『雇用関係法U 労働法研究(中)〔秋田成就著作集2〕』 学術選書88

  秋田成就 (法政大学名誉教授) 

【目  次】 (上)より続く

 第四部 人事・懲戒処分・解雇
  〈解 題〉……土田道夫

1 人事権の法的構成 ――特に配転命令に関連して――
 一 はじめに
 二 人事権の意味と内容
 三 人事権(配転)の法的効果と根拠
 四 人事権の限界
 五 若干の立法例

2 解雇の自由と解雇権の濫用
 一 問題の所在
 二 学説の概観
 三 判例の概観
 四 ま と め

3 企業間人事移動に伴う法的問題
 一 企業間人事移動とその制度的背景
 二 出向・転籍の意味ないし定義について
 三 企業間にわたる人事措置の規範的根拠と法的紛争の諸形態
 四 出向の法的関係 ――特に労働契約に関連して
 五 転籍の法的構成と問題点

4 就業規則の運用をめぐる問題
 一 労働条件
 二 解雇事由
 三 服務規律と懲戒

5 業務外の非行と懲戒処分
 一 問題の性質
 二 業務外非行の意味と懲戒処分の根拠
 三 業務外非行に対する懲戒処分と判例の視点
 四 ま と め

〔判例研究〕
1 求人票の記載と労働条件 ――八洲測量事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 評  釈

2 採用内定取消 ――電電公社近畿電通局事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 評  釈

3 採用内定取消 ――東京都建設局事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 評  釈

4 子会社への転属命令 ――日立精機事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 研  究

5 出向先からの復帰 ――古河電気工業事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 評  釈

6 企業外非行と懲戒解雇 ――日本鋼管事件
 一 争  点
 二 判  旨
 三 評  釈

7 経歴詐称と譴責処分 ――立川バス事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 評  釈

8 定期健診拒否と減給処分 ――愛知県教育委員会事件
 一 事実の概要
 二 判決要旨
 三 解  説

 第五部 雇用平等へのアプローチ
  〈解 題〉……土田道夫

1 思想・信条による差別
 一 はじめに
 二 レッドパージ事件の諸相
 三 三菱樹脂事件の意味するもの
 四 採用の自由 ――慶応大学附属病院事件に関連して
 五 企業内政治活動の一般的制限と思想・信条
 六 傾向経営と特定信条の関係
 七 企業における思想・信条と終身雇用制の問題
 八 結  び

2 女子労働者の差別的取扱い
 一 序  論
 二 賃金差別と労基法四条
 三 雇用条件における男女の差別的取扱い
 四 結  語

〔判例研究〕
1 思想・信条を理由とする解雇 ――日中旅行社事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 評  釈

2 思想・信条を理由とする本採用拒否 ――三菱樹脂事件
 一 判決の波紋
 二 事件・訴訟の推移
 三 大法廷判決の要旨と検討
 四 判決のロジックと今後の成行き

3 労働協約に定める女子三〇歳定年制の効力 ――東急機関工業事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 研  究

4 思想、信条による差別的取扱いと損害賠償 ――東京電力(群馬支店)事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 研  究

 第六部 定年退職後の高齢者の就労政策
  〈解 題〉……土田道夫

1 高齢者の就業制度としての高齢者事業団制度
 はじめに
 一 高齢者事業団制度の基本的発想
 二 高齢者事業団制度の成立と展開
 三 高齢者事業団制度の下における就業関係の法的問題
 四 課題と展望

2 シルバー人材センター制度の法的問題
 一 シルバー人材センターの組織と事業活動の現況
 二 シルバー人材センター制度の法的仕組み
 三 年法施行後のシルバー人材センター制度の改正
 四 シルバー人材センターにおける会員の就労の法的関係
 五 会員の就労をめぐる法的係争事件と裁定・判例
 六 シルバー人材センターの労働者派遣事業について
 七 会員の派遣業務就労の問題点
 八 シルバー人材センター制度に対する公的支援の「見直し」問題
 む す び

〔判例研究〕
1 被災会員に対する労災保険法の適用 ――T市シルバー人材センター事件
 一 シルバー人材センター会員の就労の法的関係
 二 法的関係と紛争の発生
 三 T市シルバー人材センター事件
 四 解  説

2 会員の被災事故とセンターの使用者責任 ――大阪市シルバー人材センター事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 研  究

3 会員の就業先企業における被災とセンターの損害賠償責任 ――綾瀬市シルバー人材センター事件
 一 事  実
 二 判  旨
 三 研  究