迫りつつある債権法改正

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民法債権法改正緊急提言

著者 加藤 雅信
ジャンル 法律  > 民法
出版年月日 2015/10/09
ISBN 9784797270525
判型・ページ数 A5変・728ページ
定価 10,780円(税込)
在庫 在庫あり

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民法債権法改正が迫りつつある中、紆余曲折をへた改正経緯とその内容の適否を総合的に検討する。120年ぶりの民法改正が日本社会にもたらすプラスとマイナスを、いま緊急提言する。審議の素材として、また債権法改正の過程を遺す貴重な資料集でもある。

  『迫りつつある債権法改正』

  加藤雅信 著

【目  次】

 ■序・迫りつつある債権法改正――その総合的検討――

◆第一部 債権法改正法案の国会上程へ◆
 前 文 幻の書簡
 ■第一章 はじめに――要綱仮案から債権法改正法案の国会提出へ
 ■第二章 債権法改正法案の性格
   第一節 問題提起――「消費者保護」と、「ビジネス保護」
   第二節 「約款」規定の社会的問題
   第三節 「保証」法改正による社会的混乱
   第四節 結  語

◆第二部 照射された債権法改正の諸問題◆
 ■第三章 規制改革会議にて
 ■第四章 立法モラルからみた債権法改正
 ■第五章 「我は法の上に在り」――適法性の観点からみた債権法改正
 ■第六章 自由市場(「合意による契約」)を破壊する債権法改正

◆第三部 債権法改正法案の総合的検討◆
 ■第七章 債権法改正法案がもたらす法曹実務と社会の混乱
   第一節 序  論
   第二節 債務不履行の無過失責任化――異説の立法による実現か、混乱惹起の改正か
   第三節 執拗にはかられる「合意の弱体化」
   第四節 「無効」の規定と「給付利得」の分断――新奇な学説による立法
   第五節 時効法の改正提案――時効法の分断と、民法の一般法的性格の放棄
 ■第八章 債権法改正法案・民法総則編の検討
 ■第九章 物権編・不改正の正当性
 ■第一〇章 債権法改正法案・債権編の検討
 ■第一一章 『債権法改正の基本方針』から『債権法改正法案』へ――変遷の経緯と、現在の課題
 ■第一二章 債権法改正法案の最終評価

◆第四部 他の民法改正案との比較対照表◆
 ■第一三章 国民有志案・現行民法・要綱・改正法案
   第一節 はじめに
   第二節 総則編・改正条文案比較対照表
   第三節 物権編・改正条文案比較対照表
   第四節 債権編・改正条文案比較対照表

・索引(巻末)

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