EU拡大のフロンティア 八谷まち子編 間寧・森井裕一著
ISBN978-4-7972-5450-1
【 目 次 】
序 章 拡大するEUのフロンティアとしてのトルコ/八谷まち子
はじめに EU拡大という主題 3
T EU拡大研究とトルコ 4
1 「拡大」研究の進展(5)
2 トルコへの拡大?(6)
U 問題関心と本書の構成 9
1 問 題 関 心(9)
2 本書の構成(11)
第1章 加盟候補国への決定過程 ―1997年ルクセンブルグ〜1999年ヘルシンキ/八谷まち子
はじめに 15
T 1998年―停滞と抵抗 17
1 EUの停滞(17)
2 トルコの抵抗(24)
U 1999年―展開と不信 28
1 EUの政治的変化と展開(28)
2 トルコの軟化と不信(32)
V ヘルシンキ欧州理事会 35
1 障 害(35)
2 合 意(39)
おわりに 42
第2章 加盟交渉のダイナミズム―アクター、争点、支持/八谷まち子
はじめに 45
T アクター 48
1 EU加盟国(50)
2 EU諸機関(53)
3 アメリカ合衆国(55)
U 争点とその意味 58
1 コペンハーゲン基準(58)
2 キプロス問題(61)
3 文化と国家(63)
V EU域内世論の動向 65
1 EU市民とトルコ(66)
2 フランスの国内世論(68)
おわりに 73
第3章 ドイツにおける外国人問題とトルコ/森井裕一
はじめに 77
T 戦後ドイツとトルコ 78
1 亡命知識人とトルコ (78)
2 西独アデナウアー政権とトルコ(80)
U 経済とガストアルバイター 82
V 社会変容と国籍法の改正 85
1 「キューン覚書」(86)
2 1980年代の外国人政策(87)
3 難民庇護申請者の急増(90)
4 基本法改正(93)
5 国籍法改正と二重国籍(97)
W 移住法とドイツの転換 101
X ドイツ社会とトルコ系住民の現在 106
おわりに 110
第4章 ドイツとEUの拡大―トルコ加盟問題を中心に/森井裕一
はじめに 113
T EU拡大とドイツ 113
1 拡大とドイツの基本姿勢(114)
2 EECとトルコ(116)
3 ハーグ首脳会議と拡大(118)
U 冷戦後のEU拡大とドイツ 119
1 コール政権下の議論(120)
2 シュレーダー政権の経済雇用政策と労働力の移動問題(121)
3 1999年前半のEU議長国としてのドイツ(123)
4 民主主義と地域的安定をめぐる議論(125)
V トルコ加盟をめぐる国内論争 128
1 主要政党の姿勢(128)
2 2005年連邦議会選挙(132)
W メルケル政権とドイツ・トルコ関係 136
1 大連立政権と政権合意(136)
2 エルンスト・ロイター・イニシアティブ(138)
おわりに 141
第5章 加盟交渉過程のトルコ政治への影響 /間 寧
はじめに 145
T 民主化の政治力学 146
1 内生的民主化から外圧による民主化へ(147)
2 加盟候補国としての改革(148)
3 改革要求・実施の政治的文脈(151)
U 改革の内容 154
1 集団行動の自由化(154)
2 個人・少数派の権利の拡大(161)
3 軍部の影響力の縮小(164)
V 改革の効果と限界 166
1 政党と市民社会組織の活動自由化(167)
2 言論の自由化とその限界(168)
3 文民統制と軍部の発言(170)
おわりに 171
第6章 加盟交渉過程の対EU関係・世論への反映/間 寧
はじめに 173
T キプロス問題での対立 173
1 キプロス問題とは(174)
2 EUの要求と北キプロスの統合世論(176)
3 制裁継続、要求拡大、加盟交渉凍結(179)
U 加盟をめぐる世論と社会勢力 180
1 加盟世論の変遷(181)
2 加盟世論を規定する要因(182)
3 加盟見込みを規定する要因(186)
4 加盟議論と社会勢力(188)
おわりに 190
【参考文献】(192)