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民主主義と政治的無知─小さな政府の方が賢い理由

民主主義と政治的無知─小さな政府の方が賢い理由

遍在する“政治的無知"とのつきあい方とは ― 熟議は民主主義を救えるか?

著者 イリヤ・ソミン
森村 進
ジャンル 法律 > 法哲学
政治・経済 > 政治学
出版年月日 2016/02/29
ISBN 9784797227581
判型・ページ数 A5変・288ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

 『民主主義と政治的無知』

  イリヤ・ソミン 著/森村 進(一橋大学法学研究科教授) 訳

【目  次】

日本語版への序文

謝 辞


◆序 論
  政治的無知はなぜ重大なのか
  政治的知識を定義する
  本書の見取り図

◆第1章 政治的無知の程度
  無知の遍在
  政治的無知の最近の証拠
  含 意

◆第2章 有権者は十分知っているか?
  知識のレベルは民主政理論の要求を満たすか?
  有権者は知りすぎているということがありうるか?
  知識マークに達しない

◆第3章 政治的無知の合理性
  政治的無知が合理的であるのはなぜか
  非論理的情報利用の合理性
  合理的無知と政治的関心の役割
  無知,不合理性,だまされやすさ
  頭はよいが無知な公衆

◆第4章 ショートカットの欠点
  日常生活から得る情報
  政 党
  オピニオン・リーダーからの合図
  回顧的投票
  争点の公衆
  「オンライン」情報処理
  「集計の奇跡」
  ショートカットでは不足だ

◆第5章 足による投票 対 投票箱による投票
  足による投票の情報上の利点
  逆境における足による投票の力――ジム・クロウ時代の南部におけるアフリカ系アメリカ人
  民間セクターにおける足による投票
  足による投票と,民間で計画されたコミュニティ
  政治的無知と政府の規模
  足による投票が持ちうるいくつかの欠点
  憲法の設計にとっての含意
  足による投票を支持する論拠

◆第6章 政治的無知と司法審査
  広範な無知の存在が反多数決主義の難問にとって持つ含意
  政治的無知と代表の補強
  代表補強論へのいくつかの警告
  足による投票と連邦制問題の司法審査
  結 論

◆第7章 有権者の知識を向上させられるか?
  教育を通じた政治的知識の向上
  熟議の日の提案
  選挙権の制限
  専門家に権力を委ねる
  メディア改革
  有権者の学習に対して金を払う
  政治的知識の向上のための限られた展望

◆結 論
  公共政策への含意
  民主的参加の諸理論への含意
  民主政の未来

補 遺


訳者あとがき
索 引

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内容説明

アメリカの気鋭の学者ソミン(Ilya Somin、1973- )が、遍在する“政治的無知"とのつきあい方を説く。本書ではまず、政治的無知がいかに遍在しているか、その程度がいかに甚だしいかを、種々のデータを引きながら精緻に論証する。その上で、(1)小さな政府・分権化、(2)投票箱による投票でなく足による投票、(3)司法審査の有用性、によって政治的無知の影響をかなりの程度避けることが可能になると説く。

 

【著者】イリヤ・ソミン -Ilya Somin, 1973- , Professor, George Mason University School of Law

【訳者】森村 進 - Susumu Morimura, 1955- , Professor, Hitotsubashi University, Graduate School of Law

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