者「不都合」な契約締結
 Ⅲ 適合性原則と消費者取引
 Ⅳ 若年者の消費者取引における適合性の配慮と具体的な対応

5 消費者被害救済法理としての未成年者取消権の法的論点〔坂東俊矢〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 未成年者にかかる民法の規定の意義と課題
 Ⅲ 未成年者による消費者生活相談の現状とその法的課題―オンラインゲームをめぐる未成年者トラブル
 Ⅳ まとめにかえて―立法論的提案も含めて

6 我が国の威圧型不当勧誘論に関する解釈論的考察〔内山敏和〕
 Ⅰ 検討課題の設定
 Ⅱ 学説における威圧型不当勧誘
 Ⅲ 考  察
 Ⅳ まとめ

7 スマホゲームに関する未成年者のトラブルの現状と課題―いわゆる電子くじ(ガチヤ)を中心として〔山田茂樹〕
 Ⅰ 総  説
 Ⅱ 各  論

〈参  考〉
未成年者保護規定の改正をめぐる動向―より充実した消費者保護のために〔加藤雅信〕

【海外事情】 
「弱い消費者」に関する海外の認識と対応〔谷みどり〕
 概  説
 資料〔海外事情〕

【立法の動向】
民法の成年年齢引下げについて(2017年1月17日現在)
 【解説】成年年齢引下げと消費者保護〔河上正二〕

    *   *   *
 1 民法の成年年齢引下げについての最終報告書(平成21年7月29日 法制審議会民法成年年齢部第15回会議)
 2 「民法の成年年齢引下げの施行方法に関する意見募集」に対して寄せられた意見の概要
  (平成28年11月 法務省民事局)
 3 成年年齢に関する提言(平成27年9月17日 自由民主党政務調査会)
 4 民法の成年年齢の引下げに関する意見書(2016〔平成28〕年2月18日 日本弁護士連合会)
 5 成年年齢引下げ対応検討ワーキング・グループ報告書(平成2901年月10日 内閣府消費者委員会)
 6 成年年齢引下げ対応検討ワーキング・グループ報告書の概要(平成29年1月 消費者委員会事務局)

---------------------------------------------------------------------------
[Review of Consumer Law -Revue de droit de la consommation -Zeitschrift für Verbraucherrecht]

Edited by Shoji KAWAKAMI


No.2 January 2017

【Articles】
1. On the Men's “Capacity”and Support or Protection of Minor and Young Adult Consumer 〔Shoji KAWAKAMI〕

2. Decline and Revival of“Legal Capacity”Theory, Changes in Contract Law Theory 〔Shiro KUMAGAI〕

3. How to Protect Young Adult Consumers When the Age of Maturity is Lowered from 20 to 18 〔Tsuneo MATSUMOTO〕

4. About Consideration of Suitability on Conclusion of Contract by Young People on the Occasion of Lowering the Legal Age of Adulthood 〔Shuichi MIYASHITA〕

5. Current Situation and Problems of the Right to Rescind for Minors' Contract as Consumer Redress 〔Toshiya BANDO〕

6. Eine Dogmatische Betrachtung über undue influence in Japanische Recht 〔Toshikazu UCHIYAMA〕

7. Current Issues Relating to the Use of Smartphone Games by Minors : Focusing on Detriment Associated With Use of the So-called Electronic Lottery‘Gatcha’〔Shigeki YAMADA〕

〈Contribution〉Raw Retorm about Minoe's Protekution Rules 〔Masanobu KATO〕

【Foreign Affairs】
Overseas Recognition and Measures on “Vulnerable Consumers”〔Midori TANI〕

【Movement of the Legislation】
About the Consumer Protection and the Lowering the Legal Age of Adulthood

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内容説明

★今、社会に必要とされる理論と実務の最先端テーマ★

〈特集〉若年成人と消費者保護・・・スマホ(ゲーム)等からの消費者保護という、差し迫った重要問題に広く深い視座から、第一線の執筆陣が検討! !

第2号は、消費者の属性・能力の検討として、主に「若年成人」に焦点を当て消費者被害防止や救済策について論究。【論説】は河上、熊谷(「能力」に関する3つのトピック)、松本(若年成年者の保護)、宮下(契約の適合性)、坂東(未成年者取消権)、内山(威圧型不当勧誘)、山田(スマホゲームのトラブル)、【海外事情】谷みどり。【立法の動向】も含め最新のテーマに迫る充実の340頁。

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