大規模施設設置手続の法構造─ドイツ行政手続論の現代的課題
ドイツの大規模施設設置手続のその複合的な行政過程全体の構造を解明。わが国年来の懸案であった行政手続法の制定は、画期的な出来事であった。これによって不利益処分の相手方や許認可などの申請者に対する手続的保護は、大きく進展しわが国も近代的な行政手続法をもつことになった。しかし、公共施設の設置手続や土地利用の策定手続といった現代的な行政手続は立法から除外され、今後の検討課題として残されている。本書はこの分野での検討のために参考となる。
序章 施設設置手続の基本設計
第1章 施設設置手続における公正手続原則
第2章 参加手続とその効力
第3章 施設設置手続の多層化
第4章 手続参加権と裁判
終章 施設設置手続の課題
第1章 施設設置手続における公正手続原則
第2章 参加手続とその効力
第3章 施設設置手続の多層化
第4章 手続参加権と裁判
終章 施設設置手続の課題
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